「警視庁・捜査一課長2020」ついに最終回。内藤剛志×金田明夫が撮影の裏側を語る! おしゃべりしている間に撮影!?2020/09/03
主演の内藤剛志さんはじめ、斉藤由貴さん、ナイツ・塙宣之さん、金田明夫さんら豪華キャスト陣演じる刑事たちが被害者の無念を晴らすため、窮地に立たされながらも事件を解決に導くドラマ「警視庁・捜査一課長2020」(テレビ朝日系)。2012年に土曜ワイド劇場で放送を開始し、2016年からは木曜ミステリー枠でシリーズ化。今年は「BG~身辺警護人~」、「未解決の女 警視庁文書捜査官」(ともに同系)などとのコラボレーションも話題となりました。昨年はスペシャルドラマを7本放送し、4月から連続ドラマとしてホシを挙げ続けてきた本作が、ついに今夜、最終回を迎えます!
最終回のキーワードは“消しゴムはんこ”!? 今回は、大岩純一捜査一課長(内藤)のもとに、「消しゴムを握った遺体が発見された」と知らせが入るところから始まります。殺害現場となった東京湾を周遊するクルーズ船に駆け付けた大岩は、女性の顔が彫られた消しゴムはんこを握って亡くなった中葉美智(鳥居みゆき)と対面。凶器と思われるデザインナイフは、消しゴムはんこを作る際に使用したものであると判明します。平井真琴(斉藤)はクルーズ船に乗り合わせ、美智と同じ会社に勤務している“カリスマ消しゴムはんこ作家”の松代成実(島崎遥香)に接触するが、美智のことや事件の夜のことは何も覚えていないと言い…。
さて、TVガイドwebでは、内藤さんと、大岩の右腕で“見つけのヤマさん”こと小山田大介管理官を演じる金田さんにインタビューを敢行! 「科捜研の女」など、役職を変えながら1年以上共にドラマの撮影をしてきた2人の楽しいインタビューを最後までお楽しみください!!
――2クール分を撮影してみて、印象に残っている回を教えてください。
金田 「僕は、酒井若菜さんがゲストの回(第5話)です。必死に登場人物たちが生きようとしていて、大岩が横から見つめて手助けしているところがすごく好きですね。朝比奈彩さんの回(第11話)でも、べったりしないんだけど、グッと引いたところで大岩一課長がちょっと仕切ってあげて…。みんなで抱き合うような解決ではなかったけど、登場人物が再生していって『きっとこの人たち幸せになるな』と思える回が好きです」
内藤 「僕は全部自分たちの子どものようで大事なんですけど…」
金田 「さすが、いいこと言うね」
内藤 「(笑)。明夫ちゃんとかぶるんだけど、酒井さんの回で監督がデビューしたんです。ずっと助監督をやっていた大山(晃一郎)監督なんですけどね。1回しかないデビュー作品なので、いつも以上に思いを込めて撮影しました。そのほかの回でいうと…羽野晶紀ちゃんが出た回(第7話)ですかね。実はこの回は、緊急事態宣言を受けて途中で撮影が止まったんです。2カ月あいて撮影は再開したんですけど、休んでいる間は『なんとか撮り終わらせたい!』という思いがありました」
金田 「最後のシーンを残して撮影がストップしたんですよ」
――あと一歩というところで中断してしまったんですね。
内藤 「そうなんです。もう二度とこういう思いはしたくないんですけど、『(撮影があいても)まだまだ俺たちはドラマを作り上げていきたいんだな』という思いを再確認させられた気がします。再開の日の撮影は気持ちがウルっと…」
金田 「きましたね」
内藤 「きたよね。健康・安全を確保して撮影を再開したんですけど、2カ月ぶりの『よーい、スタート!』にワクワクしました」
金田 「撮り残していたところがあったからこそ、2カ月頑張れたところがあったのかもしれないですね。撮影が全部終わっちゃって『あー、今年はもう撮影できないのかな』って思うんじゃなくて、『よし、あそこのシーン絶対撮るんだ!』って気持ちにさせられた気がします。いつでも撮影再開できるように、2人とも体つくりしたりしてましたよ」
――今回YouTubeで活躍されている方や声優さんなど、豪華なゲストの方も話題になりましたよね。
内藤 「ねおちゃんや丸山(桂里奈)さんなど、たくさんの方に出ていただきました。自分の子どもくらい年齢が離れている子も出てくれたりして、何を話していいんだか…(笑)。でも、現場ではみんなといっぱい話しました。めちゃくちゃ話しかけたりするから、向こうが『うるさいな、このおっさんたち!』って思っていたかもしれない(笑)」
金田 「違う世界の子たちだから興味があって話しかけちゃうんだよね。お芝居も初めてだって言ってたけど、ちゃんとキャッチボールできたし、いい刺激をもらいました」
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