「キョコロヒー」が不義理を解消し、パワーアップした1日!「生キョコロヒー2024」リポート2024/09/09
日向坂46の元メンバーで、現在は俳優として活躍する齊藤京子と芸人・ヒコロヒーがおくる真夜中のヘンテコトークバラエティー「キョコロヒー」(テレビ朝日系)。スタートから4年目を迎えた番組のトークイベント「生キョコロヒー」が今年も開催された。
番組視聴者への“感謝”を込めて、“原点回帰”した「キョコロヒー」の魅力がふんだんに詰め込まれ、2人の生おしゃべりと番組ゆかりの豪華ゲスト盛りだくさんで行われた「大残暑見舞い in NHKホール ~生キョコロヒー2024 感謝の集い~」。9月6日に東京・NHKホールで行われた昼・夜、2回公演のイベントの模様を紹介!
昼公演のテーマは、不義理解消!?
昼公演は、齊藤とヒコロヒーがせり上がりから登場すると、2人は紅白歌合戦の舞台でもあるNHKホールでのイベント開催に、感慨深げ。会場を見渡し、「MISIAさんや美空ひばりさんが立っていたところだ!」とテンションを上げる。すると、下手バルコニーに、スポットライトが当てられ、番組でもおなじみの芸人・森本サイダーが登場。「僕は今日、配信で見ている方のコメントを見て、ここからお二人に伝えていきます!」と大役を任せられたことを明かすが、舞台と遠く離れた場所からのイベント参戦に、会場からは笑いが起きた。
舟橋政宏ディレクターから発表された1部のテーマは、「不義理解消の昼」。齊藤とヒコロヒーがそれぞれ番組で不義理をしてしまった人への謝罪の意味を込めたロケに行ってきたVTRを見ることに。まずは、「かき氷が好き」と番組でもたびたび話す齊藤が、齊藤よりもかき氷愛があるにも関わらず、番組出演がない日向坂46の後輩、三期生・上村ひなのと森本茉莉と共に行った吉祥寺でのかき氷ロケの様子が流された。久しぶりの後輩とのロケは和やかに進むと思いきや、かき氷歴が齊藤より長い、森本の言動により段々と、不義理への逆襲ゲージが溜まってきて…。VTRが終わると、すかさずヒコロヒーから、「番組の不義理ではなくない? 関係なくない?」と突っ込みが飛んだ。
対して、今度は、ヒコロヒーが「番組の不義理は全部、わしが背負わされた」と嘆きながらも行った、番組が不義理を行った人を呼んだ謝罪ロケの様子が映し出される。登場したのは、副業で行っているカレー屋さんが絶品ということで、テレ朝夏祭りの番組コラボフード開発のために番組に呼んだにもかかわらずほとんど参考にせず、その後、番組への出演がない、かもめんたるの槙尾ユウスケと、3年前の番組の時間帯昇格の際に、涙を流して喜んだにもかかわらず、こちらもその後、一切出演がない元芸人のサトシ。ヒコロヒーが、2人にしぶしぶ、不義理を謝ろうとするが、なぜか話はおかしな方向へいき…。映像が終わると齊藤は、「結局全然、謝罪してない…」とあぜんとした表情を浮かべる。どちらのVTRも、会場では時間の都合で、途中までの公開となった。なお、完全版は、イベントの配信チケット<https://www.tv-asahi.co.jp/douga_mv/kyoccorohee2024/>の特典映像として追加配信される予定。
「POISON」を歌いながら、ランジャタイ・国崎が会場に登場! さらに天才子役・永尾柚乃とショートコントを披露
続いて、舞台には、サングラス姿のランジャタイ・国崎和也がなぜか反町隆史の「POISON」をアカペラで熱唱しながら登場。2人が、なぜアカペラなのかと、不思議そうにしていると、大人の事情があってと明かし、笑いを誘う。 そんな国崎は、齊藤にどうやら演技指導をしたいらしく、ラブストーリーの設定で相手役を含めたお芝居がはじまるが…。終始、ランジャタイワールドに翻弄(ほんろう)される齊藤の姿に会場は大いに盛り上がった。
さらに、後半では、番組への出演もある子役の永尾柚乃がトイレの花子さんに扮(ふん)し、「べとべとさん」という妖怪に着替えた国崎と、この日のためだけに練習したショートコントを披露する場面も。永尾のかわいいコントにヒコロヒーも「ずっと見ていられる」と思わず笑みがこぼれる。そのほか、約束をしながらも何年も出演がない不義理を行っているある人へとSNSで2人が仲良くなろうと試みる企画では、予想外にまめな齊藤のメッセージでのやり取りも明かされた。
元・日向坂46の潮紗理菜が進行役に! ハープを弾くザ・ギース高佐とダンサー・松本ユキ子のコンビが会場に降臨
齊藤のソロ曲「月下香」を初披露するタイミングになると、進行役に齊藤と同じく日向坂46の元メンバーで、先月の8月8日に芸能事務所セント・フォースへの所属が発表されたばかりの潮紗理菜が登場し、会場を驚かせた。齊藤が主演を演じたドラマ「泥濘の食卓」(テレビ朝日系)の主人公のその後をイメージして齊藤自身が作詞したという「月下香」の歌唱では、ザ・ギースの高佐一慈によるハープの演奏とダンサー・松本ユキ子のコンテンポラリーダンスという番組おなじみのコンビのパフォーマンスが華を添えた。最後に、キョコロヒーの楽曲「After you!」を公演を盛り上げた出演者全員で歌い、昼公演の幕を閉じた。
夜公演は、番組をよりパワーアップさせる企画が満載!
夜公演は、昼公演でこれまで番組が抱えていた不義理が解消されたということで、満を持して、「番組をパワーアップする夜にしたい」と、舟橋ディレクターから提案が。番組側からパワーアップさせるためのポイントがいくつか挙げられ、「確か運転免許を取るといっていた」と以前の番組内での発言がピックアップされた。すると、突然、齊藤が「わたし、取りました!」と告白し、「ドライブロケ、行けるやん!」とヒコロヒーも声をあげ、会場から拍手が起こった。
番組をパワーアップさせる企画として、番組内のコーナーとしておなじみの、いじわるな言葉にどんないじわるで言い返すかを回答し 、いじわる返しの達人・つる(太陽の小町)に評価してもらう「生いじわる選手権」を開催。つるが、小林幸子を模した派手な衣装で登場すると、ヒコロヒーも思わず、「NHKホールに寄せてどうすんの」と、パワーアップの方向性に疑問を呈し、笑いを誘った。
さらに、ゲストとして、河合郁人がSMAPの「オリジナルスマイル」を自身の持ちネタともいえる自称・キムタクバージョンで歌いながら現れ、会場を沸かす。今回は、河合が以前受けたいじわるな言葉に対し、齊藤とヒコロヒーが言い返し、最後につるが教える模範解答の言い返しフレーズを、番組にゆかりのある人たちでつくられた「いじわる劇団」に再現してもらいながら、河合本人が言い返すという流れに。河合が、仲が良いNEWSのまっすー(増田貴久)に以前言われたと話すいじわるフレーズへの言い返しを試みると…。
会場を巻き込んだ3番勝負を実施! 齊藤がまたしても「箱の中身はなんだろな」に挑戦し…
続いての企画では、進行役として霜降り明星のせいやが登場。せいやは毎回番組内で言う「TVer、見逃し配信よろしくね」というフレーズの言い方が面白くないと指摘。番組をパワーアップするために、負けた方が、3カ月間(計12回)の間、フレーズを担当し、面白くさせることを罰ゲームとした3番勝負が始まる。会場の中でけん玉ができる人をそれぞれ募り行う連続けん玉対決、後頭部だけが出された状態の6人から、坊主のみちおと、ロン毛の布川ひろきのコンビ、トム・ブラウンを当てるゲームを経て、最後の勝負・障害物競走へ。お題に沿ったものを持っている人を探す借り物競争では、衝撃のお題が発表されて…。さらに齊藤が「箱の仕事めっちゃいただきます(笑)」と話す、番組でもおなじみの「箱の中身はなんだろな」では、またしても齊藤が、抜群のリアクションを見せる。
ヒコロヒー&せいやが「まぬけのうた」を熱唱!
夜公演では、楽曲「After you!」のカップリングとして「月下香」と共に収録されたヒコロヒー作詞による「まぬけのうた」が披露された。昼公演に続き、進行を務めた潮紗理菜に「それではセッティングをお願いします」と上品な口調で促されると「Mステじゃないんだから!」とヒコロヒーが笑うシーンも。コーラスとしてせいやも加わり、プライベートでも親交が深い2人で優しく歌いあげた。続けて「After you!」を出演者全員で会場に響かせた。最後に、齊藤は今回のイベントについて「このNHKホールという舞台に、日向坂46として一緒に活動していた潮紗理菜と再び立てたのもうれしかったです」とメンバーとの再会を喜び、ヒコロヒーは「番組をこれからも細く長く続けていけたらと思うので、今後もよろしくお願いします」と締めくくり、大盛況で幕を閉じた。今回のイベントの模様は9月29日までテレ朝動画にてアーカイブの視聴が可能な配信チケット <https://www.tv-asahi.co.jp/douga_mv/kyoccorohee2024/>が販売中だ。ぜひ、イベントの全貌はご自身の目でチェックしていただきたい。
【番組情報】
「キョコロヒー」
テレビ朝日系
毎週月曜
午後11:45~深夜0:15
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