飯豊まりえ主演「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2」の制作が決定!2024/08/28
日本テレビ系では、10月3日スタートのプラチナイト新木曜ドラマ枠で「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜Season2」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)を放送する。
本作は、22年に放送された「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」の続編で、感情の色が見える感情捜査官・心野朱梨が2年ぶりに帰ってくる。“感情捜査”は前作からさらにスケールアップし、物や場所に残った感情=残留感情を見ることができるタイ人の殺人事件の容疑者と対峙(たいじ)。さらに感情を取り戻した姉が失踪し、知人を殺した容疑で指名手配されてしまう。姉の無実を証明するべく捜査を続ける朱梨。そして交錯する2つの事件…。人の感情が見える刑事×モノに残された感情が見える容疑者による、史上空前の感情捜査の幕が上がる。
2年の時を経て、舞台は警視庁へ──。感情が色で見える主人公・心野朱梨を演じるのは、前作に引き続き、飯豊まりえ。朱梨のバディとして活躍した浅香航大扮(ふん)する早風涼は上司となって再び出演。そして、早風に代わり朱梨のバディとなるのは、影山優佳演じる滝沢美空。さらに、物や場所に残った感情=残留感情を見ることができるタイ人の殺人事件の容疑者も加わる。
主演の飯豊は、続編の実現を「純粋にうれしかった」と言い、「続編ができるということは『Season1』を皆様に楽しんでいただけたのかなというお返事をいただけたように思えてうれしかったですし、プロデューサーの福田(浩之)さんの思いに今回も全力で応えていきたいなと思っています」と意気込む。人の目を見ると感情が色になって見えるという特集能力を使い、犯人の本当の動機を見つけ出す朱梨を2年ぶりに演じることについては、「前作で朱梨は犯人の感情を探ることによって、動揺したり同情してしまったりしていたのですが、『Season2』になり、風早さんがバディの時に隣でやっていてくれたような、“犯人としっかり対峙する”ことを新たなバディの滝沢さんに見せたいという意識をもって演じています。また、2年の時を感じられるように、少しでも朱梨として成長した姿が見せられたらと模索しながら演じています」という抱負を述べる。
また、新たなバディ・滝沢を演じる影山の印象を聞くと「滝沢さんとは常に行動を共にしています。犯人と対峙するシーンがとても多いのでセリフ量も膨大ですし、炎天下の中、スーツやコートを着て撮影をしているので本当に暑いですが、影山さんはいつも元気でいてくれるので本当に頼もしいバディだと思っています」と信頼を寄せる。
そして、「私が演じる心野朱梨は人の目を見たら感情が色で見えますが、今回、物や場所の感情といった“残留感情”を見ることができる特殊能力を持った人が新しく登場します。似た能力を持った相手と朱梨がどう対峙していくのか、ぜひ注目していただきたいです。また、朱梨の大好きな姉の紫織が今回大きな事件に巻き込まれてしまうところや、風早さんとの再会、新たなバディの滝沢さんとの関係性など、さらにバージョンアップしたオクトーになっています! 『Season1』から楽しみにしてくださっていた方にも、まだ見たことがない方にもぜひこれを機会に見ていただき、『Season2』を楽しみにしていただけたらうれしいです」と視聴者へのメッセージを寄せた。
そして、新バディ・滝沢役の影山からもコメントが届いた。「Season1」をいち視聴者として楽しんでいたという影山。だからこそ「本当に自分がこの中に入っていいものかという喜びもあり戸惑いもありました。入る前も撮影が進んでいる今もやはり不安は大きいですが、それを偉大な先輩方が感じ取っていつも寄り添ってくださっていて…本当に今回すてきなご縁に恵まれて自分は幸せ者だなと感じています」というやりがいを感じているのだそう。
そんな影山は、自身が演じる美空のキャラクターを「正義感にあふれていて、いいことはいい、悪いことは悪いとしっかりと判断して、本当に真っすぐ生きてきた人なんだろうなって思っています」と捉える。「真っすぐな分、あまり挫折してこなかったのかなとも思っていて、『話せば分かる』という感覚とか、若さ、青さゆえ感情移入しすぎてしまうところ、あるいは主観にとらわれてしまったりする部分、刑事として、そしてシンプルな年齢としての青さを、演じるというよりは自分に似ているところもあると思う」とも分析。
続けて「視聴者の皆さんとこの作品をつなぐような存在になれたらと思っています。滝沢は最初、心野さんの特殊能力を知らないところから徐々に受け入れて認めて、その上で背中を押してあげられる存在でいるので、第1話から滝沢と同じ目線でぜひ一緒に『オクトー2』を楽しんでいただきたいです」と自身の役を通した物語の楽しみ方を視聴者に投げ掛けた。
今回から警視庁捜査一課八係の係長となる早風を演じる浅香は、「班をまとめ、支えていくポジションになり、自分自身の年齢と重なるところもあります。その班で見せる顔や、『Season1』から築いてきた心野との信頼関係が見える場面、後輩を見守りながら過去の自分と重ねる姿など、さまざまな一面をご覧いただけると思います。係長になり成長しようともがいている姿も含め、涼を演じる上で多面性と緩急を意識して演じています」と役の進化による自身の向き合い方の変化を告白。かつてのバディ・朱梨を新たに支えることになる滝沢役の影山に対しては「非常に聡明な方で、滝沢という役にぴったりだと思っています」と太鼓判を。そんな朱梨と滝沢を見守る立場になった自身の立ち位置がとても新鮮だとも語る。
「Season2」の見どころを聞くと、「『Season1』同様、現代社会と関連性の強いテーマが多く取り扱われています。改めて面白いなと思ったのは『感情とは何なのか』ということです。主人公の朱梨のように感情が色で見ることができたら分かるけど、多くの人は感情は目に見えないものなので、改めて“感情”について考えさせられました。報道されることのない犯人の感情をもとに事件の真相を解き明かしていく、今までにない刑事ドラマになっています。普段のニュースの見方が変わるような、そんなきっかけになればうれしいです。最後まで目を離せない展開が待っていますのでぜひ1話からご期待ください!」との答えが。
制作を担当する福田プロデューサーからもコメントが到着。犯人探しやトリック解明ではなく、犯人がなぜ罪を犯したのかという動機とその動機の奥にある感情に寄り添った刑事ドラマを作りたいと思いで企画された「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜」。そのきっかけとなったのは「ニュースで流れる表面上は凄惨だったり、陰湿な事件をさらに調べてみると必ず、報じられることのない動機となる感情があり、その感情の起点(殺意)は憎しみだけでなく、誰もが持ちうる愛や期待など、ポジティブなことを究極に突き詰めて生まれるものなんだ、と知った時でした」と明かす。それから2年が経ち、以前に増して目を背けたくなる犯罪にあふれ、社会全体が不安に包まれていることを感じ、「そんな今だからこそ改めて『オクトー』を通して、なぜそんな犯行に及んだのか理解できない事件を“自分ももしかしたらこうなるのかも…”と身近に感じてもらえるきっかけになってもらえたら」という思いで「Season2」を企画したと話す。
そして、「Season2」の実現には出演者への感謝が大きいとも語る。飯豊には「『Season2』が決まる前から、もしやるならこういう設定はどうか? など、定期的に話をしていたので、一緒に生み出した思いが強いですし、そこまで向き合っていただいたからこそ『season2』ができることになったと思っている」と感謝しつつ、「心身共に大変な役だと思いますが、ラストまで心野朱梨を何卒よろしくお願い致します!」と呼び掛けた。
新たなバディを投入した理由は「朱梨に新たに後輩のバディをつけたかった」からだそうで、その人物像は「“正義感が強くて、朱梨やさまざまな犯罪者の感情と出会い、自分が持っていた正義感に疑問を持ったり悩んだりする視聴者の目線に一番近い存在”」をイメージ。そんな役を影山に依頼したのは「以前、ある分野のスペシャリストの方々と話される影山さんをお見かけしました。しっかり自分の考えをお持ちで、かつそれを言語化できるにもかかわらず、周りの意見も貪欲に吸収しようとする後輩力がまさにイメージしていた後輩バディにあまりにもピッタリでした」と起用理由を告白。また、飯豊と同じく前作から引き続き出演する浅香に対しては「『Season1』の時から『オクトー』のことだけでなく、お互いのこれからのことに関してもいろいろ話したりしていたので、2年ぶりにまたご一緒することになり、私の成長した姿を浅香さんに見せないといけないと思いました」と心に誓ったところ、浅香からも同じ思いを感じたという。
「Season1」での手応えを踏まえてキャスト、制作陣が一体となって挑む「Season2」には、誰も予想しない衝撃の展開が用意されていると予告する福田プロデューサー。今後、続報の発表も予定されているとのことなので、期待しながらその情報を待ちたい。
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