「うち弟」畑芽育が選ぶ“最高の弟”は織山尚大！ 原作者からの手紙に涙も… 2024/12/05
畑芽育が主演を務め、作間龍斗（HiHi Jets）、那須雄登（美 少年）、織山尚大（少年忍者）、内田煌音が出演する映画「うちの弟どもがすみません」が12月6日に公開。それに先駆け、12月5日に公開前夜祭が開催され、5人が登壇した。
シリーズ累計発行部数240万部突破の、オザキアキラ氏による人気少女コミック「うちの弟どもがすみません」を畑主演で実写化した今作。「別冊マーガレット」2020年2月号から連載がスタート、4年半で9回表紙を飾った「別マ」の看板作品だ。「読むたびに思う…私もこんなことあったらいいなってね」「キュン萌え笑いほっこり」など、ティーンをドはまりさせた傑作少女コミックが、満を持して映画化。主人公で長女・糸役を畑、長男・源役を作間、次男・洛役を那須、三男・柊役を織山、四男・類役を内田が演じる。
イベントでは、まず映画のタイトルにかけて「最高の弟は誰だ選手権」を開催。出題されるお題に対し、“最も弟にしたい”回答をした人が勝ちという対決だ。なお、判定は観客の拍手の大きさ、畑の判断によって決定される。
作間は「僕、実際は長男なので、あまり弟感がなくて…。劇中でも長男ですし、弟をやると思っていなかったのですが、きちんとハマるように」と意気込みを。続けて、「僕も、リアルでは長男なんです。でも、劇中では弟ですし、ちょっとかわいらしいところもファンの方に見せられたら」（那須）、「僕は真ん中っ子なんです。なので、兄であり弟でもあるので任せてください」（織山）、「僕は（この中で）一番年下なので、最年少パワーで頑張ります！」（内田）とそれぞれ宣言。
畑は「やっぱり、弟として当事者であるお二人（織山、内田）は強いのかなって思ったり。でも、皆さん映画でいい弟を演じてくださったので、その力を存分に発揮して、会場を沸かせていただけたらと思います」とエールを送った。
いざ始まった対決のテーマは、劇中で新米長女を務める糸にちなんで「いつも頑張り過ぎてしまうお姉ちゃんを元気づけるひと言」。「テレビに取り上げられたい！」と意気揚々とトップバッターに候補した那須は、「姉さん、ちょっと頑張り過ぎだよ。たまには弟に頼ってもいいんだよ」と甘い目線で観客に投げかけ、会場から黄色い声が上がる。
続けて、内田が「お姉ちゃん、いつも頑張っていて偉いね。頑張ってる糸ちゃん大好きだから、ぎゅーしてあげる！」とキュートに決めたかと思いきや、作間からは「お姉ちゃん、宝くじ当たったよ！」というなんとも現実的なひと言が…。最後は、織山が「疲れちゃったの？ そっか。じゃあ今日は俺がご飯作ってあげる」と優しさにあふれる弟を演じ、観客の心を癒やしていた。
そんな白熱の対決の軍配は織山に。畑は、「ご飯作ってくれるのはありがたいですし、頑張り過ぎちゃった時にサポートに回ってくれるのもすごくいいなと思いました。優しさがあふれていますし、お姉ちゃんに寄り添ってくれる感じもいい」と“弟”織山を絶賛した。
さらに、サプライズで原作者のオザキ氏から畑への手紙が到着し、作間がそれを代読することに。手紙には、「映画初主演で突然4人の弟ができて、撮影は猛暑の中で…と、それはもう数え切れないほどのご苦労があったと思いますが、そんなことをみじんも感じさせないほどの最強にかわいい長女っぷりでした」「撮影現場での楽しそうな雰囲気を拝見して、『これ、いい映画になっちゃうな』とは思っていましたが、実際に完成版を見ると頭を抱えるほど最高でした」など言葉がつづられ、畑は「うれしいですね。張り詰めていた気持ちがほぐれたような感じがします」と涙を流した。
最後は、撮影を振り返り「ついに明日公開を控えたこの作品は、うだるような暑さの中、そして雨の中…と大変な撮影ではありましたが、いとおしいキャストやスタッフの皆さんと作り上げた本当にすてきな作品になっています」と畑。
弟を演じた一同に対しても、「本当の家族のように、一緒にこの作品を作り上げてくれた4人の兄弟たちには感謝してもしきれません。皆さんアイドル活動などがあり、撮休の日も別のお仕事でお忙しかったと思うのですが、撮影の時には役者としてこの作品に真剣に向き合ってくださって、素晴らしい映画が完成したと思っております。全然座長らしいことはできなかったのですが、皆さんの支えのおかげで無事に映画が公開できて、本当に胸がいっぱいです」と感謝を述べる。
続けて、「ハートフルで今までの作品とはひと味違うラブコメディーになっていますし、この寒い冬に心温まるラブストーリーを皆さんにお届けできればなと思って、みんなで頑張って作りました。一人でも多くの方にこの映画が届きますようにと願っております。明日からの公開、ぜひよろしくお願いいたします」と観客にアピールし、イベントを締めくくった。
（C）東京ニュース通信社
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