「愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―」で千賀健永が香音とW主演。史上最狂のゲス夫に！2024/08/01
MBSドラマ特区では、9月5日より、香音と千賀健永（Kis-My-Ft2）のW主演で「愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―」（⽊曜深夜0：59）を放送する。
本作は、マンガ・ノベルアプリ「peep」初の同名大人気マンガが原作で、愛人に“転生”したサレ妻による新しい命を懸けたリベンジ劇。
母を小さい頃に亡くし、父と2人で平凡だけど幸せに育った千里。大学の同級生だった大企業の御曹司・真山悠太（千賀）と大学卒業後すぐに結婚し、幸せな結婚生活を送るはずだった…。しかし、結婚して8年、夫と義両親に“家政婦”のように扱われている千里が送るのは、罵詈（ばり）雑言を浴びせられる日々。それでも、夫のたまに見せる優しさにわずかな望みを持ちながらけなげに耐えてきた。そして、迎えた30歳の誕生日。千里は、仕事に出かけたはずの夫・悠太が若い女性・三井瑠奈（香音）と仲むつまじく歩いているのを目撃してしまう。信じていた夫の裏切りを知り、それまでの不条理な態度を許せない…と怒りが爆発。瑠奈ともみ合いになり、勢いで2人は車にひかれてしまう。病室で目を覚ますと「瑠奈が、生きてて良かった…」と愛人の名前を呼ぶ夫。なんと千里は、悠太の愛人・瑠奈に“転生”してしまっていたのだ…。あなたが愛するこのカラダで人生めちゃくちゃにしてあげる”──千里は新しい命を全て懸け、悠太への復讐を誓う――。
悠太の愛人で、事故後の千里の転生相手・三井瑠奈は、“ギャラ飲み”で生計を立てている24歳のインフルエンサーで、悠太に対しては、愛情ではなくお金のために愛人関係を継続している。そんな瑠奈を演じるのは、「ガチ恋粘着獣」（2023年、ABCテレビ）、ドラマ「くすぶり女とすん止め女」（2023年、テレビ東京）で主演を務め、ファッション誌「non-no」では専属モデルとして活躍、NHK Eテレで放送中の「ギョギョッとサカナ★スター」ではさかなクンの相方を務めるなど、多方面で存在感を発揮する女優・香音。
愛人・瑠奈と転生後の千里の2つの人格を演じ分けることになる香音は、「原作を読んでいたので、このお話をいただいた時は、びっくりするとともにこの役を演じられることがすごくうれしかったです」と率直な喜びをコメント。「今までに挑戦したことのない役柄で、2人分の心情を模索しながら演じていきたいと思っています。毎話いろんなことが起こり、よそ見できない展開が続くので、台本を握り締めながらハラハラしながら読んでいました。時に笑っていただいたり、いろいろな人物に共感して感情移入していただいたり、たくさんの方に楽しんでいただけたらいいなと思っています」とこの役への意気込みを語る。
愛人・瑠奈を溺愛し、家では妻・千里へモラハラをする最狂のゲス夫・真山悠太を演じるのは、Kis-My-Ft2のメンバーで、高いダンススキルでダンスの振り付けも担当、多数のバラエティ番組にも出演し、アート活動では個展を開くなど、マルチに活躍する千賀。「このような大役のオファーをいただきましたこと、大変うれしく思います。そして、大変卑劣な夫の役であること、承知しました」とユーモアあふれる前置きをしつつ、「このオファーの経緯をお聞きしたところ、監督が”おまうる”をご覧になったことがあり、この作品を撮るにあたって僕だ！ と決めてくださったそうです。プレッシャーしかありません。悠太が人間の欲望に忠実に生きるさまを自分なりに演じ、主演である香音さん演じる千里の苦しみや、『お前が生きてきた中で一番怖い思いさせてやるからな』というような表現ができたらと思います」と、狂気がにじむ怪演を約束した。
ドラマ化にあたり、「最初は夢かと思いました。ですが、編集さんからお話を伺っていくうちに、『あ…これは現実なんだ！』と喜びが湧き上がったのを覚えています」と喜びを語るのは、原作者の池田聖子氏。「夫の愛人に転生するという最悪な状況を復讐心で染め上げる千里が、ドラマでどんなふうに制裁をしていくのか楽しみで仕方ありません！ このような素晴らしい機会を与えてくださった皆さまにとても感謝しております。映像化された『愛人転生』をファンの皆さまと一緒に楽しませていただきます！」とドラマの仕上がりに期待を寄せる。
監督を務めるのは、映画「市子」（2023年）を制作した戸田彬弘で、「このドラマのお話を頂いてから、『復讐（ふくしゅう）』って何なのだろうと考えています。はじめに企画のお話を聞いたとき、“殺人“や“犯罪“をすることなく、『復讐』を描こうとする姿勢にとても共感したことを覚えています」と制作の入口が“復讐”について考えることだったと明かす。「憎しみをどれだけ持っても、失いたくない“倫理観“が人間にはあるだろうと。そんな希望のようなものを信じてみたくなりました。脚本開発にも参加させていただき、物語のラストがどこに向かうのかチームで丁寧に作り上げました。そうはいっても、復讐劇のドラマです。ハラハライライラさせながら、爽快感たっぷりに仕上がるよう撮影に挑みます。しかし熱い夏になりそうです。平年より酷暑のようですが、その暑さを超える熱さを持って頑張ります」と意気込みを伝えた。
また、瑠奈の腕の中で悠太が絶望する、原作とのコラボビジュアルも公開。ゲス夫を着実に破滅へと導いていく、爽快な“転生×復讐エンターテインメント”に期待が高まる。
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