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矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」2024/03/19

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 矢野聖人が、写真集「TONE」を3月15日に発売し、これを記念したイベントに登壇した。

 写真集では、矢野がさまざまなテーマに沿った姿に“変身”し、まるで映画のようなカットを収録。はかなげな表情を浮かべた“大人の男”、“日常”を切り取った姿、“危険な男”、“青年”、“特殊な料理シーン”でのエプロン姿など、矢野のバラエティーに富んだ表現力を堪能することができる。「いろんな役ができる矢野聖人」をコンセプトに制作したそうで「完成したものを見た時にイメージ通りの形になっていたので、すごくうれしかったです」と完成を喜んだ。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 写真集を出したのは13年ぶりだそうで、当時と現在の変化について聞かれると「顔ですね。最近は白髪も増えました。ここは明らかに変わっています」と回答。「当時はすごく細かったので50kgぐらいだったんですけど、今は60kgぐらいになって、13年とともに13kgほど増えました」とユーモアを交えて振り返った。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 「いろんな役柄を見せたい」という思いが込められているタイトルの「TONE」。同じ意味合いから「パターン」も候補にあったそうだが、「タイトルとしてはありきたりな感じがして。似た意味の単語を探していく中で『TONE』を思いついて、響き的にもよかったので」と理由を明かし、「(名前の“まさと”と掛けて)『マサトーン』ということで覚えてもらって(笑)」とちゃめっけたっぷりに答えた。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 お気に入りのカットには、波しぶきをバックに“ヒーロー”をイメージしたという1枚を選択。「撮影1発目の写真で、ギリギリの場所を攻めながら波が来るタイミングを狙ったので、すべてがうまくかみ合ったところが気に入りました」と理由を述べた。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 また、写真集の撮影のために体を絞り、体重は3.5kg、体脂肪は6%ほど落としたそうで「写真集のお話をいただいてから撮影までの期間が短かったので、可能な限りやりました。毎日お酒を我慢して、鶏胸肉やブロッコリーを食べて、ジムにもたくさん通いました」とひたむきに取り組んでいたようだ。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 矢野は、2023年3月~24年2月に放送された「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系)で主人公の兄・ラクレスを演じた。「今まで特撮に携わる経験がなかったので、35歳を超えてから変身できてうれしかったです。ラクレスというキャラクターが、皆さんの中で育って人気が出てくれたので、やってよかったです」と、1年間の撮影期間を終えた心境を語った。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 ヒーロー役を1年間演じていたことから、今後は逆の“悪役”に挑みたいそうで、特に極道に興味がある様子。一方で、「『花より男子』みたいなキラキラ系もやってみたい」と憧れを告白し、「キラキラ系の役があまりないんですよね。なんでですかね…(笑)」とぼやき、場内の笑いを誘った。続けて「この写真集を機に、キラキラした役もやりたいです!」と目を輝かせた。

 これまでは、犯人や人をいじめる役柄が多かったそうで「Wikipediaを見たら、“怖い役・犯罪者といったイメージの役柄が多い俳優”と書き足されてれていたんですけど…」と笑いつつも、「犯人役などやりがいはありますが、たくさん演じてきたので、やっぱりキラキラ系もやりたい」と再びアピールした。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 さらに、話題は「花より男子」におよび、「F4(作中に出てくるグループ)のメンバーの中で誰を演じたいか?」という質問には、「金髪にして花沢類をやってみたい」と返答。「僕にはない部分があるから」と理由を述べ、「イメージと違う役に挑戦することで、新たに役者としての可能性を広めて、いろんなお話をいただきたいです」と意気込んだ。

矢野聖人が写真集を発売!「『マサトーン』で覚えてください(笑)」

 最後にあらためて「13年ぶりに写真集が発売になりました。13年前から見てくださった方も、最近知った方も楽しめる内容となっていますので、ぜひ皆さん買ってください」と自信作となった写真集をアピールし、会見を締めくくった。

【プロフィール】

矢野聖人(やの まさと) 
1991年12月16日生まれ。東京都出身。ホリプロ所属。2010年に、ホリプロ創業50周年記念事業だった蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」主演オーディションでグランプリを受賞。主な出演作は、ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズ、「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」シリーズ、特撮作品「王様戦隊キングオージャー」、主演映画「車軸」(23年)など。


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