ジュード・ロウやマッツ・ミケルセンら「スター・ウォーズ」俳優が12月に日本に集結!2024/10/29
「スター・ウォーズ」の最大で究極の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション」が2025年春、17年ぶりに日本で開催される。そして、世界が注目する祭典に先駆け、12月開催の「東京コミックコンベンション2024」に「スター・ウォーズ」のレジェンド俳優たちがやってくる。
12月4日に配信開始を控えるSW最新オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」に出演するハリウッド俳優のジュード・ロウに加え、「スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)」や「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」でボバ・フェットを演じたダニエル・ローガン、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」ゲイレン・アーソ役のマッツ・ミケルセン、「マンダロリアン」シーズン3にゲスト出演したクリストファー・ロイド、新三部作のフィン役のジョン・ボイエガらの来日が決定している。
ディズニープラス(Disney+)では、「スター・ウォーズ」シリーズの全9エピソードはもちろん、その壮大なサーガからつながる数々の物語を描くアニメーション作品やオリジナルドラマシリーズを配信中。今回、来日する5人のシリーズ出演作をチェックしてその日に備えよう。
世界中のファンが配信を待ち望むジュード・ロウ出演の最新オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ/スケルトン・クルー」
世界を熱狂させた「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」でルーク・スカイウォーカーが父であるダース・ベイダーに寄り添い、ダース・シディアスに打ち勝った約30年後の物語。「マンダロリアン」シリーズやアナキン唯一の弟子、アソーカ・タノの活躍を描いた「スター・ウォーズ:アソーカ」と同じ時代を舞台に描く物語で、ある日突然、平和な惑星から地図すらもない広大で危険な銀河に迷い込んだ“4人の子どもたち”が、故郷に帰るための壮大な冒険を描くスペース・アドベンチャーだ。
ジュード・ロウが演じるのは、そんな子どもたちの前に現れる“謎のジェダイ”。ジェダイの存在そのものがおとぎ話になっている時代に生き残っていたこの男は、一体何者なのか? ファンからも高い評価を受けるジョン・ファブローとデイヴ・フィローニを制作総指揮に迎え、「スパイダーマン」シリーズで知られるジョン・ワッツとクリストファー・フォードも監督と脚本として参加。銀河をめぐるかつてない“壮大な冒険”を描いたオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」は、12月4日からディズニープラスで初回2話が日米同時独占配信開始。
劇場公開第1作目「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」の知られざる前日譚。マッツ・ミケルセン出演の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
記念すべき劇場公開1作目「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」の直前に起きた決死のミッションを描くアナザー・ストーリー。「新たなる希望」でなぜレイアら反乱軍は帝国軍の究極兵器“デス・スター”の設計図を入手できたのか? その真実は主人公であるジン・アーソら“ローグ・ワン”の活躍に隠されていた。マッツ・ミケルセンが演じるのはジン・アーソの父親で銀河帝国の科学者としてデス・スターの開発を進めるゲイレン・アーソ。銀河の平和を揺るがす凶悪な兵器の開発を強制されたゲイレンは帝国の監視をかいくぐり、ひそかにデス・スターに致命的な欠陥を組み込むことに成功。この欠陥が、後の「新たなる希望(エピソード4)」でのルーク・スカイウォーカーによるデス・スター破壊作戦のキーになっていく。帝国軍に逆らえない状況下で良心の呵責(かしゃく)に悩まされるゲイレンの葛藤や、娘・ジンとの家族愛が描かれる本作は「スター・ウォーズ」ファンから今も高く評価されており、衝撃のラストが待つ号泣必至だ。
SW史の転換点“クローン戦争”が描かれる、ボバ・フェット役のダニエル・ローガン出演「スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)」「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」
劇場公開5作目でジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービと、その弟子であるアナキン・スカイウォーカーの活躍を描く物語。オビ=ワンは、元老院議員のパドメ・アミダラを狙った暗殺未遂事件を調べている中で、賞金稼ぎのジャンゴ・フェットの遺伝子を基に大量のクローン兵器が秘密裏に製造されていることを突き止める。ジャンゴは一度オビ=ワンのもとから逃げるも、物語のクライマックスでジェダイ・マスター、メイス・ウィンドゥの手によって斬首されてしまう。その息子のボバ・フェット(ダニエル・ローガン)は衝撃的な父の最期を目の当たりにしたことにより、ジェダイを憎む冷酷で無慈悲な孤高の賞金稼ぎとして銀河で名をはせていくことになる。さらに、本作では暗黒卿、ダース・シディアスの暗躍により手引きされたジェダイの殲滅を目的とした“クローン戦争”の発端が描かれており、「スター・ウォーズ」を語る上でも絶対に欠かせない重要作となっている。
そして、そんな「スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)」と「スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)」の間を描くオリジナルアニメシリーズで、クローン戦争で起きた出来事とアナキンの成長と葛藤が詳細に描かれる「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」。自身の弟子、アソーカ・タノを指導することで師としての役割を果たす一方で、ダークサイドへの誘惑に直面するアナキンは、悩みながらも共和国の存亡をかけて“クローン戦争”で激戦を繰り広げることに。本作では、多くのSWファンに愛されるキャラクターたちが登場するのも最大の魅力の一つ。その1人が、ダニエル・ローガンが声優を務めるボバ・フェットだ。父・ジャンゴを殺害されたことによりジェダイに強い憎しみを抱くボバ・フェットは、アナキンやオビ=ワンへの復讐を狙う賞金稼ぎとして成長するとともに、ダークサイドに傾いていく姿が描かれる。アニメシリーズでしか描かれていないキャラクターのバックグラウンドが垣間見える本作はファン必見だ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの名優、クリストファー・ロイドがゲスト出演で話題沸騰!「マンダロリアン シーズン3」
「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」から5年後の銀河を舞台に、孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”と強大なフォースを秘めた“グローグー”の冒険を描く本シリーズ。「スター・ウォーズ」シリーズをこよなく愛するデイヴ・フィローニをはじめとする制作陣が、「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想の下に丁寧に作り上げたシリーズで、世界中で“完璧な「スター・ウォーズ」”と根強い人気を誇っている作品だ。そんな本シリーズのシーズン3にゲスト出演したのが、ヘルゲイト長官役のクリストファー・ロイド。出演シーンこそ多くはなかったが、映画史に残る名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのドク博士を演じた名優のSW作品への参加は、世界中のファンに衝撃と感動を与えた。2026年には本シリーズの新作映画「マンダロリアン&グローグー(原題)」の公開が予定されており、期待と注目を集めている「マンダロリアン」シリーズをこの機会に楽しみたい。
新三部作の主人公・レイの相棒、ジョン・ボイエガが演じるフィンの活躍に注目!「フォースの覚醒(エピソード7)」「最後のジェダイ(エピソード8)」「スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)」
舞台は「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」から約30年後。かつてルークやアナキンが使ったライトセーバーを手にした主人公・レイがその秘めたフォースの力を覚醒させたことによって、悪役で最大の敵であるカイロ・レンとの銀河の運命を懸けた戦いの始まりの物語を描く続三部作。ジョン・ボイエガが演じるのは、ファースト・オーダーによる残忍な侵略に不信感を抱き、脱走した元ストームトルーパーのフィン。ジャクーの惑星でレイと出会ったフィンは運命に翻弄(ほんろう)されながらも、レジスタンスの一員となりファースト・オーダーとの戦いに参加することを決意する。ジェダイとして銀河の平和のために戦う運命を受け入れたレイだけではなく、その相棒・フィンが自らの過去に向き合い、恐れや迷いを抱きながらも仲間のために戦う熱い姿を堪能していただきたい。
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