AKB48で宇宙がテーマの人気コミック「星屑テレパス」を実写化。キャストはメンバーの中からオーディションで選出2024/03/18
テレ東ほかでは6月25日から、ドラマチューズ！「星屑テレパス」（火曜深夜0：30）を放送。宇宙がテーマの人気コミックを、AKB48で実写化することが分かった。
「星屑テレパス」の原作は、「けいおん！」や「ご注文はうさぎですか？」などで知られる芳文社の4コマ漫画誌「まんがタイムきらら」で連載中の大熊らすこ氏による同名コミック。「次にくるマンガ大賞2021」コミックス部門にノミネートされ、23年10～12月までテレビアニメ化もされた話題のガールズコミックで、テレ東としては福原遥主演の「ゆるキャン△」シリーズ以来のタッグとなる。
内気な少女・小ノ星海果の悩みは、極度のあがり症でうまく話せないこと。彼女はいつしか友達づくりを諦めてしまっていた。そんな中で迎えた高校の入学式。同じクラスの明内ユウと出会う。なんとユウの正体は宇宙人で、おでこ同士をくっつけると相手の気持ちを理解できる“おでこぱしー”の能力を持っており…!? 人とのコミュニケーションに悩む女子高生の主人公が、宇宙人の新入生と出会いロケットを製作する過程で成長していく、宇宙をめぐる壮大で繊細な青春ガールズ群像劇が展開する。
AKB48によるテレ東でのドラマ作品は「マジすか学園」シリーズ以来。キャストはメンバーの中からオーディションで選出される。第3期生としてグループを牽引してきた柏木由紀が卒業を迎え、4代目AKB48グループ総監督に倉野尾成美が就任。第19期生も加入して新たなスタートを切ったAKB48だが、そんな“新生AKB48”の個性豊かなメンバーたちが、青春×ガールズという作品の魅力的な世界観を彩り、それぞれのキャラクターやカラーとマッチさせて作品を盛り上げる。
原作の大熊氏は「『星屑テレパス』がまさかテレビドラマ化されるなんて…たぶん私が一番驚いています。同時に、言葉にできないくらい非常にうれしく思います。“おでこぱしー”で伝われ、この気持ち！ 原作ファンの方も、新しく知っていただいた方も、新たな舞台に一歩踏み出した『星屑テレパス』を楽しんでいただけるとうれしいです」と、喜びのコメントを寄せている。
ドラマを手掛ける中村晋野プロデューサーは「ドラマ『星屑テレパス』は、夢をかなえる作品にします。私は今までドラマを作る時『フィクションの物語の中なら何をやっても最後は許される』という、いわばフィクションを“逃げ道”として考えていました。しかし、ある方が『ドラマの世界だからこそ“夢”を見たい』と話していたのを耳にした時、ドラマの役割『フィクション』という言葉の真意、そして作り手として作品を届ける存在意義を、あらためて考え直すきっかけになりました。そんな時に出合ったのが、この『星屑テレパス』という作品です。主人公の海果が流れ星に願うように、ドラマを見た人が『こんな世界線があったらいいな』と思えるような、そんな誰かの背中をそっと押せるようなドラマを作ってみたいと強く思い、大熊先生をはじめ芳文社さまに企画を提案させていただきました」と企画の経緯を明かす。
加えて「この夢をかなえるドラマ作りに欠かせない存在として、自らが夢を追い続け、そして周りに夢を与えてくれる、そんな圧倒的な象徴としてお力をお借りしたいと、AKB48さんにお声がけさせていただきました。小さな希望の種から生まれたこの企画が、この上なくありがたい仲間と出会い、いよいよ夢へと一歩を踏み出します…！ ぜひ、この“夢物語”にお付き合いいただけたらうれしいです」と、ドラマ化への熱い思いを伝えつつ、アピールしている。
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