【トピックス】BS放送6局のリアルタイム視聴ランキングTOP20を発表!2024/11/01
今回のトピックス
スポーツ中継で注目度アップ! 10月14日~20日のBSリアルタイム視聴ベスト20
今年はMLB(メジャーリーグベースボール)のが注目を集めたこともあって、BS放送を見る機会が増えたという人が多かったようだ。ということで、今回のトピックスでは、10月14日~20日の1週間のBSのリアルタイム視聴ランキングを取り上げる。
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■BS 6局/リアルタイム視聴ランキング ベスト20
順位 | 番組タイトル | 放送局 | ポイント (%) |
---|---|---|---|
1 | MLB2024 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦「ドジャース×メッツ」(10/19 7:30~) | NHK BS | 100.0 |
2 | MLB2024 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦「ドジャース×メッツ」山本由伸先発(10/18) | NHK BS | 86.4 |
3 | MLB2024 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦「ドジャース×メッツ」(10/17) | NHK BS | 71.5 |
4 | MLB2024 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦「ドジャース×メッツ」(10/19 6:00~) | NHK BS | 62.8 |
5 | クライマックスシリーズファイナルステージ 第5戦「巨人×DeNA」(10/20) | BS日テレ | 49.3 |
6 | 連続テレビ小説「おむすび」(15)(10/18) | NHK BS | 47.5 |
7 | プロ野球2024 セ・リーグCSファイナル第2戦「巨人×DeNA」(10/17) | NHK BS | 46.6 |
8 | クライマックスシリーズファイナルステージ 第4戦「巨人×DeNA」(10/19) | BS日テレ | 43.3 |
9 | MLBナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦「メッツ×ドジャース」(10/15) | NHK BS | 43.0 |
10 | クライマックスシリーズファイナルステージ 第3戦「巨人×DeNA」(10/18) | BS日テレ | 30.7 |
11 | クライマックスシリーズファイナルステージ 第1戦「巨人×DeNA」(10/16) | BS日テレ | 29.9 |
12 | 連続テレビ小説「カーネーション」(23)(10/18) | NHK BS | 26.9 |
13 | にっぽん縦断 こころ旅 朝版 1242日目 長野県2日目(10/16) | NHK BS | 26.6 |
14 | MLB2024 ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦「ヤンキース×ガーディアンズ」(10/19) | NHK BS | 26.0 |
15 | MLB2024 ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦「ヤンキース×ガーディアンズ」(10/20) | NHK BS | 26.0 |
16 | 光る君へ(40)(10/20) | NHK BS | 25.5 |
17 | スーパーベースボール2024 クライマックス・パ「日本ハム×ロッテ」(10/14) | BS朝日 | 22.9 |
18 | MLB2024 ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦「ヤンキース×ガーディアンズ」(10/18) | NHK BS | 22.7 |
19 | MLB2024 ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦「ガーディアンズ×ヤンキース」(10/16) | NHK BS | 13.6 |
20 | プロ野球2024 パ・リーグCSファイナル第1戦「ソフトバンク×日本ハム」(10/16) | NHK BS | 12.4 |
この週は、MLBの両リーグ優勝決定シリーズが行われたが、ナショナルリーグの「ドジャース×メッツ」第1戦がNHK総合で放送された以外、すべてNHK BSでの放送となったため、ベスト20のうち、11番組がMLBのリーグ優勝決定シリーズとなった。ア・リーグ(アメリカンリーグ)はヤンキース、ナ・リーグはドジャースが勝ち上がった。ヤンキースとドジャースによるワールドシリーズはなんと43年ぶりである。
普段はNHK BS一強の様相を呈しているBSランキングだが、今週は民放BSも頑張っている。その要因もスポーツである。日本のプロ野球もポストシーズンに入り、セ・パ両リーグのクライマックスシリーズを開催。BS日テレは地上波の日本テレビが中継に入る前の午後6:00~7:00の間に試合を中継し、それぞれ5、7、10、11位にランクインした(第2戦はNHK BSが完全中継し、7位にランクインしている)。また、BS朝日もパ・リーグのファーストステージ「日本ハム×ロッテ」戦を14日の祝日に放送し、17位にランクインしている。
かつてなら地上波で放送したような試合をBSで放送し視聴者を獲得した例としては、今年の5~6月にBS-TBSが放送した「バレーボールネーションズカップ」が記憶に新しい。オリンピックでもBSでしか見られない競技が多くあった。日本選手の活躍が、地上波だけではなくBSの新たな視聴体験を後押しした。大谷翔平選手らの活躍でMLB中継が人気を得たのと同じ構図である。
NHK BSの朝ドラ・大河の先行放送、オリジナルドラマや海外ドラマ、再放送ドラマ、映画放送など、BS波も固有の視聴層を獲得してきてはいたが、近年のスポーツ中継による広がりは注目に値する。今後も折に触れてBSのランキングも紹介していきたいと思う。
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文/武内朗(たけうちあきら)
TVアナリスト。東京ニュース通信社にて「TVガイド」「TV Bros.」編集長ほかを歴任。TVガイドアーカイブチーム代表。好きな言葉は博覧強記。3大フェイバリットコンテンツは、ビートルズ・ナイアガラ・魔法少女まどか☆マギカ。
【ランキングデータについて】
ランキングデータは、関東140万台(公開日現在)を超えるREGZAの視聴データを基に、テレビの利用状況(家族での視聴や個人の視聴など)やユーザーの性別・年齢などの属性に、政府統計による世代別人口やテレビ保有率を加味した番組ごとの「推計視聴人数」を算出し、TVガイドWebが独自にランキング化したものです。
※各ランキングデータは、地上波放送とBS放送を合わせて集計したものです。
※ランキング集計期間には、集計日当日の翌日AM5:00までの番組を含みます。
※録画視聴は、放送日当日を含めた7日間のうちに再生視聴されたデータです。
※数値は1位を100とした場合の比率となります。
■テレビ視聴ランキング
・リアルタイム視聴ランキングベスト20 → 放送時刻に視聴した推計視聴人数が多い番組の上位20位分を掲載。
・録画再視聴ランキングベスト20 → 録画された番組を視聴した推計視聴人数が多い番組の上位20位分を掲載。
■ドラマ&バラエティー視聴ランキング
・ドラマ番組ベスト20(リアルタイム視聴+録画視聴の合算)
・バラエティー番組ベスト20(リアルタイム視聴+録画視聴の合算)
※「リアルタイム視聴」と「録画視聴」を合わせた、合計推計視聴人数の多い番組をジャンル別に20位分を掲載。 多様な視聴形態を加味したうえで、本当に多くの人に見られている番組が分かるランキング。
■トピックス
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出典元:TVS REGZA株式会社 テレビ視聴データ“TimeOn Analytics”
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