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「愛の不時着」「魅惑の人」などで注目のイ・シニョンが日本初ファンミ開催決定! キム・サブに感じた恐怖とは?2024/04/19

「愛の不時着」「魅惑の人」などで注目のイ・シニョンが日本初ファンミ開催決定! キム・サブに感じた恐怖とは?

 「愛の不時着」で北朝鮮第五中隊兵士のグァンボム役で注目され、最近では「魅惑の人」で兵曹判書の息子・ミョンハ役などを演じ着々と認知度を上げている俳優のイ・シニョンが、来る4月28日に東京・浅草花劇場で、自身初となるファンミーティング「LEE SINYOUNG JAPAN 1st FANMEETING―A Special Day―」を開催する。昼公演は完売のプレイガイドも出ており、夜公演も残席わずかという人気ぶり。そんなイ・シニョンに公演に向けての意気込みや、これまでの出演作品についてインタビュー。

――今回、日本で初めてのファンミーティングとなりますが、決まった時の気持ちは?

「実は正直に言うと、『僕が本当にファンミーティングをするのかな?』とずっと考えていて、不思議な気持ちでウキウキしたりワクワクしたりしながら、現実感がなかったです。公式にファンの方々に直接会うことは初めてなので、とても緊張しています」

――どんなファンミーティングになりそうですか?

「ファンの方がせっかく僕に会いにきてくださるのだから、トークだけだと申し訳なく感じて、歌も準備しています。歌は下手ですが、一生懸命準備して行くつもりです! 今、毎日練習しています」

――日本でも大人気だったドラマ「愛の不時着」では、第五中隊の仲間・グァンボム役で出演され、たくさんの方に愛されました。あのような大きな作品に出演が決まった時はどんな気持ちでしたか?

「メディアドラマとしては初のデビュー作で、脚本のパク·ジウンさん、イ·ジョンヒョ監督だけではなく大先輩たちがたくさん出演する作品なので、言葉では表現できないほど緊張しました。僕がこの作品のこの役を演じることが、本当に作品のためになるのか?…ということも思ったし、現実感もなくて、うまくできるか不安もありました。ですが、与えられた役割に最善を尽くして、一生懸命準備しようと臨んで、ときめいたり震えたりしながら少しずつ慣れていきました」

――第五中隊の仲間と撮影した中で印象に残っていることを教えてください。特に仲良くしていた俳優さんなどはいましたか?

「今でも第五中隊員たちとは連絡を取り合っています。ピョ・チス役を演じたヤン・ギョンウォンさんとは、『魅惑の人』という作品でまた共演できて、もっと親しくなれた気がします」

――ソン・イェジンさん、ヒョンビンさんというビッグスターとの共演でした。何か演技でアドバイスなどいただいたことはありましたか?

「先輩たちは、僕にとって雲の上の存在でした。演技をする俳優なら必ず一度はお会いしたいと思うような先輩たちなので、共演できて光栄でしたし、とても感謝しています。先輩たちに初めて会った時、俳優として感じられるオーラだけでなくカッコよくて強い方々だと思いましたし、撮影しながらすべてのことが尊敬に変わった気がします。アドバイスというよりは、僕が緊張しすぎてセリフを忘れたり、演技がうまくできなかった時も、いつも待っていてくださって、配慮して導いてくださいました」

――ハン・ソッキュさん主演の「浪漫ドクター キム・サブ3」では、シーズン3から登場する新キャラクターのチャン・ドンファ役で登場しましたね。人気シリーズの主要メンバーに選ばれたわけですが、その時はどのように感じましたか?

「愛の不時着」「魅惑の人」などで注目のイ・シニョンが日本初ファンミ開催決定! キム・サブに感じた恐怖とは?

「シリーズものの大人気作品なので、プレッシャーもたくさんありましたし、僕が演じたチャン・ドンファというキャラクターが新しい人物の設定だったので、既存の役の方とは別の表現をしながらも、うまく融合させていかなければと悩みました。それで監督に相談もして、先輩たちと呼吸を合わせながらたくさん学んでいった作品だったと思います」

――最初の頃、ドンファは問題児でもありましたが、その後、人間として成長していく役でした。このドラマでシニョンさん自身はどんなところが成長できたと思いますか?

「俳優という仕事をしながら僕も夢をかなえられて、とてもよかった瞬間が多かったのですが、それに伴う苦労も常にありました。ドラマの中の先輩たちのセリフを聞いていると、何か僕自身に言ってくれているような、僕を慰めてくれているような気がすることもありました。また、僕が演じたさまざまな感情的なシーンが終わると、僕自身の慰めになったりもしました。そうやって撮影しているうちに、一緒に出演した先輩たちのように長く活動できる俳優になりたいと思いましたね」

――このドラマはとてもチームワークのいい現場だったと聞きますが、ハン・ソッキュさん、アン・ヒョソプさん、イ・ソンギョンさん、それぞれの印象は? 撮影の際のエピソードも教えてください。

「特別なエピソードというよりは、シーズンに初めて出演する配役にもかかわらず、いつも先輩たちが先に近づいてきてくれて、僕がゆっくり合わせることができるように待ってくださって、温かい心遣いをしてくださいました。僕の演技をモニターするたびに『本当に面白い。全部ドンファのようだ!』『ドンファならこうだったと思う。すごくいい』などと、応援と激励の言葉をいつもかけてくださり、無事に終えることができました。この場を借りてもう一度、感謝を伝えたいです」

――ドラマ内ではビル崩壊や山火事のシーンなど、たくさんの危機がありましたが、一番大変だった撮影は?

「主な撮影場所が救急救命室という空間なので、常に緊急状況だということを意識して表現するのが簡単ではなかったです。さまざまな感情をシーンごとに表現しなければいけなくて、微妙で複合的な感情を表現することに悩んでいた時など、監督と先輩たちがたくさん助けてくださって、(役の感情を)つかむことができました。一番記憶に残っているのは…やはり初めはハン・ソッキュ先生と一緒の撮影シーンが多かったのですが、自由な生き方を追求するドンファの考えを伝える過程でトラブルが生じ、先生が僕に医者として持つべき姿勢や心を教えてくれる時に、ドンファがすごく怒られる場面がありました。この時の先生の目つきの感情が、そのまま感じられて、その瞬間本当に怖かった記憶があります」

「愛の不時着」「魅惑の人」などで注目のイ・シニョンが日本初ファンミ開催決定! キム・サブに感じた恐怖とは?

――最新ドラマ「魅惑の人」は時代劇でしたが、衣装やセリフ回しなど、時代劇ならではの苦労などはありましたか?

「話し方、ディクション(発音法)、発声など、僕が今までしてきたすべてのことを変えなければならなかったです。僕はいつも型にはまらない演技をしたいと思っているのですが、決まり事がある中で、自由な表現で演技をするということが一番難しかったです。なので毎回シーンを撮る前に、監督とたくさん相談して悩みながら撮影していました」

――チョ・ジョンソクさん、シン・セギョンさんと共演した感想は?

「既に演技で定評のある先輩たちなので、演技をする姿をそばで見られるだけでも、本当にたくさん学ぶことができました。こんなに演技ができるのかとあらためて驚いたし、先輩たちの演技を見るたびに驚嘆して、そういう先輩たちとの撮影は常に緊張していました。その緊張感をまぎらわすために、集中して先輩たちの演技を観察しながら撮影していました」

――「魅惑の人」の魅力はどんなところだと思いますか?

「ファンタジーのような感じもしつつ、正劇のような雰囲気が絶妙に混ざっているようです。そして、ドラマのタイトルのように、この作品のすべてが、自分が成し遂げるための作品だと思うので、そういう部分が魅力ではないかと思います」

――出演映画リバウンド」が4月26日から日本で公開されます。寄せ集めのバスケットボール選手のチームが全国大会で快進撃を続けた実話とのことですが、バスケットボールはもとから上手でしたか? 自身の学生時代はどのように過ごしていましたか?

「バスケットボールをしたこともありませんでした。みんなと同じように学生時代はお昼を食べて学校の校庭を走り回ったり、ベンチに座っておしゃべりしたり、横になって空を見るなど、普通に過ごしていました」

――「リバウンド」の見どころをPRお願いします。

「この映画は、青春物語の始まりであり終わりな気がします。韓国の感性を少し身近に感じられて、どの年代の方もそれぞれの立場で見ることができて、面白くて有益な映画です。胸の奥深くに響く作品ではないかと思います」

――ところで、好きな日本のドラマや映画、気になる俳優さんなどはいますか?

「最近、日本の映画で『万引き家族』という作品を偶然に見たのですが、それが記憶に残っています。柴田祥太役を演じる城桧吏さんという子役の方の演技を見て、感情表現やいろんなディテールの部分までとても上手でびっくりしました。いつか機会があれば一緒に作品をやってみたいなと思いました」

――今後の目標を教えてください。

「いつも冗談交じりにバケットリスト(生きているうちに自分がやりたいことのリスト)のように、日本でもいつかは必ず活動をしたいと言っていました。今回、僕が出演した映画『リバウンド』が日本で公開されることになり、ファンミーティングの開催も決まり、皆さんに会える機会ができました。こうして僕、イ・シニョンに関心を持ってくださって、インタビューもしてくださって、もう一度感謝の気持ちを伝えたいです。僕はこれからもずっと成長して、またさらに成長できるように努力、勉強して休まず演技し続けて、また皆さんにあいさつできる俳優に成長したいです」

――日本でシニョンさんを待っているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「ファンミーティングでは皆さんが楽しんでいただけるように、足りない歌も練習し、これまでできなかったさまざまな話なども準備しています。待っていてくださった分、恩返しできたらと思っています。ありがとうございます」

【プロフィール】

「愛の不時着」「魅惑の人」などで注目のイ・シニョンが日本初ファンミ開催決定! キム・サブに感じた恐怖とは?

イ・シニョン
1998年1月24日生まれ。2018年俳優デビュー。19年ドラマ「愛の不時着」に出演し、北朝鮮軍第五中隊所属のイケメン兵士・グァンボム役で一躍脚光を浴びる。20年にはドラマ「契約友情」の主演に抜てきされ、KBS演技大賞で連作単幕劇賞を受賞。同年、第15回アジアモデルアワードで演劇者部門新人賞受賞。23年に、SBS演技大賞で新人演技賞獲得。ドラマ「キミと僕の警察学校」「浪漫ドクター キム・サブ3」「魅惑の人」など話題作に出演し、韓国のみならず日本でも注目されている。バスケットボール選手を演じた映画「リバウンド」は4月26日に全国公開予定。

【公演情報】

「LEE SINYOUNG JAPAN 1st FANMEETING―A Special Day―」
【日時】4月28日 <1部>開場 午後1:15/開演 午後2:00 <2部>開場 午後5:15/開演 午後6:00
【会場】浅草花劇場(東京都台東区浅草2-28-1 花やしき隣接)
【チケット】一般発売中 全席指定 11,000円(税込) ※ドリンク代/500円(別途) ※4歳以上有料、3歳以下入場不可。
【主催】RISE Communication
【問い合わせ】event@risecom.jp
【特設サイト】https://ticketstage.jp/lsy2024/

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