松田龍平と絶妙コンビを演じる奈緒がミドリ髪を披露！ 「東京サラダボウル」2024/12/10
NHK総合で2025年1月7日からスタートするドラマ10「東京サラダボウル」（午後10：00）の取材会が行われ、奈緒と松田龍平が登壇した。
原作は、漫画「クロサギ」を手がけた黒丸氏の新作「東京サラダボウル－国際捜査事件簿」。警視庁・国際捜査係の警察官・鴻田麻里（奈緒）と、警視庁の中国語通訳人・有木野了（松田）という、対照的な性格の2人が、捜査の合間に各国の食をともに食べるうちに“胃”の合う仲へ。ぐいぐい人への興味を示す鴻田と、できるだけ他人と距離を置きたい有木野は“絶妙コンビ”となるが、鴻田は有木野が抱えていた過去の悲しい出来事を知り始め…。
会見にも、鮮やかなミドリ髪で登場した奈緒。記者が「カツラなのか、地毛なのか気になっています」と尋ねると、「カツラです。というのはうそで、原作で、レタス頭というのが鴻田のパーソナルな部分にかかわってくる大事なビジュアルの一つだったので染めました。どういう色にするかということも相談して、助監督さんが私より先に染めてくださったりして、検証を重ねてこの色にたどり着きました」とまさかの地毛であることを告白。
さらに奈緒演じる鴻田は、ゲテモノが好物でサソリやカエルを食べるシーンも。実際に食べていたのかという質問に対して、松田が「撮影用とは別に実際に食べる用のものを用意してもらっていたのに、芝居中に勢いで食べてました」と裏話を。奈緒も「間違えて食べてしまってびっくりしたんですけど、一応お芝居は続けて…」と驚きながらもなんとか撮影を乗り切ったそう。鴻田が国際捜査の警察官ということで、物語ではさまざまな外国人たちの事件を解決していく。松田は、「いろんな国の人たちが事件に巻き込まれて解決していく話なので、それに伴っていろんな国の料理が出てきます。その料理も、すごくおいしそうに撮れているんじゃないかな」と見どころを明かした。
通訳人を演じた松田は今回、中国語に初挑戦しており、「抑揚が少し変わるだけで意味が全く変わってしまう言葉で、結構練習しました。難しかったですね」と述べると、奈緒は「現場ではNGもなく、本当に完璧なんです！」とべた褒め。それに対して、松田は照れ笑いしていた。
“胃”の合うコンビを演じた2人。「撮影でお互いが、合うと感じたことは？」との質問に、松田は「奈緒さんが合わせてくれてるのか分からないですけど、めちゃめちゃ居心地のいい現場です」とにっこり。奈緒は「初日の本読み（台本の読み合わせ）の日に、『あ…。台本忘れたな』とおっしゃっていて。すごく気が合いそうだなと思いました（笑）。緊張しないような空気を龍平さんが作ってくださったんです」と語った。
最後に、見どころとして奈緒が「いろいろな国に焦点を当てた回が重ねられていくので、毎回知らないことを知ることができるのが、この作品の魅力だと思います。私自身も、新しく知ったことで、明日の自分が今日の自分よりも、少しでも優しい方向に向かえたんじゃないかと思っています。皆さんにも、何かを知っていただいて、その瞬間は自分の無知が恐ろしくなる瞬間もあると思うんですけど、優しい明日につなげていただけたらうれしいです」とアピールした。
一方、松田は「有木野は、元々警察官だったんですけど、ある事件が起きてから人も変わってしまって。夢も希望もなく、ただ淡々と通訳をしているんですけど、有木野とは真逆のすごく心がある鴻田と出会って、だんだん凍った心が溶けてきて、自分が元々大切にしていたことはなんなのかを思い出していくというイメージで僕は演じているんですけど…。まだ最後は分からないので、僕も楽しみにしています」とコメントし、会見は終了した。
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