ドラマ8「しょせん他人事ですから ～とある弁護士の本音の仕事～」2024/09/17

記者会見情報

テレ東系でスタートする、ドラマ8「しょせん他人事ですから ～とある弁護士の本音の仕事～」の記者会見が行われ、主演の中島健人と共演の白石聖、片平なぎさが登壇した。同作は、同名リーガル漫画を原作に、中島が変わり者の弁護士・保田理を演じるリーガルエンターテインメント。出演者それぞれが意気込みを述べたあとには、原作者からのメッセージも紹介され、原作とドラマとの一体感も感じさせる会見となった。また、会見が行われた7月12日は片平の誕生日ということで、壇上にお祝いのタルトケーキが運ばれて来るというサプライズも。「なぎささんはいつも現場に元気と活力をくださいますので、今日は我々からスイーツを贈ります」と中島から感謝を伝えると、片平は「じゃ、今日は“無礼講”だよね～」とうれしそうな笑顔を見せ、さらにプレゼントされたエプロンを着けて3人での記念撮影も行った。

自分の経験をフルに活かせる作品に出合えました（中島健人／保田理）

“リーガルエンターテインメント”という、俳優として大きな挑戦となる作品に向き合い頑張れる日々を過ごせていることは、本当に幸せです。このお話をいただいた時、自分の経験をフルに生かせる作品に出合えたなって思いました。自分としても、新たなスタートを切ってから1発目のドラマになるので、気合の入り方というか愛情の入れ込み方というか、そういうものがいつもとはちょっと違うのかなっていうふうに思っております。自分の新たな面も、このドラマで見てほしいです。原作に対してのリスペクトもあったので、ビジュアルは大切にしたいと思いました。金髪の弁護士って多分あまりいないので、保田理のビジュアルをどういうふうにしようか考えて、いろんな紆余曲折があった上で今のビジュアルに収まりました。ドラマで見た時に、ちゃんと保田のポップでドライな部分がビジュアルに直結するような仕上がりにはなったので、いい見え方、映え方になったんじゃないかなと思っています。

物語のテンポ感を担うキャラクターであることを意識しています（白石聖／加賀見灯）

私が演じる加賀見灯は、仕事熱心で真面目なパラリーガル（法律事務職員）です。保田先生のサポートをしつつ、時にはツッコミを入れたりします。2人のバディ感も見ていただけるといいと思います。第1話から、話が進むにつれて段々と、保田先生とのバディ感というか信頼感が構築されていきます。その部分では、現場での雰囲気だったり空気感っていうのを大切にしようとは思っているんですけど、正反対の方がキャラが立つかなとは思っています。少し対立するようなキャラクター作りを心掛けていたんです。原作漫画の編集の方とお話しする機会があった時に、原作の灯は、話のテンポ感を作る鍵となるキャラクターとして描かれているそうなんですね。依頼人の立場になって物事を考えられたり、すぐにセリフとして感情が出る、そして物語のテンポ感を担っているキャラクターだと伺ったので、そこをドラマとしても感じてもらえるように意識してやっていきたいなと思っています。

保田くんが喫茶店に来たら、ほんの一時安らげるような存在になれたら（片平なぎさ／柏原麻帆）

最初にお話を伺った時、オリジナルキャラクターとして原作に登場しない人物をドラマで登場させると聞いて、「大丈夫？ 問題ない？」と言ってしまいました。プロデューサーさんからお話を伺うと、原作者のお二方も快諾してくださっているということで、それにプラスして、今後は漫画の中にも麻帆さんの役を登場させてくださるそうなんです。見た目を先に決めると、役が後から付いてくるというか、元気で明るいおばさんになれる気がしています。弁護士の保田くんは、人を寄せつけないクールさとか、冷たい言葉で対応してしまうような一面を持っていて、敵も多いと思うんですね。そんな彼がこの喫茶店に来たら、ほんの一時安らげるような存在になれたらいいなと思っているんです。聖ちゃんが演じる灯さんも、年齢的に悩みを抱えるお年頃だと思うので、ちょっと年上だけれども、私の中ではおばさんじゃなくお姉さんでありたいなというふうに思ってやっています。