山田孝之が語る「勇者ヨシヒコ」撮影時に彼らを襲う最大の敵とは!?　「いつやられるか分からない、そのストレスはハンパじゃない！」2016/11/12

　金曜深夜に必ず爆笑させてくれる「勇者ヨシヒコと導かれし七人」（テレビ東京ほか）。いつもは金曜の夜には家にいない人も、今クールは「勇者ヨシヒコ」をリアルタイムで見るべく、家に帰っている人も多いのではないのでしょうか？　はたまた録画して次の日にじっくり見るのもいいですよね。記者は録画しながらリアルタイムで見つつ、後日繰り返し見ています（笑）。

　絶大な人気を誇る「勇者ヨシヒコ」シリーズですが、山形の庄内映画村をメーンとし、さまざまな自然の中で撮影されています。撮影中に印象に残っているエピソードを主演の山田孝之さんにお伺いしたところ、なんでも撮影時に最大の敵が現れるそうで…。

「山形での撮影はまず、一番大変なのが虫なんです。ブヨの恐怖!!　みんな露出していて、いつやられるか分からないので、そのストレスはハンパじゃないですね。一瞬でも寝たら絶対やられるんですよ！　顔をやられたら1週間は撮影できないので。でも、市販の虫除け剤はヤツらに効かないんですよ。前回学んだんですけど、ハッカを水に溶かしたハッカ水が効くんです。ただ、蚊にもブヨにも有効だけど、もって30分なんですよ。だから、ハッカ水を常に振って絶対切らしちゃいけない（笑）。そのへんの知識はどんどん付いてきました。ブヨが出やすい時期が4～5月の春なので、それを考えると夏がいいんですけど、夏は暑過ぎるので、そうなると虫対策をしてその時期に合わせるしかないんですよね。あとは、映画村内で移動が結構あるので、水の近くに行く時は本当にみんな気を付けましたね。朝方・昼前・夕方の涼しい時間帯によく出てくるので、その時間、特に多めにハッカ水を振っていました。ゲストが来ても、みんな油断しているのでこっちから振りまくるんですよ!!　一撃で本当に嫌な思い出になるくらい、ダメージがでかいので。虫は本当に気を付けていたかな…いや、本当に恐ろしいんですよ！」

　記者も笑いながら聞いていたのですが、山田さんのあまりにも真剣なトーンに「ブヨがいかに強敵だったか」という思いが、ひしひしと伝わってきました。あの平和な「勇者ヨシヒコ」の世界の裏に、山田さんたちの涙ぐましいブヨ対策の努力があったとは…。またドラマの違った見方ができそうですね。

　11月18日放送の第7話では、ヨシヒコ（山田）一行がミュジコの村にたどり着きます。この村では、村人たちが踊り続けており、会話も意図せずしてメロディーに乗ってしまうとのこと…既にこの設定だけで笑えますね。さらに、ヨシヒコがパン屋さんでフランスパンを持って逃走し、万引きの現行犯で逮捕されてしまう!?　先の展開が読めなさ過ぎて、気になるどころじゃないですが、今回も間違いなく爆笑させてくれるはずです！