「ゴールデンカムイ」山田杏奈&玉木宏が北海道に凱旋! 驚きの見どころとは?2024/10/04
山﨑賢人が主演を務める「連続ドラマW ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―」(日曜午後10:00)が、WOWOWで10月6日より独占放送&配信(第1話無料放送)スタート。それに先駆け、10月4日に札幌で試写会と舞台あいさつが開催され、山田杏奈と玉木宏が登壇した。
今作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーであり、魅力的なキャラクターたちが相まみえる冒険活劇。映画版に引き続き山﨑をはじめ、山田、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、大方斐紗子、井浦新、そして玉木、舘ひろしら主要キャストが続投。埋蔵金のありかを示す“刺青人皮(いれずみにんぴ)”争奪戦が、いよいよ本格化する。
舞台あいさつに現れた、山﨑演じる主人公・杉元佐一と共に旅をするアイヌの少女・アシㇼパ役の山田と金塊を巡って彼らと対立する第七師団の鶴見篤四郎中尉を演じる玉木は、物語の舞台であり、ロケ地でもある北海道の地で、撮影の裏話や北海道各地で行われたロケの思い出、初共演の感想など、ご当地ならではのトークを繰り広げた。
集まった大勢のファンを前に、山田は「撮影でもたくさんお世話になった北海道の皆さまにドラマを見ていただけることが楽しみです」とあいさつ。玉木も「ようやくドラマを見ていただけるということでうれしい」と笑顔を見せた。
改めて、北海道の印象を聞かれると山田は「以前に写真集の撮影でお世話になりました。その時から北海道は自然豊かでご飯がおいしい、というところが何より好き。ジンギスカンと海鮮は以前も食べたことがありましたが、北海道に来て初めて食べた八角、ニシンがお寿司、お刺身で生で食べられることに驚きました。すごくおいしくて感動しました!」と思い出を。玉木は「撮影で長い期間お邪魔するのは20年ぶりぐらい。『雨鱒の川』という映画の撮影でお邪魔しました。その時に食べた平取和牛の味が忘れられないんです! また食べたい!」と魅力を熱く語り、会場を沸かせた。
今年1月に全国公開された今作の映画版が初共演となった2人。お互いの印象を聞かれると、「撮影ではあまりお会いできなかったのですが、初めてごあいさつさせていただいた時に鶴見中尉の衣装とメークの玉木さんを見て、『あ、鶴見中尉だっ!』と感じたのを今でも鮮明に覚えています。鶴見中尉のカリスマ性などが感じられて、いち『ゴールデンカムイ』ファンとして、玉木さんで良かったです!」と山田。それに対し、玉木は「スタッフのおかげです。うれしい限り。このチームは原作愛が強い。特殊メイクも衣装も含めて、本当にみんながありったけの力を奮って作っている現場です。どこを見ても、ちゃんとその世界にいられるような気がする」と制作チームの努力を称えた。
そして、玉木から見た山田の印象は「現場でごあいさつしたときに、印象はアシㇼパそのものでした。作中ではご一緒する機会はあまりなかったのですが、完成版を見た時に、ハイスピードカメラで撮ったスローモーションの矢を放つカットのアシㇼパの姿を見て、すごく感動しました。説得力があって、透き通った目の強さを感じました」と答えた。
なお、鶴見中尉はエキセントリックな個性が際立つキャラクターだが、それに関して、共に受けた別の取材で玉木が「(自身と鶴見は)似ているところは何もない!」と断言しており、それを知った山田は「(玉木さんは)優しい方なのだな」と安堵(あんど)していたそう。
映画版のクオリティー、スケール感をそのままに、全9話でエピソードをたっぷりと丁寧に描く今回のドラマ版。見どころを聞かれると、山田は井浦演じる父・アチャとの関係性の秘密、さらに杉元たちと絆が深まっていく展開を見てほしいと力強くアピール。玉木は、先日ニュースにもなった原作者・野田サトル氏の今作鑑賞後の感想となぞらえ、「見どころは、鶴見が裸でコートを羽織っている姿」と会場の笑いを誘った。
ドラマ版は、刺青人皮を追い求め、各勢力が北海道各地を駆け回るロードムービーにもなっている。試写会の会場となった札幌をはじめ、小樽、旭川、日高、夕張、大雪山など、道民にもなじみのある地名が作中にたくさん登場。各地を巡る中で登場人物も増えていくが、お気に入りのエピソードを聞かれると、山田は「萩原聖人さん演じる辺見が登場する小樽のニシン御殿」と答え、玉木も「かぶっちゃいますが、小樽です。萩原さんがすごいです。萩原さん本人にもメールしました」とその強烈な印象を語った。
実は、ドラマ版の撮影は映画版とともに行われたそうで、約8カ月にも及んだ長期の撮影について裏話を聞かれると、山田は「(北海道での撮影は)寒いというのももちろんですが、登場人物がこの寒い中どのように暮らしたのだろう、と思いをはせることができた」と。玉木は「コロナあって地方ロケができなかったが、それを乗り越えて撮影できたことがうれしかった。北海道は住んでみたかった場所です。雪が好きなんです!」と北海道愛を感じさせた。
最後に観客に向けてメッセージを求められると、山田は「作品の緊張感を含めて、とにかくドラマの世界観を楽しんでほしい」、玉木は「ここまでのクオリティーの連続ドラマはなかなか今までにないです。WOWOWでぜひご覧いただきたい!」と会場に呼び掛けた。
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