「素晴らしき哉、先生！」会見で生徒が生田絵梨花“先生”を絶賛！2024/08/08
テレビ朝日系で8月18日にスタートする連続ドラマ「素晴らしき哉、先生！」（日曜午後10：00＝ABCテレビ制作）の制作発表会見が8月7日都内にて開催され、主演の生田絵梨花ほか、共演の茅島みずき、鈴木仁、橘優輝、永瀬莉子、矢吹奈子、小宮璃央、小栗有以（AKB48）、萬田久子、柳沢慎吾、田中美佐子、高橋克典が登壇した。
「素晴らしき哉、先生！」は、理不尽な教育現場を舞台に、生田扮（ふん）する2年目の高校教師・笹岡りおが、生徒や保護者、同僚など、あらゆる人間関係で板挟みになりながら、辞め時を探しつつも生徒のために奮闘していく姿を描く。脚本・演出は、俳優としてドラマや映画に出演する一方で、映画「同窓会」（2008年）で監督・脚本を手掛け、ドラマ「花より男子」（TBS系）などの脚本も手掛けた宅間孝行が務める。
生田は地上波連ドラ初主演を務めるにあたり、「初主演でしかも先生役ということで、ハードルが上がるような感じがして大丈夫かなと思っていたんですけど、笹岡りおという人物もハードルをひょうひょうと越えていくというよりは、ぶつかっていく、それどころか蹴とばしていくので、私も泥まみれ、汗まみれになりながら奮闘する日々を送っています」と役柄とともに駆け抜けていることをアピールする。
また、セリフ量が多いことにも苦労したと明かしつつも、「作品の世界観に入っていくに連れ、それが自分の中から湧いて出たような言葉に思えたりしてきました。こんなにも湧き上がってくることがあるんだと、新しい発見があったので、皆さんに引き出していただいたんだなと思います」と、充実した撮影を送っていることを強調した。
生田の先生としての評価を聞かれると、生徒役の鈴木が「カットがかかった時も生徒に囲まれているのを見て、本当に先生だなと思いながら演じていました」と話すと、永瀬も「カットがかかっている間も、りお先生を中心にみんなが集まっている印象です。生田さんも優しくて、教室が撮影中は冷房を切らないといけなくて、さらに人数も多いのでとても暑かったのですが、控室に戻った時に生田さんが塩分チャージのタブレットを一人ずつ手渡ししてくれて視野の広い方だなと。みんなそれで元気を出して頑張っています」と撮影秘話を披露。役柄としてはもちろんのこと、オフの間も本当の先生のように生徒を気に掛ける生田に感動したことを明かした。
一方で、生田の母親役を演じる田中は、「この会見で先生の顔やお話を聞いてびっくりしました」とコメント。その理由を「家では疲れて愚痴を言っているシーンが多かったので」と話しつつ、「りおが私たち家族に大切な話を伝えるシーンがあったんですが、生田さんが『アドリブをさせてほしい』と、台本にはなかったセリフを言ってくれたんです。あれは感動したよね。ありがとうというか、芝居ってこういうことなんだなと教えてもらいました」と、生田の演技にかける姿勢に感心しきりだった。
最後に生田は「先生方はプライベートで何か起こっていたり、心に抱えていたり、さらには見えないところですごい業務量を抱えていたりとする中で、生徒の前や教壇の前では使命感を持って、生徒を一番に考えているその姿勢が素晴らしいと思いました。このドラマが先生方に届いてほしいというのはもちろんですが、いろんな立場の方に各々の価値観で楽しんでいただければうれしいです」と会見を締めくくった。
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