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藤岡真威人が「ウイングマン」でヒーローに! ヒロイン加藤小夏と桂正和の名作に挑む2024/09/10

藤岡真威人が「ウイングマン」でヒーローに! ヒロイン加藤小夏と桂正和の名作に挑む

 テレ東系で10月22日より放送されることが決定している、ドラマチューズ!「ウイングマン」(火曜深夜0:30)。原作は、映像化もされている人気作「電影少女」や「I”s」の作者・桂正和氏の連載デビュー作で、1983年から85年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたマンガ。80年代の特撮ヒーローの影響を大きく受けた作風が男女問わず人気を集め、アニメ、ゲームなどさまざまなジャンルで魅了し続けてきた。

 主人公は、授業中もヒーローの空想に浸ってばかりで、さえない日常を送っている特撮ヒーローオタクの高校2年生・広野健太。そんな彼のもとにある時、悪の手から逃れて異次元からやって来たというアオイと名乗る不思議な美少女が現れる。健太はアオイが持っていた“ドリムノート”に、自分が空想したヒーロー“ウイングマン”を描いたことで、5分間だけウイングマンに変身できる能力を手に入れてしまう。念願のヒーローに変身する力を手にして喜ぶ健太だったが、異世界からはアオイを追って次々と刺客が送り込まれてくることに…。

 生誕40周年を記念して本作がドラマ化されることは既報の通りだが、この度、発表が待たれていた出演者の情報が解禁された。

藤岡真威人が「ウイングマン」でヒーローに! ヒロイン加藤小夏と桂正和の名作に挑む

 健太を演じるのは、モデルやバラエティー番組など多方面で活躍する他、「クールドジ男子」(2023年/テレ東系)では、地上波連続ドラマ初主演を務めた藤岡真威。「俳優人生の中で地上波の単独主演をやらせていただくことが一つの大きな夢でしたので、オファーをいただけてとてもうれしかったです」と喜ぶ藤岡。

 20歳の彼が生まれる前に大ヒットした作品での主演については、「80年代の『週刊少年ジャンプ』に革命を起こした『ウイングマン』の広野健太役ということで、責任やプレッシャーを感じていましたが、期待に応えてみせるという強い気持ちで撮影に挑みました」と緊張の面持ち。

 それでも「特撮が大好きで自作のコスチュームに身を包み毎日アクションの練習をする。そんな健太を演じるのは新鮮ですごく楽しく、少年の気持ちに戻って演じることができました。原作ファンの方、特撮ファンの方、特撮を一度も見たことがないという方にも楽しんでいただける作品だと思います。アクションあり、感動あり、青春ありの素晴らしいドラマをぜひご堪能ください」と、この役に全力投球する意気込みを語っている。

 異次元世界・ポドリムスから三次元(地球)世界へやって来た謎の少女・アオイ役は、桂正和原作の「I”s」(18年/BSスカパー!、スカパー!オンデマンド)が映像化された際、ヒロインの1人を演じて連続ドラマデビューを果たした加藤小夏

 父の発明品「ドリムノート」を消滅させるため、そして戦争中のポドリムスで幽閉されている父を助けるために地球に現れたアオイを演じるにあたり、加藤は、「撮影に入る前に『原作読んできた? 悪いけど原作を忘れてやってくれ』桂先生が仰っていました。とんでもないことを仰るじゃないですか…と思いましたが、その日からアオイが3次元に来た理由を大切にすることができました」と原作者から意外な依頼があったことを明かす。そして「相棒の真威人くんと大好きな共演者の皆さまと、猛暑やたくさんのことを乗り越えて、無事に来月の放送を迎えられること、うれしく思います。坂本(浩一)監督の大人の特撮になっていると思います」とアピール。

藤岡真威人が「ウイングマン」でヒーローに! ヒロイン加藤小夏と桂正和の名作に挑む

  前田知樹プロデューサーは、主演を務める藤岡の起用理由をこう語る。「1980年代の伝説的な名作を令和の時代に実写化する、そんな今回のプロジェクトの意義を考えた時に、真っ先に名前が挙がったのが藤岡真威人さんでした。実直で誠実、それでいて熱い魅力にあふれた藤岡さんの存在が、この作品に、主人公・広野健太というキャラクターに、命を吹き込んでくれました。新しい時代のヒーロー作品を、そしてその中心にいる藤岡真威人さんの勇姿を、ぜひご期待ください!」と力強くコメント。また、ヒロイン・アオイ役を加藤には「ヒロインとしてのまぶしい存在感と、本格派の演技力、制作陣が思い描いたそんなアオイ像にピタリと一致したのが加藤さんでした。加藤さんの演じる、キュートで少し大人っぽいアオイなくしてこの作品はあり得ません!」と太鼓判を押す。

 さらに、前田プロデューサーが「そんな魅力あふれる、これからの時代を担うキャスト陣を指揮するのは坂本浩一監督。言わずと知れた特撮・アクション界の第一人者に監督を務めていただくことを、大変光栄に思います」と興奮気味に紹介する。

 監督・アクション監督を務めることが決まった坂本氏は「仮面ライダーフォーゼ」(11年/テレビ朝日系)、「獣電戦隊キョウリュウジャー」(13年/テレビ朝日系)、「ウルトラマンギンガS」(14年/テレ東系)といった三大特撮ヒーローのテレビ本編メイン監督と劇場版監督をすべて担当するという偉業を達成した特撮アクションの第一人者。アメリカ仕込みの本格アクション演出を生かした迫力満点な圧倒的画力でドラマ「ウイングマン」を手掛けることとなった。

 1970年生まれの坂本監督は、中学生時代に当時連載していた「ウイングマン」を読んでいたそうで「自分とたくさんの共通点を持つヒーローオタクの健太に親近感を持ち、魅力的なヒロインたちに魅了され、毎週『少年ジャンプ』の発売日を楽しみにしていました。これまで数々のヒーローを演出してきましたが、まさか自分が『ウイングマン』を監督できるとは!!!」と驚きを隠せない様子。「多くのファンを持つ原作なので、実写化にあたり大きなプレッシャーもあります。ただ、今回は脚本開発からデザイン、造形制作やオーディションに至るまで、桂先生の指揮の元、今の時代の『ウイングマン』を創り上げることが出来ました。キャスト達も原作のイメージを再現しつつも、新たな力を吹き込む、素晴らしい才能がそろいました。青春ドラマと特撮アクションが見事に融合された、今までになかった新しい形の作品になっていると思います。原作ファンから原作を知らない人たちまで、ぜひ多くの人たちに健太とアオイの成長を見守っていただけたらと思います!」と憧れの作品を手掛ける意気込みを語った。

藤岡真威人が「ウイングマン」でヒーローに! ヒロイン加藤小夏と桂正和の名作に挑む

 なお、キャスト、監督と同時に、BLUE ENCOUNTの「Chang[e]」(読み:チェンジ)がオープニングテーマに起用されることも発表された。ボーカル・ギターの田邊駿一は、「がむしゃら故に恐れるものなどなかった少年時代(あのころ)。現実という魔物に鎧(よろい)を剥がされ続け、気が付けば挑むことを躊躇(ちゅうちょ)しそうになる大人になった自分。僕は『ウイングマン』という作品に出合い、そんなくだらない己をぶち壊したいと思えました。本当にありがとう。今の自分の葛藤と決意がしっかり音になった気がします。健太とこの曲が物語の先でどう成長していくのか。皆さんと共に見届けていきたいです」とコメントを寄せた。

 キャスト、スタッフ、音楽が一体となって現代によみがえらせる「ウイングマン」から目が離せない。


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