ドラマ9「Ｄ＆Ｄ ～医者と刑事の捜査線～」2024/12/02

記者会見情報

ドラマ9「D＆D ～医者と刑事の捜査線～」の制作発表記者会見が行われ、主演の藤木直人、共演の寺島進、早見あかり、前田拳太郎、大塚寧々が登壇し、ドラマの見どころや撮影時のエピソードなどを語った。同作は、病院再建を期待された医師・紙子良（藤木）と、組織に忖度（そんたく）しないベテラン刑事・弓削文平（寺島）が、それぞれの立場で事件に向き合い解き明かしていくヒューマンミステリー。撮影現場での印象的なエピソードでは、前田が自分の健康を気遣ってくれる寺島に対して「多分、僕のこと好きなんじゃないかなって思ってるんですけど」と話すと、寺島は「恋は勘違いっつうの（笑）」と返して会場は爆笑。また、会見終盤では、藤木が得意なルービックキューブを高速で整える技を見せ、早見はキックボクシング、空手有段者の前田がそれぞれ実演を披露するなどして会見を盛り上げた。

医者役として9作品目。研修医から始まって（今作で）院長まで上り詰めました（藤木直人／紙子良）

今回の作品が医者役として9作品目になりました。他局で申し訳ないんですけれども、某“ナースのお仕事”では、研修医から始まって（今作で）院長まで上り詰めました。代理ですけど（笑）。その病院は経営破綻しそうなんですけれども、テレビ東京さんということで、事件もありますけど病院の抱えている問題も描いていけたらいいなと思います。僕、すごくスポーツが好きで、スポーツのラジオをやってることもあってスポーツをよく見るんですけども、筋書きのないドラマで思いがけない展開になります。僕たちは筋書きのあるドラマを作っているので、スポーツには勝てないのかなと思うこともいっぱいあるんです。でも、今回の作品は“筋書きがあって、面白い”ドラマだと思っています。そこをいかに僕たちが立体化するというか、肉付けするかっていうことがテーマだと思って、日々頑張って撮影しています。少しでも多くの人に届く作品になってくれたらいいと思います。

違う意味でかっこいい寺島が加わったら最強だなと思って（笑）（寺島進／弓削文平）

私も刑事役、かれこれ120本目でございます。今回はテレ東さんの夜9時ってことで、今までにない、もう寺島進にしかできない刑事像を作っていきたいと思ってますので、皆さん楽しみに待っていてください。来年、「駐在刑事」が復活するんだなと（笑）。とりあえずチャンスだなと思います。そのためにはね、今回答えを出さなきゃいけないと思って全力投球しています。（役柄について）もう、自由人でやっています。オフの時間でもオンの時間でも、自由に好き勝手に行動しています。今も好き勝手に。しつけの悪い子どもみたいに（笑）。テーマはエンジョイなので、楽しんでやれば皆さんが気持ちよくいられるんじゃないかなと思って、チームワーク良くやっています。（初共演の藤木に対して）「ほんとかっこいいな。二枚目ってこういう人なんだな」と思ってね。で、これで違う意味でかっこいい寺島が加わったら、これは最強だなと思って（笑）。だから大変ですよ、目標はフランスの（映画）「ボルサリーノ」（1970年）です。フランス、イタリア合作の。アラン・ドロンとジャン＝ポール・ベルモンドで。目標はヨーロッパに行ってますから（笑）。

上の人にも物おじせずに言いたいことは言う看護師役です（早見あかり／石川咲良）

看護師役は初めてです。昨今、医療ドラマがたくさんある中で、初めて医療ものに触れるので、初めてのセリフやシーンがいっぱいあって頑張っています。看護師ということで、どういう役割で立ち回るのかなってドキドキと不安があったんですけど…。咲良という人間をやってみたら、本当に上の人にも物おじせずに言いたいことは言う、紙子先生にも言うし弓削さんにも言う。なので、その強い意思、真ん中にある信念がちゃんと伝われば、わがままにはならない。ただのわがままにはならないように、聞こえないようにしなきゃいけない、というふうには思っています。

寺島さんに必死にしがみつきながら撮影を頑張っております（前田拳太郎／牧野真二）

今回、僕は刑事役2回目なんですが、昭和の刑事（デカ）に憧れている刑事を演じています。今回、寺島さんと一緒にいる時間が多い役で、（演じる）牧野も弓削さんに必死についていきながらやってるんですけど、僕も寺島さんに必死にしがみつきながら撮影を頑張っております。出演が決まった時に、皆さんと共演できるということで、学ぶこともたくさんあるだろうなと思ったし、すごくプレッシャーもあったので、最初はドキドキしながらの撮影でした。本当に皆さんフランクに話しかけてくださったりして、現場の雰囲気も明るくて、今はとても楽しんで撮影させていただいてます。いろいろと事件が起きたりするんですが、牧野っていうキャラクターでちょっと明るくできればいいなというふうに思いながらやっております。

法医学者の大変さをしっかり伝えられればいいなと思います（大塚寧々／譜久村聖子）

法医学者ということで、大変最初は緊張しましたけれども、法医学者の大変さをしっかり伝えられればいいなと思います。現場では（専門の）先生にも付いていただいてやっております。また、（藤木演じる）紙子くんとは先輩後輩という仲なので、そこら辺の雰囲気が出ればいいなと。共演も初めてではないので。法医学者という役なので、すごく気が引き締まるというか、本当にきちんとしなければ、向き合わなければいけないなという思いでした。手術シーンとかが私は多いので、とにかく曇っちゃうんですね、目が。ゴーグルとかを着けなくちゃいけないのですが、マスクもしているし、とにかく汗だくなのと、曇って曇って見えないということとの闘いで。そこにはやっぱり苦労してますよね。