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反町隆史&杉野遥亮が凸凹バディを組んで未解決事件に挑む「オクラ」2024/08/22

反町隆史&杉野遥亮が凸凹バディを組んで未解決事件に挑む「オクラ」

 反町隆史杉野遥亮が、フジテレビ系で10月8日スタートの新火曜ドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(火曜午後9:00、初回15分拡大)で、ダブル主演を務める。人情深い昭和刑事とクールな令和刑事がバディを組んで、お蔵入り寸前の未解決事件に挑む。

 「オクラ」は、長期に渡って未解決となっている実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件を解決に導くヒューマンミステリーエンターテインメント。反町が演じる昭和刑事・飛鷹千寿と、杉野が扮(ふん)する令和刑事・不破利己のジェネレーションギャップバディが、わずかな手掛かりを頼りに風化寸前となっていた事件の真相に迫っていく。

 完全オリジナルストーリーとなる本作は、フジテレビ系「電車男」(2005年)と「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(07年)、日本テレビ系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(19年)などのヒット作を手掛け、奥行きある世界観を得意としている武藤将吾氏が脚本を担当。フジテレビ制作としては「ゴーストライター」(15年)以来9年ぶりに復活する“火9”ドラマ枠で放送される。「踊る大捜査線」(1997年)、「ナースのお仕事」シリーズ(96年他)などのヒット作を生み出してきた、伝統枠の復活1作目となる。

反町隆史&杉野遥亮が凸凹バディを組んで未解決事件に挑む「オクラ」

 人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの飛鷹と、クールでタイパ重視の省エネな不破。捜査の進んでいなかった風化寸前の事件を、発生当時の捜査情報をもとにしたほんの少しの手掛かりと、久々に届いた情報提供を頼りに、時に知的に、時に体当たりに進めていく2人の捜査によって、事件関係者の止まっていた時間が再び動き出す。

 警視庁のエリート部署でもある捜査一課に属しながら“特命捜査情報管理室”と呼ばれ、警視庁内のあらゆる部署から“無能”“荒くれ者”の烙印(らくいん)を押されたはみ出し者たちが集う、掃きだめのような場所「オクラ」。事件の捜査はするものの、過去に起きた事件に関するデータ入力が主な業務のため、他部署からは“刑事の墓場”とやゆされている。そんなオクラには、飛鷹や不破のほか、元ヤン女性刑事やギャンブル狂の室長、元公安の主婦刑事、お調子者のハッカー、居眠りばかりしているベテラン刑事など、ひとクセもふたクセもある強烈なキャラクターが集まっている。

 元警視庁捜査一課強行犯係のエース・飛鷹は、洞察力に長けて機転が利く有能な刑事だったが、ある事件がきっかけでオクラに追いやられた。昔は熱血漢だったが、今は愚痴とボヤキが止まらない。「捜査に行ってくる」と外出しては、喫茶店でお気に入りのパフェを食べながら適度にサボっている。思いやりと人情に溢れた優しい性格の一方で、暗い影を落とす一面も。10年前に起きた警察官連続殺人事件で大切な同僚を失った過去を持ち、その事件は今も未解決のまま。千寿はこの事件を今でも追い続けている。

反町隆史&杉野遥亮が凸凹バディを組んで未解決事件に挑む「オクラ」

 約20年ぶりにフジテレビ制作連ドラの主演を務める反町は、「(クランクイン前なので)まだ“飛鷹千寿”という自分の役名も言い慣れていない状況です(笑)。クランクインまでに台本をしっかり読み込みながら徐々に作り上げていきたいなと思っています。なんと言ってもすでに脚本がすごく面白いので、どういうふうにわれわれが芝居をして、監督がどう演出してくれるのかなと今から楽しみでなりません」と笑顔でコメント。

 杉野との共演については、「杉野さんが刑事ドラマ初ということで、刑事の先輩として一つだけアドバイスをするならば…。事件に関する説明セリフが意外と難しい。芝居をするのとはまた違った難しさがあるかもしれないので、現場で一緒にお互いのセリフについて調整していければいいなと思っています」と、先輩の気遣いを見せた。

 続けて「(台本は)展開がスピーディーという印象でした。毎話いろいろな事件に挑んでいくのですが、物語が進むにつれて単に未解決事件を追うだけではなく、後半に向けては違う形のストーリーになっていくので最初から最後まで楽しみにしていただきたいなと思います!」とアピール。

 演じる役柄については、「千寿と利己は世代間ギャップのあるバディという役どころにはなりますが、目標としているものが一緒だったら最終的に良いドラマが出来上がると思います。そのぶつかり合いも楽しんでいただけたらうれしいですね。僕の役は“昭和”な刑事なので、いかにその昭和感を出せるかが肝だと思うので、楽しみながら演じていきたいです」と説明した。

 インテリで有能な刑事だったが、ある理由でオクラに異動してきた不破は、これまでの未解決事件がすべて頭にインプットされている頭脳派。理屈っぽく、人の発言や行動の揚げ足を取りがち。自らの感情は表に出さず、他人の感情には無頓着。タイパ重視で省エネに動くため、千寿からはロボット扱いされているが、実は自らの正義に強いこだわりを持っている。

反町隆史&杉野遥亮が凸凹バディを組んで未解決事件に挑む「オクラ」

 フジテレビ系ドラマの主演は、23年の「ばらかもん」と、現在放送中の「マウンテンドクター」(関西テレビ制作)に続けて3作目となる杉野は、「実は刑事ドラマは初めての出演になります。『どう演じていくのだろう』と恐縮しているのと、刑事役は楽しそうだなという期待の気持ちもあったりするのですが、それ以上に脚本がすごく面白いので、自分自身もそれに乗っかって楽しみながら演じていきたいです」とやる気を見せてる。

 台本を読んで「重厚な作品」と感じたと話し、その一方で、「登場人物たちの掛け合いのセリフを見ていると面白くなりそうだなという場面もあるんです。クセの強いキャラクターたちとのシーンも楽しみです。第1話から期待できるような場面がたくさんあるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!」と期待を寄せている。

 さらに、「実際に演じてみないと分からない部分がまだまだありますが、利己の少しシュッとしたクールな表情や、オクラの部署には慣れていない部分も含めてドラマを通して伝わればいいなと思います。自分自身は一生懸命演じていくだけなので、その気持ちも役に反映していきたいです」と、現在の心境を吐露した。

反町隆史&杉野遥亮が凸凹バディを組んで未解決事件に挑む「オクラ」

 ドラマを手掛ける足立遼太朗プロデューサーは、「これは野菜ではなく刑事モノです。飛鷹千寿と不破利己がそろった姿を初めて見た時、真夏の炎天下の中、すさまじく鳥肌が立ちました。新たな無類のバディが誕生します。相いれない性格で、それぞれ異なる解釈の正義を持つ2人がぶつかり合いながら未解決事件に切り込み、止まっていた時を再び動かしていきます。武藤将吾さんが紡ぐ完全オリジナルストーリー。第1話から怒涛(どとう)の展開になっていきます。復活の火9ドラマ第1弾! ぜひ楽しんで見ていただけるとうれしいです!」と力を込めた。


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