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舘ひろしが「ブルーモーメント」で山下智久と初共演。SDMメンバーを全力でバックアップする特命担当大臣役2024/03/23

舘ひろしが「ブルーモーメント」で山下智久と初共演。SDMメンバーを全力でバックアップする特命担当大臣役

 舘ひろしが、フジテレビ系で4月24日にスタートする連続ドラマ「ブルーモーメント」(水曜午後10:00、初回15分拡大)に出演。山下智久が演じる主人公・晴原柑九朗ら、自然災害の最前線で闘うSDM(特別災害対策本部)の面々を全力でバックアップする特命担当大臣役を務める。

 「ブルーモーメント」は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命懸けで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。原作は、現在「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による同名コミックだ。“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと。ブルーモーメントを見られることは、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味している。

舘ひろしが「ブルーモーメント」で山下智久と初共演。SDMメンバーを全力でバックアップする特命担当大臣役

 舘が扮(ふん)するのは、内閣府・特命担当大臣(防災担当)の園部肇一。重要閣僚も務めたこともある有力な衆議院議員だ。一人娘がおり、彼女の意志に関係なく地盤を継がせようとして不仲な時期もあったが、自分譲りの頑固な娘に折れ、気象学者の道を歩むことを許す。園部はあることをきっかけにSDM創設に力を入れ、足かけ5年ほどかけて晴原ら精鋭を集め、試験運用を開始した。

 そんな中、大規模な自然災害が発生したとの連絡がSDMへ入る。人材もそろっていない中の出動には前向きでない園部だったが、目の前の命を救うことに余念がない晴原の一言で覚悟を決め、出動を許可。現場の最前線で奮闘する晴原や、園部優吾(水上恒司)らSDMメンバーとは異なり、霞ヶ関から彼らを全面的にバックアップしている。だが、SDM慎重派の立花藍(真矢ミキ)から、チームの在り方について追及されている。なぜ、園部はSDMを創設することになったのか。それは、園部が晴原と共に追い続けている謎と関係があった。

 本作が初共演となる主演の山下について「すごく目力があって、素晴らしい俳優さん」と大絶賛する舘は、出演に際し「台本を読むだけでも、撮影は大変だろうなと。これがちゃんとできたら、素晴らしいドラマになるなとワクワクしています」と期待をにじませる。

 フジテレビの連ドラには30年ぶりの出演になると聞き、驚きつつ「台本を読んで、すごくドラマチックで面白い内容だったので、ぜひやらせていただきたいと思い、受けさせていただきました」と出演を快諾。

 1994年に放送された「上を向いて歩こう!」に出演したことに触れて、「初めての『月9』で、主演が西田ひかるさんと僕。野球選手の役だったのですが、実は野球をやったことがなくてちょっと自信がなかった覚えがあります。最多勝を何回も取ったことがある元エースという役柄だったので、なんとか乗り切っていたなという思い出があります。この作品以外にもフジテレビには思い出があって、2005年の『積木くずし真相~あの家族、その後の悲劇~』はいまだに強く印象に残っています。もしかしたら、初めてセリフを覚えて(現場に)行ったかなというくらい、すごい作品でした(笑)。プロデューサーに、『ポケットに手を入れるの禁止』と何度も言われた覚えがあって。『なんでかな?』と思いながらも、その通りにやってみたりしていましたね。どんどん駄目になっていく役柄だったんですけど、すごく充実していたように感じます」と、懐かしそうに当時を振り返った。

舘ひろしが「ブルーモーメント」で山下智久と初共演。SDMメンバーを全力でバックアップする特命担当大臣役

 さらに、今回のドラマに関しては「SDMは体制にとらわれない独特の機関という部分が、すごく面白いなと思います。この作品全体がキチッとした、規律を重んじるようなセリフがたくさんありますが、その中でも、僕が演じる園部は少し斜めから物事を見ているキャラクター。ということもあり、老眼鏡という小道具を使いながら、ちょっとラフな感じの話し方ができるといいなと思っています。監督たちと相談しながらですが、老眼鏡も付けたり外したり…。チャレンジしてみたいです。うまくできるかな(笑)。もしかしたら、皆さんが想像するよりもカジュアルな感じの大臣になるかもしれません。そのあたりも含めて、お楽しみください」とアピール。

 そして、「山下くんの邪魔にならないように、そして、彼がすごくすてきに見えるようなお手伝いができればと思っています。どこまでできるか分かりませんが、台本を読んだ段階では、今までにないすごくスケールの大きなドラマになると思いました。まだどんなふうになるのか未知ですが、僕自身も楽しみにしていますので、一緒に楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。

 ドラマを手掛ける高田雄貴プロデューサーは、舘の役どころに関して「園部肇一は、晴原と共にSDMを正式運用させるべく、晴原が現場で奮闘、園部が中枢で奔走してきたバディ的存在になります」と説明。「山下さんと並んで闘う姿が絵になる俳優さんということが絶対条件の中で、とにかく真摯(しんし)な晴原に対し、柔軟さも併せ持つ園部には軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)さもほしいと考えました。そこで、小学校の遠足の帰りのバスの中で『あぶない刑事』(日本テレビ系)が流れて、“なんて面白くてかっこいいんだ!”と衝撃を受けてドラマ好きになった私は、舘さんしかいないと、ダメ元でお伺いさせていただきました」と起用理由を明かした。

 加えて「30年ぶりに弊社の連ドラに戻ってきていただけて本当にうれしく思います。また、舘さんご自身も災害復興支援に対し献身的に活動されており、そういった面でも運命的なキャスティングだと感じております。『こんな政治家がいたらいいなあ』。そう思わざるを得ないほどりりしくてカッコいい舘さんにご期待ください!」と声を弾ませている。


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