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篠原涼子&バカリズム「イップス」で渡辺大知、矢本悠馬、勝村政信らが2人を取り巻く個性的なキャラに!2024/03/12

篠原涼子&バカリズム「イップス」で渡辺大知、矢本悠馬、勝村政信らが2人を取り巻く個性的なキャラに!

 フジテレビ系で4月12日にスタートする連続ドラマ「イップス」(金曜午後9:00、初回15分拡大)に、渡辺大知味方良介足立英矢本悠馬勝村政信が出演することが分かった。それぞれが一癖も二癖もある個性的なキャラクターとして物語を盛り上げる。

 篠原涼子バカリズムがダブル主演を務める「イップス」は、心の葛藤による影響などでできていたことができなくなってしまう心理的症状=イップスを抱えた2人が事件を解決していく完全オリジナルストーリー。犯人が仕掛けたトリックを暴いていく謎解きミステリーでありながら、コミカルな会話劇と世界観で描かれる。小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)が“絶不調コンビ”を組む。

 渡辺が演じるのは、ミコの運転手・坂浦猛。ミコの小説の大ファンで新作を待ち望んでおり、ファン過ぎて運転手であることに誇りを持っている。アンチの多いミコにとって数少ない味方の1人である坂浦は、ミコからはかわいがられている。

 出演が決まった渡辺は「企画書をいただいた時から、この作品の設定の面白さに胸がドキドキしました。ミステリーもコメディーも大好きですが、これはいまだかつて見たことがない質感のドラマになるのでは、と期待でいっぱいです。撮影も楽しくて、何より監督がドッシリといてくださり、安心感にあふれた現場です。自分は一見アツそうでふわふわとしたつかめない役柄ですが、回を追うごとに物語にどう絡んでくるのか、楽しみです。魅力的なキャラクターがたくさん登場する楽しいドラマ(楽しいだけかは分かりませんが)なので、放送を待っていてください!」と呼び掛けている。

 勝村は、ミコのマネジャー・初田豊役。マネジャーながら、ミコには“日々のコメンテーター業さえやってくれれば”といった感じで、小説家としてのミコには全く興味がない。マネジャーとしては有能なため、ミコからは信頼されているものの、常にミコを小ばかにするため疎まれている。

 主演の2人と共演経験のある勝村は「バカリズムさんを個人的にリスペクトしております。今までバカリズムさんのいろいろな作品に参加させていただいていて、そのどれもが印象深く、今まで経験したことのない景色を見せていただいております。篠原涼子さんも、20年も前に舞台でご一緒させていただいたのですが、ぜひまたご一緒したいとずっと思っていたので、ようやく実現できて、テンションが上がりました。とにかく現場に行くのが楽しみで仕方がありません。皆さまよりも一足先に、この2人の芝居が見られるのが、申し訳ないくらいです。このバディにどう絡んでいけるか、それも今から楽しみで仕方がありません」と期待を寄せている。

 また、味方が扮(ふん)するのは、警視庁の機動捜査隊・酒井純平。事故現場に駆けつけて初動捜査を担っているメンバーの1人だ。かつて検挙率No.1を誇った森野は憧れの人物で、事件現場で森野を見かけると記念写真をお願いするほど。こだわりがあるが、憧れ体質でもあり、ミコと仲良くなっていく。

 酒井のこだわりが出ている特徴的な髪形で作品に挑む味方は、数年前、本作の脚本を担当するオークラ氏の舞台を経験したということで、「オークラさんのコミカルで軽快な世界観に悪戦苦闘した記憶があったので、今回は映像作品ですが、またあの世界に飛び込めるとワクワクしました。篠原涼子さんとバカリズムさんという多様な才能を持つお二人と同じ世界線にいるのが不思議で仕方ないですが、埋もれないよう前へ前へと進むのみです」と意欲をのぞかせる。加えて「登場する役のテンポのいい掛け合いと、誰もが一度は思ったことはあっても口にできなかったことをサラッと言ってしまうセリフたちに思わず笑ってしまいました。僕の役は、撮影を通してキャラクター色が出てくるのかな?と思っています。実際、読んだ時と撮影に入ってからのイメージがだいぶ違うので、今から酒井という男の先が気になります」と自身の役柄について説明。

 足立は、制服警官・水田勇人役に抜てきされた。水田は警官として現場の規制線を守り、いつもミコと森野の事件現場入りを受け入れている。酒井と同様に森野に憧れている水田を演じるにあたり、足立は「篠原涼子さんとバカリズムさんのバディ。もう想像するだけでワクワクが止まりませんでした。そんなお二人が織り成す世界の一員になれることがとてもうれしかったです。そして、親交のある筧(昌也)監督との撮影も楽しみです。近頃はサウナで会うばかりでしたので(笑)」と喜びを表する。続けて「会話がすごくリズミカルで心地よく、気付くとどんどん脱線していくかと思うと芯を食っていて…。読んでいてとても面白いです。実際、現場でお二人の会話の応酬に思わず笑いが起きるシーンも多く、放送が楽しみです。また、僕自身、スポーツの“イップス”に悩まされたこともあり、ミコさんと森野さんの気持ちがよく分かるので、“イップス”がより知られるきっかけになってほしいです。そして、2人がそこに立ち向かっていく姿が、同じような悩みを抱える方の何かのきっかけになったらいいなとも思います」と思いを伝える。最後には「僕の役柄は制服警官なのですが、見た目からしてちょっとおかしい。皆さんが抱くイメージの“制服警官”とはだいぶ違うと思います。お楽しみに!」と意味深な発言も。

 矢本は、森野と同じ警視庁捜査一課の後輩刑事・樋口一之役で登場。イップスに陥り、事件現場に来られなくなってしまった森野にあきれる半面、尊敬もしている。森野が何かとうそをついて事件現場から逃げていることには気付いている。

 オークラ氏が脚本を手掛け、1月期の日本テレビ系連続ドラマ「となりのナースエイド」に引き続き、2クール連続でオークラ作品に出演する矢本は、「台本を読ませていただいた時、とにかく、主演の篠原涼子さんとバカリズムさんの掛け合いが面白くてこれだけでもドラマ1本見ていられるなという印象でしたので、すごく楽しみにしております。オークラさんの脚本は面白いセリフが多いので、それに負けないように演じられたらいいなと思います」と意欲を燃やす。自身が演じるキャラクターに関しては、「バカリズムさんが演じる森野さんとバディの刑事役。イップスになってしまった森野さんを、時に優しく、時には厳しく手助けしていく役柄であります。オリジナル脚本ということで、今後どう関わっていくのか自分も楽しみです! 作品のよきスパイスになれればと思っております」とアピールしている。


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