「全領域異常解決室」オールアップ。藤原竜也、広瀬アリスらが完走した3カ月半を振り返る!2024/12/18 07:00
フジテレビ系では本日12月18日に、藤原竜也主演・水10ドラマ「全領域異常解決室」(水曜午後10:00)の最終話を放送。このたび、藤原をはじめとするレギュラーメンバーがクランクアップを迎え、コメントが到着した。
完全オリジナルとなる本作は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称:全決=ゼンケツ)という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリードラマ。超常現象のスペシャリスト・興玉雅(藤原)と、「全決」に出向してきた警察官・雨野小夢(広瀬アリス)が、さまざまな“異常事件”に挑んでいく姿を描いてきたが、後半からは、この世界に存在する、八百万(やおよろず)の神々について明らかになり、八百万の神vs.謎の神・ヒルコとの全面戦争が描かれている。
興玉や雨野、「全決」の局長・宇喜之民生(小日向文世)、「全決」の仲間である豊玉妃花(福本莉子)、芹田雅彦(迫田孝也)たちの固い絆とそれぞれの活躍ぶりにも拍車がかかり、物語はますますアツい展開となっている。このたび、最終話を目前に、「全決」メンバーの藤原、広瀬、福本、迫田、小日向が完走し、それぞれの思いが詰まったメッセージと、笑顔いっぱいのクランクアップ写真が公開された。小日向、福本、迫田ら全決メンバーは最終話の重要なシーンを撮り終えると、全員一緒にクランクアップを迎えた。
最初に小日向が、「オリジナル作品ということで、(脚本の)黒岩(勉)さんとプロデューサー陣によって素晴らしい本にしていただき、そこに参加できたことは本当に光栄に思っております」と言葉を紡ぎ、「監督やスタッフの皆さん、本当にステキな映像を作っていただいて…。こんなぶっ飛んだ作品を、説得力のある絵にしていただいて、本当にありがとうございました」と感謝の意を表した。また、「僕は『お芝居はちょっと恥ずかしいな』という気持ちがいつもどこかにあるんですよね。それを隠しながら演じているのですが、特に今日、指をかむところは本当に恥ずかしかったです…(笑)」と本音を吐露すると、キャスト・スタッフから笑いが起きた。そして、「出来上がりを楽しみにしております! 本当に皆さんありがとうございました。お疲れさまでした!」と少し顔を赤らめながらも笑顔でメッセージを寄せた。
続けて福本は、「皆さん、ありがとうございました! 豊玉妃花は演じていてとても楽しくて、今までにやったことのないヘアメークや言動なども楽しかったです」と自身の役について思いを明かす。「何よりも皆さんが毎日温かく迎えてくださって、毎日現場に来るのが本当に楽しくて、終わってしまうのが寂しいです。ぜひ、続編を作ってください。ありがとうございました!」と続編への期待を込めながら、満面の笑みで感謝の言葉を述べた。
そして迫田が、「皆さま、長い間お疲れさまでした。お世話になりました」とコメントし、「これだけ良い人を演じたのは、ちょっと久しぶりで…。勝手に途中で闇落ちしようかなと考えていたのですけど(笑)。監督含めスタッフの皆さん、共演者の皆さんが、『芹ちゃんはそんな人じゃないよ』と教えてくださったので、最後まで走り抜けることができました。ありがとうございました!」と、撮影中のエピソードを明かした。
全決のセットで、藤原や小日向、福本、迫田らおなじみのメンバーとのシーンを最後に、一足先にクランクアップを迎えた広瀬。スタッフから「以上のカットをもちまして、雨野小夢役、広瀬アリスさんオールアップになります!」と声が掛かると、キャスト・スタッフから大きな拍手が送られた。そばにいた藤原から花束が贈られると、笑顔で受け取り、藤原をはじめ、一同に向かって深々と何度も頭を下げた広瀬は、「皆さま、お疲れさまでした。毎日現場に来るのがとても楽しみで仕方のない1クールでした。大先輩の皆さんのカッコいい背中を見て、そして年下の俳優さんたちの真っすぐさにも刺激を受けて、とにかく学ぶことが多い3カ月間でした」と改めて撮影を振り返った。
そして、「私的には、まだまだ続きがあってもいいんじゃないのかな~? と勝手に思っています(笑)。またここで皆さんと集まって『全領域異常解決室』やりたいな、と思います!」と広瀬も続編への願望を伝えた。また、「残り数日間、皆さん頑張ってください。けがなく、健康に! 最後まで駆け抜けてください。お疲れさまでした!!」と最後は元気なあいさつで締めくくると、劇中の神々の世界では広瀬と夫婦関係にあった迫田が開口一番に「かわいい、かわいいよ!」と愛のエール(?)を送り、セット内は温かい笑いで包まれた。
本作の最後のカットは、主演・藤原のあるシーン。最後まで走りきった藤原を見届けるためにこの日に撮影をしていた、全決メンバーたちも最後のシーンを見届け、さらに一足先にクランクアップを迎えていた広瀬も駆け付け、藤原に花束を手渡す。広瀬のサプライズ登場に驚く藤原は「え~~~! ビックリした…」と驚きを隠せない。少し涙ぐみながらもうれしそうな表情を浮かべ、まずはバディとして共に走りきった広瀬に「ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。そして、「皆さん、本当にお疲れさまでした。(広瀬の登場に)すごいサプライズですね! テレビドラマに出ているって感じがします(笑)」と胸中を明かすと、周囲からは笑いが起こる。
藤原は「この画期的な作品は、黒岩先生の脚本を読むたびに、(膨大なセリフの量に)日々憂うつになってきまして、違う意味で目を細めてあまり読まないようにしていました(笑)。それぐらい大変でした。あんなに撮影をしたのに、記憶がないんですよね」と苦労を語る場面も。また、「黒岩先生の書いた作品を監督、プロデューサー含め、優秀なスタッフみんなでわれわれ、完走したじゃありませんか!!」と手にしていた花束を掲げ、はじける笑顔と共にスタッフたちへ問いかけると、現場からは大きな拍手と歓声が上がる。最後は、「素晴らしい良い役者陣と共に歩んできた約3カ月。大変でしたが、自分の人生において、素晴らしい作品の一つになったんじゃないかな、と思います。お疲れさまでした!」と共演者にも深々と頭を下げた。
このたび、重要シーンを捉えた場面写真が先行公開された。1枚目は、興玉が、野間口徹が演じる寿正たちと激しい戦闘の末、捕らわれた後の姿。興玉が連れて行かれた場所には衝撃的な光景が待ち受けているが、興玉が見つめる先には一体何が…?
2枚目に公開された写真は、雨野が何者かに捕らわれ、眠っている姿。雨野は誰に捕らわれているのか? そして、興玉たちは雨野を救い出し、神様としての記憶を取り戻すことができるのか? 全ての真相が今夜明らかになる。感涙必至! 互いが互いを思いやってきた興玉と小夢の悠久の時を超えた、深い絆にも注目だ。
最終話。謎の神・ヒルコによる「選別」が始まった。寿正(野間口)が開発したSNSを見続けた人間は、次々と命を絶つ。街中で自殺者が続出し、東京は一夜にして大混乱に陥る。政府は「全決」がヒルコと深い関係にあると断定。直毘吉道(柿澤勇人)は、「全決に強制捜査が入った」と語る。荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)や北野天馬(小宮璃央)ら警察は集団自殺の捜査に当たるが、あまりの事態に途方に暮れる。その中に、二宮のの子(成海璃子)の姿はなく…。一方、興玉、芹田、豊玉の3人は激しい戦闘の末、寿に捕らえられていた。寿は、「私はヒルコさまに最初に選ばれた人間です」とヒルコと出会った経緯について話し始めるが…。記憶を消された雨野は再び神として戻れるのか? 「全領域異常解決室」が率いる八百万の神vs.謎の神・ヒルコの最終決戦が幕を開ける。
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