リリー・フランキー「クジャクのダンス、誰が見た?」で広瀬すずと親子に。TBS金ドラは8年ぶり2024/11/17 05:00
TBS系で、2025年1月期に放送する広瀬すず主演の金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(金曜午後10:00。開始日未定)に、リリー・フランキーの出演が決定し、広瀬演じる主人公の父親役を演じることが分かった。。リリーのTBS連続ドラマへの出演は17年の金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」以来約8年ぶり2度目となる。
原作は月刊コミック雑誌「Kiss」で浅見理都氏が連載中の同名漫画。本作は、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、父が遺した手紙を手掛かりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンスで、手紙には“冤罪(えんざい)”の文字が…。事件の真相に迫る時、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。
広瀬とリリーは15年公開の映画「海街diary」以来、映画「バケモノの子」(15年)、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(19年)ほか、数々の作品で共演を重ねてきた。過去に広瀬自身「お父さんみたい」と語るほど信頼し合う間柄の2人が、今回親子役を演じる。
そんなリリーが演じる父・春生は、男手一つで心麦(広瀬)を育ててきた元警察官の父親。元々は捜査一課の刑事だったが、心麦が幼い頃に妻を病気で亡くして以来、心麦となるべく一緒にいられるようにと交番に異動した。春生は心麦に“愛することは、信じること”と教えてくれた。そんな春生は心麦にとってなんでも話せる心の支えのような存在だ。
広瀬との共演にあたり、リリーは「(広瀬)すずさんとは、映画『海街diary』以来、7~8本くらい共演しているけれど、2人でセリフを掛け合うみたいなことはほぼなくて。今回、親子役をやらせてもらうということで期待をしていたら、早々に(自分が)死ぬらしくて…(苦笑)。すずさんは、影に何かを隠しているというか、子どもの時からミステリアスな感じがする人。ですが、僕もすずさんも意外と論理的なタイプではなくて、もっと動物的というか直感的。そういうところが似ているから、一緒のフレームに入ったときに親子に見えたらよいですね」と広瀬との共通点を語る。
一方、広瀬は「リリーさんと9年くらい前に初めて共演させていただいて以降、多くご一緒させてもらっています。今までは一緒のシーンが少なかったのですが、今回は2回目の親子役ということで楽しみにしていました。ですが、もしかしたら今回もワンシーンくらいしか一緒のシーンがないかもしれなくて…。でも大好きな先輩だからこそ、お父さんとしていてくれるリリーさんの存在を本当に心強く思います」とシーンは少ない可能性があるものの、共演を楽しみにしている様子。
クリスマスイブの夜、春生と心麦はいつも通り屋台でラーメンを食べていた。その後、心麦はサークルの飲み会に顔を出し、帰りに春生の迎えを待っていた。しかし、春生はいつまで経っても現れない。その夜、春生は殺された。早々に犯人として逮捕されたのは、春生が22年前に一家惨殺事件の犯人として逮捕した人物の一人息子だった。犯人が逮捕された後に春生が心麦に最後に遺した手紙が見つかり、そこには“冤罪”の文字が…。春生は心麦に一体何を隠していたのか。最愛の父が最後に遺した手紙を信じ抜き、ひたむきに真実を追い求める心麦の姿を見守りたい。
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