河合郁人と塚田僚一の“仲良し姿”が見られる！「なんでやねん!? 全国大調査SP」見どころインタビュー2024/07/09

　ABCテレビのニュース情報番組「newsおかえり」で、毎週火曜午後6時台に放送中の「真相追及バラエティー古川×河合×塚田の『なんでやねん!?』」。古川昌希アナウンサーとともに、塚田僚一（A.B.C-Z）と河合郁人が、関西の町に眠るあらゆるミステリーを自力で解決を目指す企画です。ちなみに、この3人の通称は“NDY”で、“なんでやねん”という意味だそう。通常回では、古川アナと河合、塚田のどちらかがタッグを組んでミステリーに挑んでいるこの企画、7月14日放送の1時間スペシャル「newsおかえりプレゼンツなんでやねん!?　全国大調査SP」では、NDYの3人が初めてそろいぶみ。スタジオでは、NDYの3人に加え、松尾諭、石戸諭、横山太一アナウンサーがパネラーとして登場して盛り上げます！

　3人体制で調査を開始する今回の謎は「滋賀・長浜に“バランスの悪すぎる信号”があるのなんでやねん!?」。滋賀県と福井県の県境のトンネルにある信号機は、青の時間が約14秒に対し、赤が約3分とアンバランスな配分で、秘密はどうやらその先にあるトンネルにあるらしい。さっそく車1台しか通れないトンネル「柳ヶ瀬隧道」を調べると、明治17年の完成当時は日本最長のトンネルだったと判明。さらにその先にもは「小刀根トンネル」という、ススがついてる“現存する日本最古の鉄道トンネル”が──。

　「鉄道のトンネルをそのまま車用に利用したから、バランスの悪い信号ができた！」とNDYは推理。鉄道ライター・伊原薫さんから「その通り！　ですが…そのトンネルを走っていた鉄道は“ある夢が詰まった鉄道”だったんです！　どんな鉄道だったのか調べてください。福井県敦賀に行けば分かります！」とのアドバイスを受け、一行の足は一路、福井県敦賀市へ。向かった先にあったのは、松本零士氏の「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメント!?　松本作品が関係しているのかと思いきや、話はとんでもない展開に！　「それは現代にも通じる壮大な話なんですよ！」と伊原さんにヒントをもらい、調査は愛知・名古屋市、熊本・玉名市へと広がって……。

　そんな壮大なロケに挑戦したNDYの3人に、ロケの感想や番組の見どころを直撃しました。

──気が付けば4回目のスペシャルです。今回のロケはいかがでしたか？

塚田　「レギュラー回もそうですが、日常の小さな謎が大きな歴史に関係していたりするので、今回は正直、今までの謎の中で一番驚いたかもしれない。僕ら3人の想像をはるかに超える正解だったので、謎を一つ突き止めていくたびにワクワクしながら調査を進められました。“夢”が謎を解くキーワードだったのですが、誰の？　どの？　何の夢？　なのか想像がつかず、本当に視聴者の皆さんの期待をいい意味で裏切れると思います！」

河合　「普段は古川さんと僕との2人で調査しているのですが、今回はNDY始まって以来初となる3人で臨む調査でした。3人だと新しい発見があり、『あっ、そんなポイントに注目するんだ』という気付きが1人分増える。それだけでかなり推理がしやすくなりました。ただ、今の段階で多くは語れませんが、3人それぞれがミスってます（笑）」

塚田　「いいところもたくさんあったんだけどね」

河合　「みんなで答えをまとめて導き出すというところが特にミスったねぇ。普段の『なんでやねん!?』を見てない人は、TVer見逃し配信でいつもの僕たちの推理方法を見てから今回の特番を見ていただくと、より楽しんでもらえると思います」

古川　「今回の特番は3人で調査したことの良さに尽きます。収録が終わったばかりですが、すでにもう、またやりたい！　ロケ中に印象的だったのは、塚田さんが面白いことを言った時に、これまで僕が1人でツッこんでいたけど、今回は河合さんも一緒に2人でツッこめたのが精神的にすごく楽でした」

河合　「いつもはツライってこと?（笑）」

古川　「いやいや！　塚田さんの面白いところを僕が受け止めきれてないのではと思っていたので。今回はロケ中にずっと河合さんと目を合わせながら『どっちがツッコむ？』とアイコンタクトしていました。塚田さんがいたことで、僕らの普段の予想では絶対に出ないような自由な発想が出て、推理が前に進んだシーンも何度もありました」

河合　「今回は塚ちゃんの『そんな知識も持ってるんだ！』という一面も見られるよね。でも、僕らは3人でとても楽しかったけど、視聴者からはどう見えるんだろうね？」

塚田　「いつもは自分と古川さんだけなんだけど、河合くんが入って分かったのは、自分はすごく強行突破しちゃう人間なんだなって。ミスったということで言うと、強行突破でミスった一面もあれば、強行突破で進むことができた良い一面もあったんじゃないかな」

河合　「そこが塚ちゃんのいいところ。それで僕と古川さんの2人はいつも止まってしまうから。進めて先に走ってくれる人がいない」

塚田　「3人だと調査の内容もさることながら、それぞれの人間模様が見えていいと思う。視聴者の皆さんも感情移入する人が違って面白いかもしれないね」

古川　「やっぱり“NDY”は3人そろってこそ完全体なのかなって思いました」

──3人それぞれがミスったとのことですが、反省点があるとしたらどんなところですか？

河合　「ちゃんと視野を広く持って、目で見たもの、読んだものなどを吸収できていないことですね。普段の『なんでやねん!?』でも（そういう場面は）ありますが、改めて自分は視野が狭いなと感じました」

塚田　「僕は落ち着くことかな。人の話を聞くこととか」

――全員爆笑！

河合　「途中、塚ちゃんが古川さんを引っ張っているシーンもあったよ。ゾーンに入ってた」

塚田　「2人とも考えるタイプだもんね」

古川　「塚田さん、自分は考えないタイプみたいに思ってますか？」

塚田　「そういうふうに見えちゃってる？　結構考えてるんだけど、自分以上に2人は考え過ぎてしまってるのかなと」

古川　「塚田さん、考えすぎて袋小路に入っちゃうから」

河合　「僕は、塚ちゃんは考えながら動いてるんだなって感じたよ」

塚田　「こうだっていう自信も大事だけど、もうちょっといろんな角度から物事を見て、くみ取りすくい上げるような向き合い方を普段からしてきたいよね」

──では、スペシャルを楽しみにしている視聴者に、あらためて見どころを教えてください。

河合　「見ごたえのある回になっています。毎週、関西のミステリーの答えを導き出そうと頑張っていますが、今回のスペシャルは、最後の答え合わせでどんでん返し的な衝撃を感じた回でした。僕たちも一生懸命推理しますが、謎を考える側のすごさも見てもらったら分かると思います。視聴者の皆さんもNDYの一員だと思いながら見て欲しいです」

塚田　「想像の上を行ってます。滋賀・長浜のバランスの悪い信号の謎から始まったけど、裏側には壮大な歴史がありました。目に見えているものだけでなく、その裏側にあるものの意外さは、驚きが大きいです。今回は特に、期待の裏切られ方が半端ない。見ている人に『あれ？』と思ってもらえると思います」

古川　「A.B.C-Zファンのみなさま、河合さんと塚田さんが仲良くしゃべっている場面が観られますよ〜」

塚田　「そこだけ切り取るのは良くないから！（笑）。いつも楽しくやらせてもらってます！」

河合　「塚ちゃんと僕の仲良し姿は、もしかしたらこの“NDY”でしか見られないかも。めちゃくちゃ貴重です!!（笑）」