「アリスさんちの囲炉裏端」馬場ふみか、佐藤瑠雅らがロケ地の京都・綾部で感謝伝える2024/12/17 21:30
BS-TBSほかにて、馬場ふみかが主演を務めるドラマ「アリスさんちの囲炉裏端」（火曜午後9：00ほか）が1月7日より放送スタート。それに先駆け、京都・綾部市で完成披露試写会が開催され、主演の馬場、佐藤瑠雅、てつじ（シャンプーハット）が登壇した。
2020年11月号から23年4月号まで「ウルトラジャンプ」（集英社）で連載され、単行本として全4巻刊行された「アリスさんちの囲炉裏端」（集英社 ヤングジャンプ コミックス・ウルトラ刊）が実写化。囲炉裏（いろり）がつなぐピュアな年の差恋愛、癒やしとおいしさがたっぷり詰まったグルメドラマとなっている。
まず、“年上お姉さん”を演じた水瀬アリス役の馬場は、「今まで年上お姉さんということが撮影現場でもあまりなく、今回の現場では年下の俳優さんたちとご一緒したので新鮮でしたし、1カ月間、いろりのあるお家でゆったりとした時間を過ごしながら演じたアリスさんは楽しかったです」と懐かしむ。
アリスの幼なじみ・森山晴海役の佐藤は、劇中で着用している制服を着て登壇。「今23歳なんですが、高校生を演じるにあたってプレッシャーもありました。エキストラとして参加していただいた、実際の高校生と並ぶのは正直きつかったです」と、当時の正直な気持ちを吐露した。
一方、ドラマオリジナルキャラクター・林田哲次役で登場するてつじは綾部市地域交流大使としても活動。「ロケ地どこなんやろうな、と興味を持っていただいて観光人口も増やしていけたらいいなと思っています」と語りつつ、「監督と役作りについても話し合いました。僕が出演する最初のシーンはアリスがどういう状況で田舎に帰ってきたか、を伝える大切なやりとり、つまり核の部分なんです！」と自身の出演シーンをアピール。「この部分で第2、3話も見たくなったでしょ!?」と観客に問いかけ、会場は温かな空気に包まれた。
撮影のため約1カ間、綾部市に滞在した馬場は「今回撮影で初めて来たのですが、この自然の美しさがしっかり全国の皆さんにも映像を通して届くと思いますし、撮影中には差し入れをたくさん、おいしいものも食べさせていただいて、綾部の皆さんに支えられて無事撮影することができました」と。続けて、佐藤も「温かい方ばかりでした。撮影が終わった後、遅い時間にご飯屋さんに行ったのですが、店員さんが温かく迎えてくれて、とてもありがたかったです」とそれぞれ感謝を述べた。
さらに、てつじは綾部市で撮影をするということで、「知っている飲食店の方々にお声掛けをさせていただいて、差し入れの提供のお願いをしたりすることで、綾部全体でドラマを撮っている感じにできたらいいなと思っていました。そして、主役の俳優さんがよくやる“キッチンカーを呼んで現場に振る舞う”というのを脇役ですがやらせていただきました！」と、ジビエカレーを振る舞ったことを告白。
続けて、「こういうところから、綾部の方々にも『アリスさんちの囲炉裏端』という面白いドラマを撮っているよ、といういいうわさが流れたらいいなと思っていた」と話し、「快く引き受けてくださる方が多く、これから“田舎でドラマを撮るなら綾部”となるのでは」と期待感を膨らませた。
そんなドラマ撮影時を振り返り、馬場は「1話でいろりに火をつけるところから全部実際にやっていて、まきを割ったりもしました。まき割りもそうですが、綾部の方にご指導いただいて、火起こしをしたり、お料理したり。セリフを話しながら手を動かすシーンが多かったので、かなり苦労しました」と裏話を。
一方、佐藤は「都内では見かけない動物が…歩いているんですよ…鹿が…」と会場の笑いを誘い、「撮影中に山奥から悲鳴が聞こえてきて、『これ何の声ですか？』と聞いたら、鹿の鳴き声と教えていただいて…。びっくりしました！」と鹿の鳴きまねも披露した。
最後に、馬場は「自然や食、そしてそこに関わる人間模様などもしっかり描かれているドラマになっているので、皆さまぜひ楽しんでください。ありがとうございました」とあいさつ。キャスト陣は会場の大きな拍手のなか退場し、イベントは大盛況の中で幕を閉じた。
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