素晴らしき哉、先生！2024/09/30

記者会見情報

テレビ朝日系で放送の連続ドラマ「素晴らしき哉、先生！」の制作発表会見が開催され、主演の生田絵梨花ほか、共演の茅島みずき、鈴木仁、橘優輝、永瀬莉子、矢吹奈子、小宮璃央、小栗有以、萬田久子、柳沢慎吾、田中美佐子、高橋克典が登壇した。生田は「初主演でしかも先生役ということで、ハードルが高いと思っていたのですが、笹岡りおという人物はハードルにぶつかっていく、それどころか蹴とばしていくので、私も泥まみれ、汗まみれになりながら日々奮闘しています」と役柄と共に駆け抜けていることを誓った。そして、「先生方はプライベートで何か起こっていたり、見えないところですごい業務量を抱えていたりする中で、生徒の前では使命感を持って、生徒を一番に考えているその姿勢が素晴らしいと思いました。このドラマがいろんな立場の方に各々の価値観で楽しんでいただければうれしいです」と作品をアピールした。

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いろんな立場の方におのおのの価値観で楽しんでいただければうれしいです（生田絵梨花／笹岡りお）

初主演でしかも先生役ということで、ハードルが上がるような感じがして大丈夫かなと思っていたんですけど、“笹岡りお”という人物もハードルを越えていくというよりは、ぶつかっていく、それどころか蹴とばしていくような人物だと思うので、私も泥まみれ、汗まみれになりながら奮闘する日々を送っています。こんなにもセリフが多いのが初めてのことなので、最初は覚えるのにもヒーヒー言っていたんですが、作品の世界観に入っていくにつれて、それが自分の中から湧いて出たような言葉に思えたりしてきました。共演者の皆さんに引き出していただいたんだなと思います。りおを演じてみて、役柄としてですが、先生として生きて思ったことは、先生方はプライベートで何か起こっていたり、心に抱えていたり、さらには見えないところですごい業務量を抱えていたりとする中で、生徒の前や教壇の前では使命感を持って、生徒を一番に考えているその姿勢が素晴らしいと思いました。このドラマが先生方に届いてほしいというのはもちろんですが、いろんな立場の方におのおのの価値観で楽しんでいただければうれしいです。

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生田さんとは少しずぼらなところが自分と同じ空気感を感じています（笑）（茅島みずき／沢井谷玲奈）

高校生役ということで、衣装合わせの時に制服の着こなしを各自で考えてくるようにと課題が与えられまして、今何が高校生としてリアルなんだろうとすごく考えました。撮影で印象に残っているのは、ドラマの中で文化祭のシーンがあり、3年C組は劇をやるんです。そこで長崎弁が使われるので、私が長崎出身ということで、分からなかったら私に聞くようにとスタッフさんに仰っていただいたのですが、誰にも聞かれなくて悲しかったです。教える気満々だったのに（笑）。生田さんとは一緒のシーンが多かったので、その中でたくさんお話しさせていただきました。私は少しずぼらなところがあるのですが、同じような空気感を感じてうれしかったです。

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どれくらい真面目か、加減を探りながら演じました（鈴木仁／南田健吾）

この3年C組というクラスには問題があるのですが、その中で僕は真面目よりな性格だったので、どれくらいの加減が良いのかなと探りながら演じていました。実際にクラスメイトの中に入って、そのあんばいを調整しつつ、個性を出していけたと思います。生田先生、葉山（奨之）先生とは、クラスの生徒たちの名前を覚えながら会話をしていたのをよく覚えています。僕は実際に会話するクラスメートを中心に覚えていくだけでいいですが、先生は全員の名前を覚えないといけないので、それも先生の大変なことの一つなんだなと思いました。

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生田さんは撮影が回っていない時でも生徒への目線がすごく温かかったです（橘優輝／小村悠馬）

生田さんは授業のシーンの合間で、撮影が回っていない時でも生徒への目線がすごく温かくて、すごく落ち着きました。学生役を演じる上で意識をしたことは、声量を出すことで、クラスの端から端で話す時とかにこんなに声量を出すのか、学生ってこんなに元気だったんだなと思いました。僕自身は学生の頃は静かにしていたタイプなので（笑）。

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カットがかかっている時も、りお先生を中心に集まっています（永瀬莉子／宗方林檎）

撮影ではカットがかかっている時も、りお先生を中心にみんなが集まっている印象です。生田さんも優しくて、教室が撮影中は冷房を切らないといけなくて、さらに人数も多いのでとても暑かったのですが、控室に戻った時に生田さんが塩分チャージのタブレットをひとりずつ手渡ししてくれて視野の広い方だなと。みんなそれで元気を出して頑張っています。

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ギャルの役だったので、普段使うことがない言葉を使うのが難しかったです（矢吹奈子／吉良萌子）

今回ギャルの役だったので、「マジで」「ガチで」「お前」とか、普段使うことがない言葉を使うのが難しかったです。あと、声量にも意識しました。撮影中に印象に残っているのは、食堂のシーンがあったんですけど、その自動販売機のアイスがあって撮影時に食べたいなって話していたら、小宮くんが撮影終わった後におごってくれたことですね（笑）。

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役柄はクラスになじんでいくのですが自分は仲良くなるのが序盤は難しかったです（笑）（小宮璃央／大木戸光源）

僕の役柄はあまり学校に行っていないので、第1話に出ていないんですよ。そうしたらもうみんなが仲良くなっちゃってて。自分が学生だった時も、みんなでいるタイプというより独りでいるタイプだったので、友達の作り方が分からなくて。役柄の上ではどんどんクラスになじんでいくんですけど、その中で自分自身として仲良くなるのが序盤は難しかったです（笑）。撮影中はとても暑かったんですが、教頭先生からアイスの差し入れをいただきました。スタッフさんから共演者の皆さんに至るまで全員分いただいて、本当にありがたかったです。

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48グループの現役のメンバーにも話を聞いて、トレンドを勉強しました（小栗有以／小湊茉麻）

猛暑の中での撮影が続き大変だったんですけど、生田先生が冷たいゼリーや飲み物を持ってきてくださって、涼しく過ごせました。オフの時にも気を使っていただいて感謝しています。私は今22歳なんですけれど、演じる茉麻ちゃんは高校2年生。5年前の自分とはトレンドから口調から全てが変わってしまっていたのですが、今を追求してくださいと言われて。48グループの現役のメンバーにも話を聞いたのですが、今リボンが流行っていると聞いたので着けています。カバンの持ち方にもトレンドがあることを知って、すごく勉強になりました。

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笹岡先生のことをみんなが褒めていて学園長として自分もうれしく思ってしまいました（萬田久子／山城陽子）

今日の会見で初めて生田さんに会えた感じがします。ずっと笹岡先生と会っていて、本当に先生に見えていたので、こういう女性なんだとあらためて知ることができ、そういう意味でも素晴らしいなと思いました。あと、会見の中で生徒の皆さんが先生を褒めてくれていますが、それを聞くと学園長として自分もうれしく思ってしまいました。

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今回先生役なんですが、俺の気持ちは生徒役でした（柳沢慎吾／中路克博）

俺はすでにクランクアップしているので、学園長と同じく（今日の会見は）別の生田さんを見てる感じがするね。あと生田さんがオリジナルTシャツを作って、それをいただいたんで着て現場に行っていたんですけど洗濯しすぎて縮んじゃって、Sサイズになっちゃいました（笑）。今回先生役なんですが、俺の気持ちは生徒役でした。（自分の出演作である）「翔んだカップル」を思い出しちゃって。撮影で印象に残ったのは生田さんです。第6話とかに長ゼリフのシーンがあって、台本の4～5ページぐらいを一気に回したんですよ。それを完璧に覚えてきたのはもちろんなんですが、目に涙をにじませて感情移入がすごくて。でも、カメラが生田さんの方から変わって俺の方を撮ってる時には生田さん休んじゃって、涙もう出てなかったね（笑）。

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生田さんに、芝居ってこういうことなんだなと教えてもらいました（田中美佐子／笹岡奈緒）

この会見で、先生の顔やお話を聞いてびっくりしました。家では疲れて愚痴を言っているシーンが多かったので。現場の雰囲気は本当に良くて、生田さんは主役としてふさわしいというか、器の大きい子だなと思いました。そんな中で、りおが私たち家族に大切な話を伝えるシーンがあったんですが、生田さんが「アドリブをさせてほしい」と、台本にはなかったセリフを言ってくれたんです。あれは感動したよね。ありがとうというか、芝居ってこういうことなんだなと教えてもらいました。

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娘が2人いる家庭で、奥さんも元気な家族だと、お父さんは大人しくなるのかなと（高橋克典／笹岡秀樹）

娘が2人いる家庭で、奥さんも元気。みんなチャカチャカしている家庭だと、お父さんは大人しくなるんだな、穏やかになるんだなという気分を味わいました（笑）。妹のせり（内海誠子）がチャカチャカしている一方で、りおは落ち着いてふんわりしているので、僕はりおが癒やしでしたね。美佐子さんとの夫婦の作り方を考えたのですが、僕、20年前に（撮影に遅刻して）美佐子さんに土下座しているんで、恐妻家という感じで、基本的におとなしい旦那さんという作りでいくことにしました（笑）。