倉科カナ主演「情事と事情」にさとうほなみ、佐藤寛太らの出演決定! コメントも到着2024/11/07
Lemino®で、12月5日からオリジナルドラマ「情事と事情」の独占配信がスタート。主演の倉科カナに加え、さとうほなみ、佐藤寛太ら豪華キャストの発表に加え、キャストと原作者・小手鞠るい氏のコメントやメインビジュアル、予告映像、相関図が一挙に公開された。
Leminoオリジナルドラマ「欲望三作」の1作である「情事と事情」は、小手鞠氏原作のドラマ化で、7人の男女がそれぞれ抱える事情が複雑に絡まり合い、やがて意外なつながりを見せていく、大人たちの恋愛群像劇が描かれる。
主人公・結城愛⾥紗役には、井樫彩監督との初タッグでもあった「隣の男はよく食べる」(テレ東系)をはじめ、ドラマ「正直不動産」(NHK)、映画「三日月とネコ」(2024年)など数々の作品に出演し、25年1月には熊本・天草を舞台にしたプレミアムドラマ「TRUE COLORS」(NHK)の放送が控えている倉科。愛⾥紗の友人・中条彩江子役には、映画「花腐し」(23年)では第33回日本映画プロフェッショナル大賞新進女優賞を受賞、現在は「無能の鷹」(テレビ朝日系)と「わたしの宝物」(フジテレビ系)に出演し高い演技力で注目を集める一方、ゲスの極み乙女のほな・いこか名義でドラマーも務めるなど、多岐にわたって活動するさとうが務める。
そのほか、東京国際映画祭でダブル受賞を果たした映画「正欲」で繊細な役を熱演したほか、多くの舞台やドラマ、映画で幅広い活躍を見せる佐藤寛太(劇団EXILE)、24年にはレギュラー番組も獲得し数々のCMや広告、バラエティーにも出演している森香澄、数々の舞台やミュージカルに出演し、ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系)にも出演した寺西拓人、Netflixの人気シリーズ「今際の国のアリス」や映画「新宿スワン」(15年)などさまざまな作品に出演している金子ノブアキ、元宝塚歌劇団トップスターで、ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)などにも出演した真飛聖がキャストに名を連ねている。
倉科カナ
▶結城愛⾥紗 役
修と結婚し都内の一等地に住むセレブ。裕福な家庭の娘として⽣まれ、彩江子とは大学時代からの友人。自身は装幀家として活躍する一方、キャリアウーマン、ワーキングマザーという⾔葉が似合わない。価値基準は「美しいか否か」。
<コメント>
「愛⾥紗は美しいものに対してすごく探検心がありますが、美しくないものは拒絶するという独自の世界観を持っています。人が頑張っている姿や一⽣懸命になっている姿も、愛⾥紗にとっては美しくないと思っていて。そのため役づくりに関しては、愛⾥紗独特の美学を理解しようと心がけていましたね。いつもト書きには『微笑む』と書いてあり、自分の中で“美しい城”を作っている感じなのですが、物語が進むにつれて大きく表情の変化は現れないものの、自分の築いてきた城に少しずつひびが入っていく瞬間が垣間見えたりします。そうした愛⾥紗の感情の微妙な変化や独特の世界観を見ていただけたらうれしいです」
さとうほなみ
▶中条彩江⼦ 役
社会問題に意識が高く、フリーライターの仕事にも使命感をもっているが、自分を律し過ぎていることもあいまって、思い通りの記事は書けていない。男性に人⽣を預け自⽴していない女性を愚かだと思っているが、仕事で出会った年下の世良の才能と真っすぐ自分に向かってくる姿に次第にひかれてしまう。
<コメント>
「彩江子は過去も現在も“つらい出来事”が多くて。役を演じている私自身も『ずっとしんどかったな』という気持ちでした。ただ逆を⾔えば、人間味があふれる人だからこそ、感情豊かに描かれていたりするわけで、井樫監督も彩江子の魅力をすごく引き出していたのを感じました。人間臭さが前面に出ているというか、喜怒哀楽を持っていて、そこに『愛』がある人なんですよ。いろんな登場人物がいる中でも、感情移入しやすいのが彩江子であり、その真っすぐな⽣き方とつらいシーンの描写に注目いただきたいです」
佐藤寛太
▶世良晴人 役
写真家のアシスタントをしながら、カメラマンとして独り⽴ちするため売り込み中。⾃分に気のある彩江子とはセックスの相性もよく⾃分にとって重要な存在だと思うが、愛⾥紗にも好意を寄せる。
<コメント>
「晴人は⾃分の気持ちにあまりふたができない性格で、正直というよりも、思ったことをそのまま口に出してしまうというか。役を演じるための準備段階として、台本はもちろん原作も読ませてもらったのですが、いざ現場に入ると⾃分の想像していた感覚と違ったんですよ。人当たりもいいし、人付き合いもうまい。きっと晴人はモテるだろうなと思うのですが、台本を読んでもキャラクターのイメージがつかみづらくて。役を演じる⽴場としてはすごく難しかったのですが、それでも彩江子役のほなみさんとも話し合い、試行錯誤しながらシーンを重ねていきました。登場人物のキャスティングに関してもすごくハマっているなと撮影を見ていても思ったので、そのあたりも注目していただくといいと思います」
森香澄
▶⽟木まりも 役
フリーターとしてホテルのティーラウンジでピアノを弾いている。今を⾃由に生きたいと考える一方、愛人の修に翻弄(ほんろう)される一面も。
<コメント>
「最初に台本をもらって読んだ時に、私の演じるまりもが同年代ということもあって、彼女の気持ちがすごく理解できました。これまでは、おしとやかであまり感情の動かない役を演じることが多かったのですが、まりもは感情の起伏が激しく、私にとっても初めて挑戦する役柄だったので、とてもやりがいを感じていました。まりもが見せる、さまざまな感情の移り変わりを見ていただけるとうれしいです」
寺西拓人
▶佐藤玲⾨ 役
恋人である流奈の営むバー「水無月」でピアノを弾きながら、流奈と一緒に気の向くままに暮らしている。
<コメント>
「原作や台本を読んだなかで、玲⾨は⾃分にすごく正直で、はっきりしている印象を抱きました。ジャズピアニストでありながら、どこか気ままな性格で、本能の赴くままに生きている。その姿に同棲している流奈もひかれていて、“優雅な野良猫”のように思われているんです。そんな玲⾨ですが、特に作品の中で見てほしいのは、僕にとって初めての挑戦だったキスシーンです。最初は戸惑う部分もありましたが、幸いにも真飛さんのおかげで、とてもやりやすかったというか。何も恐れずにできたので、そのシーンはぜひ注目いただけたらうれしいです。あとは、普段は見られない髪色を金髪に染めていることにも注目していただけたらと思っています」
金子ノブアキ
▶結城修 役
愛⾥紗の夫。表面上は上品でスマートな紳⼠。まりも、英⾥華と関係を持つが全く罪悪感はない。女性にモテるが、妻の愛⾥紗を誰よりもミステリアスで落とせない女と感じている。
<コメント>
「修の役を演じるのにあたって大事だったのは、原作の読後感から逆算して肉付けしていくことでした。原作を読み進めていくうちに、見た目も含めて修の実態があらわになっていくというか。登場人物の中で読者に一番翻弄されるキャラクターで、『最終的にはそういう人なのね』と思われるくらい、修は誰からもモテる存在ですごく人たらしな性格なんです。『すべてを手に入れた男の興味はどこに向いていくのか。何をもって興奮するのか』というのを考えれば考えるほど、修の面白さに魅了されると思います」
真飛聖
▶⽔無月流奈 役
ピアノバー「水無月」の経営者バーテンダー。年齢不詳の美しさで、恋愛経験豊富。親子ほど年の違うピアニストの玲⾨と暮らしている。
<コメント>
「恋愛や結婚、離婚、不倫…など、流奈は人生経験が豊富で、なんでも分かっているように見えますが、実は分かっていないというか。本当は孤独で、よりどころが定まっていないんです。ほかの登場人物からは、大人の女性としての『余裕』や『魅力』がかっこよく見えますが、別にそうありたいわけでもなく、いちずに人を好きでいたいというのが流奈の本心になっています。撮影を進めていくうちに、登場人物の誰よりも『ピュアな気持ち』を持った人だなと感じましたし、そこに私もひかれたというか、演じていて面白かったなと思いました」
※各キャストコメント全文は番組公式サイトで掲載中。
小手鞠るい
▶原作者
<コメント>
「危うさという名の美しさ。美しいものに囲まれてさえいれば世界が滅びても感知しない女。みにくい世間をひたむきに進んで行こうとする女。健気で賢くてちょっとだけずるい女。自分を酔わせるカクテルの味と作り方を知っている女。盗賊かもめのように横から獲物をさらっていく女。どの女も誰の手にも落ちない。対する男たちのだらしなさ、かわいらしさ、どうしようもなさ。恋愛という⾔葉の出てこない恋愛ドラマ。すみずみまで張り巡らされた繊細で優雅な映像美。これは情事を描いた叙情詩であり、きわめて危うい映像詩だと思った。こんなドラマを今までに見たことがあっただろうか。ない。なかった。脚本家、俳優、監督、このドラマ制作に関わったすべての人たちに脱帽します」
【コンテンツ情報】
「情事と事情」(全8話)
Lemino
12月5日から配信(以降、木曜更新予定)
※#1~2は広告付き無料配信、#3以降はLeminoプレミアム(月額・990円)で配信。「Leminoプレミアム(App Storeでの購入)」「Leminoプレミアム(Google Playでの購入)」の月額使用料は1,100円(税込)。
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