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映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?2024/11/19 17:20

映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?

  

 公開を目前に控えた映画「正体」に出演する横浜流星吉岡里帆森本慎太郎SixTONES)、山田杏奈が、11月18日に公開直前イベントとして、東京ドームシテ
ィのイルミネーション点灯式に出席。東京ドームシティクリスタルアベニューにある全長15mのクリスマスツリーへキャスト全員で明かりを灯した。

 映画「正体」は、染井為人氏による傑作小説「正体」を、最新作「青春18×2君へと続く道」が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人監督が映像化した極上のサスペンスエンタテイメント。

映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?

 本作は、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける主人公の鏑木(横浜)に関わった4人の視点から描かれる。東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気付くが彼の無実を信じる沙耶香(吉岡)。和也(森本)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱き、刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていたが、鏑木の本当の“正体”とは。そして、顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的とは? 真相に心震える感動のサスペンスとなっている。

 11月29日の公開を控え、東京ドームシティ「ウインターイルミネーション」の一環として開催された「SNOW DOME CITY」点灯式イベントでは、高さ約15mを誇る白く輝く巨大ツリー「WONDER SNOW TREE」を背景に、横浜ら豪華キャストが観客の大きな拍手に迎えられながら登場。冬の冷たい風が吹く中、横浜は「寒い中ありがとうございます」と集まった約140人の観客を気遣いながら、「公ここまでやれることはやってきましたし、公開に向けてさらにやれることをやって、この作品が皆さまのものとへ大きく羽ばたいてくれたらうれしいです」と映画の公開に向けての熱い意気込みを語った。

映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?

 主人公・鏑木を演じる横浜。その役柄は「5つの顔を持つ逃亡犯」という難役ながらも、すでにSNSで称賛の声が寄せられている。横浜自身も「SNSに疎くはあるんですけど、公開前からそんな言葉がもらえるのはうれしい」と笑顔を見せ、「公開後、多くの方々の心に響く作品になれば」と期待を述べた。

 この作品の制作には、企画の立ち上げから公開まで実に4年の歳月を要しており、夏編と冬編を実際の季節ごとに撮影したことも本作の特徴だ。吉岡は「夏と冬と季節をまたいで撮影されているからこそ、どれだけ長い時間をかけて鏑木が逃亡していたのかが分かるんです。その時間の経過と、さまざまな人たちとの出会いを経て、こんな希望があるのか、と心が温まる作品になっています」と見どころを強調。

映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?

 山田も「実際に夏と冬と分けて撮影しようと思ってもなかなかできないことが多いですが、今回はリアルな季節でやったからこそ、そういう部分が画に出ているんです」とアピールした。また、横浜と森本が夏の撮影では過酷な建設現場で汗だくになっているシーンは「全部“自前の汗”です」と明かす場面も。

 映画の中で横浜が3階のベランダから飛び降りるシーンは、スタントを使わずに自ら演じたという。そのシーンについて吉岡は「鏑木と沙耶香が一緒にマンションで暮らしているシーンで流星くんが3階のベランダから飛び降りるシーンがあるんですけど、本当にびっくりしました!」と衝撃を受けたことを明かし、「下にマットも敷いてあるんですけど、撮影でここまで自分で演じる方にお会いしたことがなかったので、『スタントじゃないんだ!』ってなりました!」というと、横浜自身も「逃亡シーンは一連で撮っているので、臨場感が詰まっています」と自信をのぞかせた。

映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?

 一方で森本はそんな横浜の演技について「表情や雰囲気をシーンごとに切り替えていて、その溶け込み方がすごいんです。撮影中に流星くんを探していたんですけど、実は真横にいて…なじみ方がまさに逃亡犯・鏑木でした」と絶賛。

 本作のキャッチコピー「信じる、君を。この世界を」にちなんで、それぞれの「信じるもの」が話題に挙がると、吉岡は「強烈な思いを持っている作品は観客に伝わっていく、ということを信じています」と本作も観客に伝わるほどの熱量を持って撮影に挑んでいたと語る。横浜もそれに同意しつつ、自身が信じているものは二つあると明かし「一つは自分。疑いもするけどその先に信じるものがあるし、自分くらいは自分を信じたいんです。そしてもう一つは、この作品もそうですけど、われわれの覚悟とか、妥協せずに作ったものはスクリーン通して多くの方にその思いが届くと信じています」と真剣に話した。

映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?

 そんな中、森本は「栄養素ですかね」と意外な回答。「ちゃんと栄養を接種すると、体調に反映されるんです」とユニークな回答で会場を笑わせると、山田は「使い捨てカイロです。今回、冬の時期の撮影で、結局一番手放せませんでしたね。結局一番温かいんです」と告白。すると吉岡から「今日も付けているの?」と聞かれ、山田が「今も付けています」と答えると言うほほえましいやりとりが行われた。

映画「正体」出演の横浜流星、森本慎太郎らが点灯式に登場! それぞれの「信じるもの」とは?

 イベントの終盤には、観客が手にしたサイリウムの光とともに巨大ツリーが点灯。白く輝く美しい光景に、キャストからも感嘆の声が上がった。最後に横浜は「4年かけて妥協せず完成させた自信作です。死刑囚が逃亡するというサスペンスですけど、その中身はヒューマンドラマで、エンタメになっています。たくさんの方々に楽しんでいただきたいですし、いろんなことを感じていただけると思います。皆さんが受け取ったものを大切にしていただきたいです」と締めくくり、温かい拍手の中、イベントは和やかに終了した。

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