大沢たかお主演「沈黙の艦隊 北極海大海戦」新ビジュアル&メーキング映像が解禁2024/12/14 12:00
大ヒット実写シリーズの続編映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」が2025年9月26日に公開されることが発表。シーズン1と同じ製作陣が集結し、原作漫画随一のバトルシーンを描いたファン待望の第2章となる。
シリーズの始まりは23年。「モーニング」(講談社)で1988~96年に連載された、累計発行部数3200万部(紙・電子)を突破する、かわぐちかいじ氏の大ヒットコミック「沈黙の艦隊」を、大沢たかおを主演&プロデューサーに迎えてAmazon MGMスタジオが実写映画化。24年にはドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」(Prime Video)が配信され、日本のAmazonオリジナル作品で歴代1位の国内視聴数を記録している(24年12月時点。Prime Videoで配信されているAmazonオリジナル作品の配信後の国内視聴数対象)。
その壮大なテーマ性とスケール感から実写化不可能と謳われていた原作を、「キングダム」や「ゴールデンカムイ」などヒットシリーズを数多く手掛ける制作プロダクション・クレデウスが制作、「ハケンアニメ!」(22年)で日本アカデミー賞・優秀監督賞をはじめ数々の映画賞受賞を果たした吉野耕平氏が監督を務め、見事に映像化。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させ、臨場感あふれる映像体験を実現した。
「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯(しんし)な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品として大きな話題となった「沈黙の艦隊」。同作では、日米政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪って反乱逃亡した海江田四郎(大沢たかお)が、独立国「やまと」を世界に宣言し、アメリカは「やまと」を核テロリストと判断し撃沈を図った。「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」で海江田は、天才的な操舵でいくつもの海戦を潜り抜け、海上自衛隊をも巻き込んだ東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒し、国連総会へ出席すべくニューヨークへ針路をとった。
そして待望の第2章で描かれるのは、原作漫画随一のバトルシーン“北極海大海戦”と、連載当時にテレビ特番が組まれるほどの社会現象となった“やまと選挙”。冷たい北の海で繰り広げられる緊迫の魚雷戦、砕ける流氷を回避しながら最新鋭潜水艦同士が激しくぶつかり合う、シリーズ随一の見どころが詰まった一作になりそうだ。
また、劇場公開決定に合わせて、作品のスケールの大きさを予感させる、新ビジュアルとメーキングプロモーションビデオも解禁された。オーロラが空に浮かぶ氷山の狭間から、深海へと飛び込んでいく「やまと」の姿が映し出されたビジュアルは、これから起こる壮絶な戦いを予感させる。
メーキングでは、流氷が浮かぶ北の海で泳ぐクジラ、原作者のかわぐち氏も「存在感がまさに海江田そのもの」と絶賛するほど圧倒的である大沢の姿、吉野監督と大沢が意見を交わし合い撮影に臨む場面が収められており、本作に懸ける現場の熱い思いが感じられる貴重な映像となっている。
主演&プロデューサーを兼任する大沢は、続編について「前作にて東京湾を脱出した『やまと』は、この物語最大にして最も厳しい米軍との戦いへと突入します。政治ブロックでは、今の日本と重なるような竹上総理による解散総選挙、さらに『やまと』の運命を大きく左右する新たなキャラクターの登場。前作を超える迫力とスリル、そしてドキドキワクワクがこれでもかと詰め込まれた作品になっております」と続編の見どころを紹介。併せて「『やまと』、米軍、政治家、報道陣――それぞれの人物の感情の交錯や葛藤もぜひ注目していただきたいと思います。皆さんの想像をはるかに超える世界をお届けできると確信しております。映画館でこの作品を体感していただける日を、心より楽しみにしております」と手応えをにじませている。
【製作陣コメント】
ジェームズ・ファレル(Amazon MGMスタジオ インターナショナル・オリジナル責任者)
「『沈黙の艦隊』の劇場版続編の制作を発表できることを大変うれしく思います。これは第1作の映画とAmazon Originalシリーズの大きな成功を受けてのものです。『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、観客の皆さまにさらに緊迫感あふれる、心をつかむような体験をお届けすることをお約束します。このプロジェクトは、日本、そして世界中の視聴者の皆さまの心に響く、高品質でローカルに根ざしたコンテンツを制作するという私たちのコミットメントを示すものです。才能あふれるキャストとクルーの皆さまとこの旅を続け、潜水艦が誘う壮大な物語を再び大スクリーンでお届けできることを心から楽しみにしています」
吉野耕平(監督)
「かわぐちかいじ先生の『沈黙の艦隊』の世界の実写化に、再び参加することができ光栄です。北極海の大氷原下で最強の敵に挑む海江田と『やまと』のクルーたち。そして未曾有の選択に揺れる日本。シリーズ屈指のドラマチックな物語と、登場人物たちそれぞれの思いを余すことなく劇場の大スクリーンにお届けできるよう、作り手の1人として全力で戦い抜きたいと思います」
松橋真三(クレデウス 代表取締役/プロデューサー)
「今夏『キングダム』で劇場を大いに沸かせ、感動の嵐を巻き起こした大将軍・大沢たかおさんが、『沈黙の艦隊』最新作で海江田四郎として帰還します。『沈黙の艦隊 シーズン1~東京湾大海戦~』は、おかげさまで絶賛の声を多くいただき、配信直後に続編のグリーンライトを獲得して、すぐに脚本に取り掛かりました。皆さまからの大反響に応えるべく、次作はさらなるスケールアップを狙いたい。かわぐち先生にもそうご相談して、映画『北極海大海戦』として制作いたしました。北極海を舞台にした日米の潜水艦バトル、そしてその先にある感動のストーリーを、ぜひ劇場の大スクリーンでご堪能ください。見たことのない迫力の映像体験ができることをお約束します」
【作品情報】
「沈黙の艦隊 北極海大海戦」
2025年9月26日 全国劇場公開
主演/大沢たかお
原作/かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」(講談社「モーニング」)
監督/吉野耕平
脚本/髙井光
配給/東宝
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