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謎多き始末屋・ブンバイオレット／焔先斗は敵か味方か!? 宮澤佑が「爆上戦隊ブンブンジャー」出演への思いを語る2024/06/14

　テレビ朝日系で放送中の「爆上（ばくあげ）戦隊ブンブンジャー」。「スーパー戦隊シリーズ」最新作となる本作は、自らが作り上げたスーパーマシンで道を切り開いていくヒーローが、さまざまな惑星を襲う大宇宙侵略大走力団“ハシリヤン”へ立ち向かう。第15話では恐竜の化石をイグニッションして生み出された苦魔獣“カセキグルマー”が現れるが、ブンブンジャーと戦わずに逃げ出した。姿を消したカセキグルマーを追っていた錠（齋藤璃佑）はカセキグルマーを発見。人を襲う気がないカセキグルマーと仲良くなりキー太朗と名付けるも、ハシリヤンたちの手によって暴走。大也たちブンブンジャーの手によって倒されるのだった。

　第16話では謎多き「始末屋」ブンバイオレット／焔先斗（宮澤佑）と相棒のビュン・ディーゼル（花江夏樹）通称・ビュンディーが登場。ライフラインの故障から政治のいざこざや子どものケンカまで…あらゆるトラブルの解決を図るトラブルシューターは果たして敵か味方か!?　「ブンブンコントローラー」を使ってブンバイオレットにチェンジする先斗はブンブンジャーとは何が違うのか!?　そして、先斗とビュンディーの目的とは!?

　登場に先駆け、焔先斗役・宮澤佑さんへ出演の感想やキャラクターについて印象をお聞きしました。

――初めに出演が決まった時の感想を教えてください。

「オーディションが終わって、帰っている途中にマネジャーから電話で呼び出されて、事務所に戻ってみると『合格しました』と報告を受けました。19歳の時から10回以上、特撮作品のオーディションを受け続けていたので、落ちるのが当たり前みたいな感覚があって、喜びの感情より『俺、受かったんだ』と漠然とした感覚が強く、実感が湧きませんでした」

――実感が湧いたのはいつ頃だったのでしょうか？

「今までも、特撮作品でお芝居をさせていただく機会が何度かあったので、きっと変身するときに湧くかなと思っていました。でも変身シーンの収録ではヒーローとして出演できるという感慨深さの方が強くて、実感が湧いてきませんでした。初めて実感が湧いてきたのはアフレコの際に編集した映像で自分が変身したところを見た時で、『俺、変身した！』とテンションが上がってうれしくなったのを覚えています」

――あこがれのヒーロー像みたいなものってありましたか？

「幼い頃はザ・ヒーローみたいな印象を受けるキャラクターが好きだったんですけど、年齢を重ねるうちに悪役として出てきたキャラクターが正義側に回るダークヒーローへのあこがれに変わっていきました。今回の先斗のような闇を抱えたダークヒーロー的な役をもらえたのはうれしかったです」

――先斗の印象を教えてください。

「心の中に闇を抱えている人物だなというのが第一印象からありました。10歳の時に宇宙へ行って、十数年ぶりに地球に戻ってくるというキャラクターで、相手との距離が近く上から目線で偉そうな態度を取っているというところに、いびつに形成された人間性が表れていると思っています。先斗の人物を演じる上で、彼の過去を常に意識して演じています。先斗だったらどう思うかなって考えながら演じていると、彼の愛くるしさみたいなものも見えてくるので、それも表現できたらと思っています。幼いころから周りは宇宙人のみで地球人は信じることができない。だからこそ自分が信じられるものへの熱さや真っすぐさはブンブンジャーの中でもトップレベルで持っていると思うので、そういう部分も大切に表現していきたいです」

――先斗の相棒のビュン・ディーゼルを演じる花江夏樹さんにはどんな印象を受けましたか？

「先日アフレコの現場であいさつさせていただきました。漫画やアニメを見ていた『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役の印象が強くて、そんな方と一緒にお芝居させていただけると思ったら緊張しました。ビュンディーの声は今まで聞いていた花江さんの声のイメージとは違った表現をされています。花江さん自身もとてもすてきな方で、お話ししやすく、今後の共演も楽しみです」

――追加戦士として途中参加する際、緊張などございましたか。

「他作品でも途中参加などはあるので緊張などはなかったのですが、年齢が離れている人も多く仲良くなれるかな思いながら参加させていただきました。でもレギュラーメンバーが衣装合わせの段階から『バイオレットってどんな感じなんですか』とにこにこしながら走って来て『こいつらめちゃくちゃかわいいな』と印象を受けたのを覚えています。『ざわくん』とか『ざわ兄』とか呼んでもらって、一緒に話をさせてもらえているので、とても優しい良い子たちなんだなというふうに思っています」

――皆のお兄さん的な感じなのでしょうか？

「年齢は僕が一番上なんですが、お兄さんらしくというのを特に意識しているわけではないです。僕が参加する前は初期メンバーで一番年上の玄蕃役の（相馬）理がみんなにいじられたらしいんですけど、今は自分がいじられていることが多くなってきました。年上でも一緒にワイワイできる雰囲気はうれしく思っています」

――大也役の井内悠陽さんの印象を教えてください。

「身長が高くてスタイルも良くて、イケメンで今どきの子だなと印象を受けました。彼を知ったのはオーディションに受かって、作品を見た時で、悠陽というより大也の印象の方が強かったです。大也は精神年齢が高く天才肌な感じがしていますが、悠陽も天才肌ですごいやつだなというのは感じています」

――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

「あらためまして、第16話から参加させていただきます焔先斗・ブンバイオレット役の宮澤佑です。焔先斗が今後どのようにブンブンジャーに関わっていくのか。スーパー戦隊シリーズの醍醐味（だいごみ）ともいえる仲間同士のいさかいや助け合いなど、先斗がブンブンジャーに入ってどう変わっていくのか、今後に注目していただければと思っています」

――ありがとうございました。

第16話あらすじ

トレーニング中のブンブンジャーたちの元へ、何者かが急接近。5人を追い抜いて姿を消した。謎の人物を調べる大也（井内）たちとブンブンジャーの元に焔先斗（宮澤）と名乗る謎の男が現れ姿を消した。「始末屋」を名乗り、相棒のビュン・ディーゼルと共にハシリヤンからの依頼をこなす先斗の正体は…。

テレビ朝日担当／S・A　撮影／蓮尾美智子

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