佐野弘樹が熱血ロボット開発者に！ 「未来の私にブッかまされる!?」追加キャスト10人発表2024/09/20 17:10
綱啓永が主演を務める、NHK総合で、10月7日スタートの連続ドラマ「未来の私にブッかまされる!?」（月曜～木曜午後10：45）の追加キャスト10人が発表となった。
「未来の私にブッかまされる!?」は、「未来」と「今」の自分同士の価値観が衝突しながら予想もつかない人生が切り拓かれるタイムトラベルドラマ。工業系の高等専門学校（高専）を卒業後、リスク最小限を最優先に市役所に就職した五十嵐頼人（綱）。地に足がついた30歳手前で、付き合っている恋人・筒井凜（久保史緒里／乃木坂46）に結婚を切り出すため、レストランでプロポーズを決行しようとするが、突如目の前に現れた“未来からやってきた五十嵐頼人”だと主張するオジサン（高橋克典）にブッかまされて、事態は急変する。
頼人の高専時代の仲間を演じるのは、佐野弘樹、東野絢香、岩男海史、野村麻純の4人。
頼人のロボコン部同期でベンチャー企業「ロボツクール」を立ち上げた清水開を演じる佐野。理想に燃える熱い男で、これまでの常識を覆す「ある成分」を生み出すが、その情熱とマイペースさが周囲にあつれきを起こすことも。佐野は、「『未来の私にブッかまされる!?』というタイトルからしてとんでもないことが起こりそうな今作は、最後の最後までとんでもないことの連続です。とにかく面白いです。ブッかまされました。過去、未来に思いをはせながらも“今”を生きている皆さんに見ていただきたい作品です」と、作品に魅了されている様子で、「笑って泣けるエネルギッシュな楽しい作品になるよう、スタッフ、キャスト一同、そして清水開として全力でブッかましております。皆さまお楽しみに!!」と意気込みを語った。
東野が演じるブレーンは、ロボツクールメンバーの一人で、機械設計の天才。自分の気持ちを伝えることに不器用で、ロボツクールに波乱を巻き起こす役どころだ。東野は、「信じられないようなことがたくさん起きるこの世の中で、わがままで、不安定で、ちょっと面倒くさいオトナたちが、間違えたり、やり直したり、何かに気付いたりするお話です」と、ドラマのテーマについて触れ、「『もしも未来からタイムスリップしてきたとしたら、今、やり残したことはないだろうか』そんなことを考えながら、楽しんでもらえたらうれしいです」と期待感を表した。
頼人の後輩で、ロボツクールのメンバーとして活躍するナイスを演じる岩男は、「初めての夜ドラ参戦、うれしい限りです！」と声を弾ませ、「今作はかなりぶっ飛んだ物語ですが、飛躍した設定の中にも等身大の人間ドラマがたくさんちりばめられていて、いい意味で“忙しく”楽しめる作品です」と、作品の魅力を強調。若くして結婚した2児のパパ。機械加工が得意で、高専時代から憧れの清水の背中を追っているという自身のキャラクターについても、「僕が演じる『ナイス』という奴もいろいろと忙しいやつなので、楽しんで見てもらえるとうれしいです」とアピールし、「僕も放送が楽しみでなりません！」と、放送を心待ちにしている。
ロボツクールの後輩で、ロボットデザインのスペシャリストにして仲間思いの姫を演じる野村は、「姫になるべくしてボブカット・ピンクのインナーカラーを入れました」と役作りについてコメント。「姫は誰よりも仲間意識が強いです。ギャルは仲間をまぢ大切にします」と、広大な実家の屋敷の一部をロボツクールの研究開発施設用に提供する姫のキャラクターに触れ、「ロボツクールの皆との絆、日に日に増していくがむしゃらな青春感、日々の15分、皆さまに気持ちを重ねて楽しんでいただける作品になると思います」と、ロボツクールのメンバーとの絆が深まる過程に注目してもらいたいとアピールした。
続いて、頼人の働く鈴沢市役所の人々を演じるのが、紺野まひる、潤花、丈太郎、映美くららの4人。
頼人の上司で、部下の意見を上手に取り入れる柔軟さを持つが、時に突飛な発想で頼人を困惑させる地域振興課の課長・高津順子を演じる紺野。演じる役柄について意外な指示を受けたことを明かし、「顔合わせ本読みの前に、市役所で働くメンバーと集まる日がありました。その時に演出とプロデューサーの方から、私が演じる高津の役を『女性版高田純次さんのイメージです』と言われ、台本を読んでいたイメージと全く違って、かなりの衝撃を受けました」と、エピソードを披露。「市役所メンバーでの撮影時間はとても楽しかったです」と、チームワークの良さも感じられる撮影現場について触れ、「皆さんの明日が楽しい1日だと思えるドラマになっているとうれしいです」と、視聴者に向けてメッセージを寄せた。
頼人の同期で地域振興課で働く宮本珠季を演じる潤花は、「この作品に携わらせていただき、現場で大切だなと思える尊敬する方々に出逢えたこと、役者として新しい景色を見させていただけたことに心からの感謝と幸せな気持ちでいっぱいです!!」と、共演者との出会いを振り返る。さらに、「初めて台本を読んだ時から、この作品に明るく前向きに、笑顔にしてもらいました。ぜひとも、ご覧いただきたいです。お楽しみに!!」と、視聴を呼び掛けた。
頼人の後輩で、無口で独特な雰囲気を持つ濱愛流を演じる丈太郎は、「念願のNHK夜ドラに参加できることを大変うれしく思います」と喜びを表現。「濱もさまざまなモノを目の当たりにして変化していく1人です。楽しみにしていてください！」とキャラクターの成長に期待を込め、「この作品が、ご覧になった皆さんの新しいことを始める原動力や変化を求める活力になったらうれしいです」と力を込めた。
誠実に対応する頼人のことがお気に入りで、頼人を見かけるたびマシンガントークをさく裂させる市役所の名物、クレーマーマダムを演じる映美は、「役名『クレーマーマダム』。初めて脚本を読んだ時のそのインパクトに、うれしい気持ちと相反して逃げたくなりました（笑）」と役柄への挑戦を語り、「私にできるのか？ と。目指すところはチャーミングなクレーマー？ という高いハードルに、最後まで模索しました。マダムがかき乱すことで、頼人の人生の一部分、人柄が伝われば良いなと。そしてマダム自身が真実なのか虚構なのか？ そんなファンタジーな人でいたいと演じました。私が作品から背中を押してもらったように、どの世代の方にも真っすぐな気持ちを貰える作品です」と、独特なキャラクターに込めた想いと作品の魅力を述べた。
そして、頼人が出会う人々として、小倉優子、杉田かおるが出演する。
小倉が演じるオジサン行きつけのバー・地獄のママ、アヤママは、絶品創作料理を作る腕の持ち主。いつもニッコリほほ笑んでいるが、謎も多い。小倉は、「7年以上ぶりのドラマということで最初はかなり不安でしたが、皆さまのおかげで楽しんで撮影に挑むことができております」と、久しぶりのドラマ出演に対する感想を伝え、「アヤママは謎めいた人物でもあるため、一体何者なのか楽しんでご覧いただけますと幸いです！」と、自身の役柄をアピールする。
杉田は、元宇宙飛行士・時岡聡子役を担当。鈴沢市の有名人で、気さくで懐が深い。人生の選択に迷う頼人に大きな影響を与える人物だ。杉田は、「長い長い俳優人生で初めて演じることになった元宇宙飛行士役。主演の綱さんや、ロボツクールのメンバーはじめ出演者の方々が、本当にキラキラしていて魅力的で、たくさんの刺激をもらえました」と、出演者たちから多くの刺激を受けたことを明かし、「宇宙への案内役として無限の可能性を秘めたすてきなドラマに楽しく参加できたこと、心から感謝しています」と、魅力あふれる作品への参加に心を躍らせている。
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