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高橋克典、「庶務行員・多加賀主水5」で三吉彩花と13年ぶりの共演2020/08/20

高橋克典、「庶務行員・多加賀主水5」で三吉彩花と13年ぶりの共演

 テレビ朝日系では9月24日に、高橋克典が銀行の“雑用係”という異色のヒーローを演じる人気ミステリーシリーズの最新作、ドラマスペシャル「庶務行員・多加賀主水5」(午後8:00)を放送することが分かった。

高橋克典、「庶務行員・多加賀主水5」で三吉彩花と13年ぶりの共演

 同ドラマは、元銀行マンという異色の経歴を持つ作家・江上剛氏の人気シリーズが原作。曲がったことは許さない、忖度(そんたく)とは無縁――そんな熱い正義感ゆえに世界を放浪するハメとなり、訳あって現在は“庶務行員”として勤務する多加賀主水(高橋)が、巨悪に対抗する姿を描くミステリーだ。2017年10月に第1作を放送。以来、謎多き男の活躍と銀行の裏側にスポットを当てたストーリーに加え、高橋の鮮やかな殺陣シーンが毎回大好評で、シリーズ第5弾となる本作では、メインゲストとして三吉彩花が出演する。

 高橋と三吉は、高橋主演の同系連続ドラマ「オトコの子育て」以来、13年ぶりの共演。当時11歳で、高橋演じる主人公の娘の友人役を演じていた三吉は「当時はまだ小学生だったので、記憶があまりなくて…。一緒にお芝居させていただくのは今回が初めてでしたが、どこか懐かしくて安心する感じがあって、本当にお父さんみたいな方だなと思いました」と再共演を喜び、高橋も「三吉さんはモデルさんとしての顔も持っていらっしゃいますが、お芝居したり、現場でコミュニケーションを取っている時の顔はとてもやわらかくて、そのギャップがとても魅力的。みずみずしいお芝居をしてくださって、うれしかったです」と、女優として大きく成長を遂げた三吉の演技を絶賛している。

高橋克典、「庶務行員・多加賀主水5」で三吉彩花と13年ぶりの共演

 本作では、主水と生野香織(夏菜)といういつものコンビに加え、三吉演じる看護師・有村塔子も捜査に参加。庶務行員・主水とナース・塔子がまるで異色の“バディ”のように連携して真相究明に乗り出す。

 三吉は「主水さんと協力してスパイみたいに捜査にも乗り出すので、本当に看護師なのかなと思う瞬間もありましたが、そこが面白かったです(笑)。見てくださった方の胸にグッとくるようなキャラクターになったんじゃないかなと思っています」と、塔子というキャラクターを思いきり演じたことを告白。

 また、塔子が階段から転落するシーンもあり、三吉は「マットを敷いていただいたので、痛くもかゆくもありませんでした(笑)」と度胸のよさを発揮し、“階段落ち”の撮影も一発OK。そんな三吉に高橋は「(階段落ちは)痛がってもおかしくない状況なのに、平気でやってのけていました。身体能力が優れているのと、あとは腹が据わっているんでしょうね!」と感心しきりだった。

 また、主水が華麗な立ち回りで悪党を退治する恒例の殺陣シーンが、“二刀流”にパワーアップ。さらに、物語の随所で、謎多き主人公・主水が過去に携わってきた多種多様な職業の人物に“変身”するのも見どころの一つとなっており、活弁士、パティシエ、中華料理のシェフなど多彩すぎる過去を垣間見せ、なんとアラビア語を駆使して交渉する場面も用意されている。

 高橋は「本作では主水の“過去”を重視したキャラクター作りを心がけました。変装や潜入は『特命係長 只野仁』(同系)でやり尽くした感があったのですが、プロデューサーから『本家なんだから、1周回ってやろう!』と言われ、今回は“遊び”を加えました。とはいえ、アラビア語は難しかったですね。覚えようとしてもきっかけがないんですよ。いただいた音声テープを何百回繰り返して聞いたか分かりませんが、なかなか覚えられなかったですね(笑)」と役づくりや見どころを明かした。

 作品の出来栄えについては「三吉さんが加わってくださったことによって今回、2時間ドラマに新しい、爽やかな風が入ってきたと思います。もちろん“王道”も大切にしていますので、2時間ドラマファンの皆さまにも安心して楽しんでいただけるエンターテインメントに仕上がっていると思います」と自信のコメント。

 三吉も「たくさんファンの方がいらっしゃるシリーズに、愛のある、重要な役で出演できたことを光栄に思います。私の女優としてのお仕事の中でも新しいジャンルだと思うので頑張りました」と力強くアピールしてる。

高橋克典、「庶務行員・多加賀主水5」で三吉彩花と13年ぶりの共演

 最新作で主水が救うのは、街の人々の健康を担う病院。なんと地域の中核病院に、銀行員をかたって入院患者をだます詐欺師が出没。その病院では20年も前の医療ミスが雑誌に報じられたほか、不審な出来事が相次いでおり、主水は“相棒”ともいえる事務課の行員である香織、そして看護師の塔子と共に真相を探り始める。一連の事件の犯人は、病院を恨む医療事故の被害者遺族なのか、それとも…!? 今回も主水が衝撃の真相を暴き、街の人々の心と暮らし、そしてお金を守る。


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