岐洲匠、関智一ら「令和の三英傑!」に参戦決定! 平野莉玖は出演&挿入歌も担当2024/11/15 16:00
岐洲匠、関智一、平野莉玖らが、12月11・18日に、中京テレビ・日本テレビ系全国ネットの水曜プラチナイト枠で放送される、中京テレビ開局55周年記念ドラマ「令和の三英傑!」(午後11:59=中京テレビ制作)に出演することが分かった。また、平野が歌う「名古屋 Delight」が挿入歌として採用されることも発表された。
山本舞香が主演を務める「令和の三英傑!」は、愛知・名古屋出身の堤幸彦が原案と演出を手掛け、名古屋愛を全面に押し出したハイパーコメディー。令和の現代に織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の戦国三英傑の戦いがよみがえる!? 直系子孫だと信じて疑わない人々が意地とプライドをかけて繰り広げる争いが描かれる。脚本も同じく愛知県・名古屋市出身で、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した佃典彦氏が手掛け、全編を通して飛び交う名古屋弁のセリフと、スピーディーな展開がクセになる物語だ。
今回、新たに出演が発表されたキャストは、岐洲、関、桃月なしこ、平野、多田木亮佑、草村礼子、かとうかず子の7人。
愛知県長久手市出身の岐洲が演じるのは、岡山天音が演じる木下藤吉が頼りにする後輩・石田順平。藤吉が演出する舞台で主役を担い、持ち前の身体能力を生かし殺陣も起用にこなすキャラクターで、父親は石田成三。
岐洲は、「舞台『魔界転生』『巌流島』で堤さんの演出を受けましたが、映像作品でご一緒するのは初めてで、撮影が始まる前はドキドキワクワクしていました。自分のクランクインの日が劇中の稽古シーンだったこともあり、舞台稽古の雰囲気もあったので少しだけ気持ちが楽になり、安心して撮影に臨めました。僕が演じる石田順平は劇団のリーダーで少し抜けているように見えますが、意外と頼りになる男です。そして、岡山天音くんが演じる木下藤吉、通称モンさんのことが大好きな男なので、そこは意識して演じたつもりです。愛知での撮影も多く、地元ネタも満載なので、友達、家族もきっと喜んで見てくれると思うので、今から放送が楽しみです。ぜひ、見ていただけたらうれしいです」と、地元愛とキャラクターへの思いを伝える。
関が担うのは、トヨトミー製作所の専務・石田成三。工場を取り仕切る一方、従業員たちの不満と現社長の放任主義の板挟みにあいながらも実直に仕事をこなすキャラクター。
関は、「初めて堤監督とご一緒させていただき、ドキドキMAXであっという間の撮影でした。監督の作品がどのように作られていくのか、その一端を垣間見ることができたのは、自分にとって大きな刺激となりました。かつてゲーム作品で石田三成を演じる機会もありましたので、浅からぬ縁を感じながらも、正反対のキャラクターを楽しく演じられたと思います。皆さんも楽しんでご覧くださいませ」と、刺激的な撮影と役への特別な縁について触れる。
愛知県豊橋市出身の桃月が扮(ふん)するのは、山本が演じる織田よし乃の友人で、キッチンKnobの恋愛相談相手・武田美帆。彼氏ができないよし乃から抜け駆け疑惑をかけられる、明るくポジティブな役どころ。
桃月は、「念願の堤組! しかも地元愛知を舞台にした作品に出られるだなんて! 私が演じる武田美帆はよし乃の友人で織田側の人間なので、普段使っている三河弁とは違う名古屋弁に多少苦戦はしましたが、すてきなキャストの皆さまやスタッフ方々に囲まれて全力で楽しんで撮影に挑ませてもらいました! 何よりその場でどんどん足されていく台本にない堤監督の演出やセリフがこれまた面白くて…この年の瀬に皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです!」と念願の参加を喜び、撮影現場での楽しさを強調。
同じく愛知県名古屋市出身の平野は、現役大学生でキッチンKnobのアルバイト・森大空役として登場。よし乃と佐藤二朗が演じる織田信郎が経営方針で対立する中、若者向けのメニュー開発にも献身的に店を支える。
平野は、「森くんは空気が読めない大学生なんですけどいろいろな知識があって気になることにはすぐ突っ込んでしまうし興味がないことには本当に関心がないちょっと変わった子ですね。脚本を読んだ時にすでにもう漫画を読んでるような面白さでセリフを覚える時もクスッとしながら覚えていました。そして本当に名古屋にフォーカスしていて地元が名古屋の身としてはすごくうれしかったですし、知っているワードや場所、方言もすごく身近に感じて撮影もすごく楽しかったです。笑いはもちろん、感動があったり衝撃があったり見ていてすごく面白い作品になっているのでぜひご覧ください!」と、役柄と作品の魅力について言及。
さらに担当する挿入歌に関しては、「僕が歌う『名古屋Delight』という楽曲が挿入歌で入っていますが、このドラマのために書き下ろしをして名古屋弁でラップをしたりすごくワクワクする曲になっていますので、そちらも注目していただけるとうれしいです!」とアピールしている。
続いて、徳川康元役を務めるのは、愛知県名古屋市出身の多田木亮佑。平野綾演じる妻・徳川春日がグランドホテル葵のオーナーで、尻に敷かれている。家の名刀「骨喰藤四郎」を大切にしつつ、グループの未来を支えるキャラクター。
多田木は、「やりがいのある、名古屋人の私にふさわしい大役でした。佃典彦先生の脚本は、大好きです。切れ味鋭い不条理な感じ。それに加えて堤監督のむちゃぶり。もう、笑いが止まりません。あとね、佐藤二朗さん面白すぎ。平野さん、奇麗すぎ。ご覧になる皆さま、ぜひ、55歳になった中京テレビのドラマ。お楽しみください」と、にぎやかな撮影の様子と作品への期待を述べる。
草村は、木下藤吉の祖母で、途絶えた豊臣家の血筋だと信じ、工場を築き上げた過去を持ちながら孫に会社を継がせたいと願う木下マサ役を担当する。
草村は、「実生活でも仕事現場でも“お元気そうですネ”と声を掛けられるが7月初めに84才となった。空元気を装って歩いている場合もありますが、そのひと言を励みに生きています。『令和の三英傑!』の登場人物に親近感を感じるのは私だけではないはずだと思います。期待してご覧ください。きっと元気になれます」と、元気が詰まった作品であると予告。
そして、愛知県名古屋市出身のかとうが演じるのは、木下藤吉の母であり、トヨトミー製作所の社長・木下茶々子。夫・秀文を早くに亡くし、女手一つで藤吉を育て上げた。茶々子は「トヨトミー製作所は自分の代で終わってもよい」と考えており、息子には好きな道を進んでほしいと思っている一方、演劇の道も応援する心優しい母親だ。
かとうは、「台本を読んでなーにー? 衣装合わせで、え~帽子かぶっとる? ここまで徹底した名古屋弁はお初でございます(笑)。そしてクルーも名古屋人。名古屋パワー全開の作品。めちゃ楽しい作品になっとるはず。絶対、見てちょ!」と、名古屋弁と名古屋パワーが全開の作品であることを楽しげに語っている。
愛知県出身の三人の武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康。主に東海三県下では三英傑と称されるが、全国的に認知されているかと言えば…そうでもない。しかし、三英傑の末裔(!?)のプライドは脈々と受け継がれていた!!
老舗の洋食屋「キッチンKnob」の店主、織田信郎(佐藤)は看板メニューの赤味噌ハムカツ定食に並々ならぬ自信を持っていた。しかし一人娘のよし乃(山本)は客離れが進む旧態依然のやり方に疑問を覚え、若者向けの新規メニューを提案し父親と対立。古い考えを持つ信郎は、早く婿入りさせて秘伝のタレを伝授することばかり考えている一方、よし乃も父親の思惑通りには進ませないと思いながらも、結婚を焦っていた。
ある日、弓道の腕前を買われたよし乃が、演劇の稽古に参加し弓を指導することに。そこで学生時代から演劇にのめり込み、大ホールを満杯にすることを夢見ているトヨトミー製作所の一人息子、木下藤吉(岡山)と出会う。初めて触れる演劇に興味を持ち始めたよし乃。
その一方で、岡崎にあるグランドホテル葵のオーナーであり、その美貌でインフルエンサーとしても影響力を持つ、徳川春日(平野)が、なにやら不穏な動きをみせていた。キャラが特濃な三英傑の末裔(!?)たちが周囲を巻き込んで、繰り広げる令和のお家騒動の行方はいかに!!
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆