「私の死体を探してください。」が伊藤淳史主演でドラマ化! 謎が謎を呼ぶサスペンスに期待2024/07/17
伊藤淳史が、テレ東系で9月3日にスタートするドラマチューズ!「私の死体を探してください。」(火曜深夜0:30)で、主演を務めることが分かった。
「私の死体を探してください。」の原作は、メディアプラットフォームnote主催の「創作大賞 2023」にて、応募総数約3万4000件の中からテレビ東京映像化賞と光文社文芸編集部賞をW受賞した星月渉氏による同名小説。ベストセラー作家が自身のブログに突如、「私の死体を探してください。」という自死をほのめかす文章を投稿し消息不明となってしまう。しかし、その後もブログは更新され続け、作家を取り巻く関係者たちの秘密が暴露されていき……。作家はなぜ姿を消したのか。そして、なぜ死んだはずの作家のブログの更新が止まらないのか。数々の謎が湧き上がる中で、さまざまな人間を巻き込んでいく謎が謎を呼ぶサスペンス作品だ。
伊藤が演じるのは、ベストセラー作家・森林麻実の夫の三島正隆。麻実の収入で暮らす無職でありながら、麻実の担当編集と不倫をしているというクズなヒモ夫だ。
麻実を演じるのは山口紗弥加。そして、恒松祐里が正隆の不倫相手となる担当編集・池上沙織を演じる。また、沙織の上司の編集長・神永進を要潤が、正隆の母・みどり役をかたせ梨乃が、そして、投資コンサルタント・橋本良介役を本宮泰風がそれぞれ演じる。
伊藤は主演を務めるにあたり、「今回の役は、新たな挑戦と思えるキャラクターでした。監督やプロデューサーの方と、撮影前にたくさんお話しさせていただきました」とコメント。また、「山口さんとは、約10年ぶりの共演でしたが、久しぶりな感じはまったくなく、毎日楽しく撮影ができました! 恒松さんとは初めての共演でしたが、現場ではとても堂々とされていて、格好良い女優さんだなぁ、と思いながら撮影に臨んでいました!」と、共演陣の印象について語っている。
山口は「森林麻美役を演じさせていただきました。ここから先の言葉が見つからず、この感情をどんな言葉に置き換えたら良いのか分からない。それほど深い衝撃を受けた役柄で、作品です」と、意味深に姿を消す役どころ、そして、ミステリアスな作品に対する印象について触れ、「生と死・被害者と加害者の境界や善悪の所在はどこか曖昧で、人間として何かを常に試されているような感覚がありました。試されるほど、もっと先をのぞいてみたくもなりました。守るべきもののため、自身でその命を使い切ろうとする麻美の生き方には共感しかありません。麻美の心に触れたい、その一心で演じました」と本作の魅力をアピールしている。
一方の恒松も「一話一話読み終わるたびに続きが気になり、一瞬で台本を読み切ってしまいました。私の役は山口紗弥加さん演じる小説家“森林麻美”が残した最後のミステリーの真相を積極的に追求していく担当編集者です」と自身の役どころを紹介。そして、「視聴者の皆さんに一番近い存在なので、一緒に驚いたり疑問に思ったりしていけたらいいなと思っています。なぜ森林麻美が『私の死体を探してください。』という言葉を言うことになったのか。その経緯を見届けていただけたらと思います」と呼び掛ける。
沙織の上司で、正隆と麻美の大学の先輩でもある煌文社文芸編集部の編集長・神永進役の要は「台本を読ませていただいた時に、まるでミステリー小説を読んでいるかのように、すぐに続きが読みたくなる作品でした。そして読み終わった後には僕の魂がすっかりこの世界に飲み込まれていたのが分かりました」と原作の魅力に言及。そんな作品のドラマ化について、「事件の謎はありふれたドラマチックなものではなく、恐らく誰もが一度は心当たりのある感情ではないかと思います。それぞれの登場人物が深く描かれ、キャラクター達のあらゆる感情の側面が垣間見るヒューマンミステリードラマとなっていま す。ぜひ、お楽しみに」と期待を促した。
正隆の母・三島みどりを演じるかたせは、作品のタイトルに惹かれたそう。「本を開くとあっという間に麻美ワールドに引き込まれて行きました。 伊藤さん・山口さんとは初めてお仕事をさせていただきましたが、不思議な関係を演じることができたかと思います。 抱きしめたくなるような伊藤さん、クールビューティーな山口さん、さてさてどんな家族になりましたか!? 小説を読んでいるように引き込まれて行く世界に皆さまご期待くださいませ」と物語の魅力をアピール。
みどりに怪しい投資話を持ちかける投資コンサルタントの橋本良亮役の本宮は「何年ぶりか、いつ以来か記憶にないほど久しぶりにスッとぼけた役をやらせていただきました」と自身の役をユーモアを交えて紹介。「相手役もかたせ梨乃さんということで、力の入ってしまった私は、とぼけ具合にも磨きがかかってしまい、『なんなんだこいつは』と いうキャラクターができ上がってしまいました。心地よいテンポで進む重いストーリーに、一役買えればという気持ちで参加させていただきました。より多くの方に見ていただけたら幸いです」と手ごたえをコメントした。
最後に伊藤は「最初から最後まで、一瞬も目を離せない展開で、とても面白い作品になっていると思いますので、ぜひご覧ください! よろしくお願いします!」と力強くメッセージを送っている。
また、ドラマ化決定にあたり、原作者の星月氏からも「テレビ東京映像化賞の受賞の連絡をいただいた時は正直驚きました。ブログで、文章で周囲の人間を翻弄(ほんろう)する。これをどう映像で表現するんだろう? 率直にそう感じていたのです。原作のヒキの強さを何度もお褒めいただき、脚本を読んでその疑問は消え去りました。正隆はとても難しい役だと思います。伊藤淳史さんが演じてくださること、うれしくてわくわくしています。ドラマ全6話、最後まですべて見逃さないでいただけたら幸いです」と期待のコメントが寄せられている。
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