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ドラマ「純喫茶イニョン」主題歌の新曲を発売! チャンソン(2PM)インタビュー2024/11/29

ドラマ「純喫茶イニョン」主題歌の新曲を発売! チャンソン(2PM)インタビュー

 12月4日に新曲「これからの君のために」をリリースするチャンソン。主演を務めるドラマ「純喫茶イニョン」(フジテレビ)の主題歌としても注目を集めるこの楽曲について、レコーディング秘話や込めた思いを語るとともに、ファンとの特別なつながりや芸能界入りのきっかけ、そして未来への展望まで、率直な胸の内を明かした。

――まずは新曲「これからの君のために」についてお聞かせください。以前「純喫茶イニョン」の撮影中に「この曲は素晴らしいけれど、歌うのが難しくて緊張している」とお話しされていましたが、実際にレコーディングを終えてみていかがでしたか?

「実際にレコーディングしてみて、予想以上にいい仕上がりになったと感じています。バラード曲で、歌詞がドラマともリンクしていて、本当にいい曲だなとあらためて実感しました。特にサビの部分が心に残りますね。(歌いながら)『ただそっと〜君だけの幸せ探してほしい』という歌詞が、(演じる)キャラクターのシウの心情とぴったり合っていて、自分にも響く部分があります。レコーディングも順調に進んで、最終的なミキシングやマスタリングもいい出来になったと思います」

――この曲で新しい取り組みだと感じた部分はありましたか?

「今回はソロのバラード曲で、ドラマ主題歌ということもあり、表現方法をいろいろと試行錯誤しました。過去には2AMのチャンミンさん、AK-69さんとコラボレーションしたアニメ『Re:Monster』の主題歌『Into the Fire』など、タイアップも多かったです。今回はダンスなしで、ドラマにマッチする楽曲にチャレンジできたのが新鮮でした」

――カップリング曲「My Everything」についても教えていただけますか? どんなイメージで作られたのでしょうか?

「カップリング曲はR&Bにしました。シングルのメインがバラードで、冬の発売ということもあり、全体のバランスを考えてR&Bが合うと思いました。同じバラードだと単調になるので、異なるテイストに仕上げました。歌詞には、僕が大切に思う人たちに伝えたいメッセージを込めています」

ドラマ「純喫茶イニョン」主題歌の新曲を発売! チャンソン(2PM)インタビュー

――日本でも長く活動されているチャンソンさんですが、その中で、ファンへの思いに変化はありましたか?

「大きな変化はありませんが、長く応援してくれているファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ソロ活動を始めてからさらに一層、全力で取り組むようになりました。その姿勢をファンの皆さんも喜んでくれていると感じるので、それが僕の活動の原動力になっています」

――ファンの方から「こんな姿を見たい」といったリクエストはあるのでしょうか?

「ありますね。ファンミーティングではアンケートを取って、ファンの皆さんが見たい企画を取り入れています。普通のゲームではなく、一緒に楽しめるような体験を考え、皆さんと共有できる場を作っています」

――ファンの皆さんの思いを大切にしながら活動されているのが伝わってきます。では、昨今、日本と韓国のエンターテインメントの交流が活発になっていますが、どう感じられますか?

「とてもいいことだと思います。俳優として新しい機会が増え、刺激を受けます。これからも日本のドラマなどにも出演し、いろいろな役に挑戦したいですね。主演にこだわらず、魅力的なキャラクターや作品があれば積極的に参加したいです」

――最近、面白いと感じた日本のエンタメ作品はありますか?

「最近は、アニメの『呪術廻戦』に夢中です。アニメは言語を超えて視覚的に楽しめるので、日本で見る時に字幕がなくても大体理解できます。視覚的な表現が豊かなので、見ていて面白いですね」

――ここからは、「これからの君のために」の歌詞に関連した質問です。「分かれ道があること心は知らない」というフレーズについて、チャンソンさん自身の分かれ道だった瞬間や選択について教えていただけますか?

「昔は剣道とテコンドーをやっていて、将来、運動の道に進むかもしれないと思っていた時期もありました。そんな中、知り合いからJYPと放送局のコラボオーディションに参加しないかと誘われ、『ありがとうございます! やります』と返事をしたんです。でもその時は、芸能界を本気で目指していたわけではなく、ただ面白そうだなと思って参加しました。最初はサバイバル形式の番組で、つらくて何度も挫折しかけました。一度は脱落しましたが、後にJYPから連絡があり、練習生としてやってみないかと言っていただいて。それが、自分にとって大きな分かれ道でしたね」

――芸能界への挑戦は迷いなく決断できたのですか?

「その当時は、特に大きな夢もなくて、自分が面白いと思えることを探していました。芸能活動に本気で取り組むようになったのは、いろいろな経験を通じて、やりがいや楽しさを見つけてからです」

ドラマ「純喫茶イニョン」主題歌の新曲を発売! チャンソン(2PM)インタビュー

――やはり学生時代から人気者だったのですか?

「…はい、少しだけ(笑)。冗談ですが、中学生の時にバスケットボールをしていると女子が見に来たり、応援のために、千羽鶴ようなものを折ってプレゼントしてくれたこともありました」

――実際に芸能の道に進んでから、その決断をどう感じていましたか?

「始めてみると意外と面白かったんです。もちろん、苦労もたくさんありましたが、それがまた楽しいと感じました。サバイバル番組での経験は、今振り返っても本当に大変でしたが、やりがいがありましたね。最初のサバイバルで1位だったのは(メンバーの)ジュノさんで、最初に脱落したのがテギョンさん、次が僕でした。その後、別のチャンスをいただき、タイに行くことになり、そこからニックンさんも加わりました。そして、その4人でJYPに入り、デビューの準備を進めました。一緒に2PMとしてデビューすることになった時、ジュノさんには脱落者と同じグループになってしまって、少し申し訳ない気持ちもありました(笑)」

――そんな経験を経て、2PMは人気グループとなっていったんですね。続いて、チャンソンさんが「自分の未来のために」現在取り組んでいることはありますか?

「運動ですね。以前は役作りのために食事制限もしていましたが、今は少しリラックスしています。次のドラマのためにダイエットしていましたが、撮影が延期になってしまったので、今はその反動で自由に食べています(笑)。ダイエットする時は、基本的には食事制限です。炭水化物を控えつつ、タンパク質の量を1日の目標に合わせて調整しています。バランスを見ながら、自分に合った方法で進めていますね」

――「まだ何も描かれてない未来」という歌詞もありますが、チャンソンさんがこれからの活動で楽しみにしていることや目標があれば教えてください。

「これからもファンの皆さんと触れ合える機会を増やしたいです。ファンの皆さんから『運動頑張ってください』などアドバイスもいただけて、お互いに励まし合える関係がとてもうれしいです。SNSでもメッセージや写真をいただき、僕も日常を共有しながら気軽にコミュニケーションを取っています」

――ありがとうございました! 最後に、今後ファンの皆さんと一緒にやってみたいことはありますか?

「今の目標は日本武道館でのコンサートです。ファンの皆さんからも『ぜひやってほしい』という声をいただいていて、その期待に応えたいと思っています。コンサートやイベントでは、いろいろな華やかな姿やカッコいいパフォーマンスを披露したいです。ファンミーティングでは、ファンの皆さんに楽しんでもらえるよう、ちょっと笑わせるような場面も作りたいです。普段とは違う、特別な空間でファンの皆さんと交流し、僕たちだからこそできる体験を共有したいと思っています。一体感を感じられるステージを作りたいですね」

ドラマ「純喫茶イニョン」主題歌の新曲を発売! チャンソン(2PM)インタビュー

【プロフィール】
チャンソン
1990年2月11日生まれ。2008年、2PMのメンバーとしてデビュー。アイドルとして活躍する一方、俳優業ではドラマ「七日の王妃」「キム秘書はいったい、なぜ?」などに出演。日本でも、フジテレビで放送中のドラマ「純喫茶イニョン」に主演するなど、精力的に活動を展開。25年2月7日には、BE:FIRST三山凌輝と、乃木坂46久保史緒里と共演した、内田英治監督による新作映画「誰よりもつよく抱きしめて」が公開される。

【INFORMATION】
SINGLE「これからの君のために」
12月4日発売
通常盤

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【締切】2024年12月27日(金)正午

取材・文/斉藤和美 撮影/蓮尾美智子

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