髙橋海人主演「95」で中川大志、松本穂香、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディーが同級生役で共演2024/02/22
テレ東系で4月にスタートする、テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23「95(キュウゴー)」(月曜午後11:06、開始日未定)の追加出演陣が発表。主演の髙橋海人(King & Prince)が演じる主人公の同級生役で、中川大志、松本穂香、細田佳央太、犬飼貴丈、関口メンディーが出演することが分かった。
「95」の原作は、早見和真氏の同名小説。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら1995年の東京・渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い青春物語だ。ドラマでは、95年頃にはやったファッションや音楽、漫画やドラマ、ポケベルやテレホンカードなど、当時高校生だった世代には懐かしさを、現在の若者にとっては新鮮に感じられる世界観が盛り込まれている点も見どころとなる。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が起き、人々の人生観や死生観に多大な影響を与えた時代に、青春を謳歌(おうか)する高校生・広重秋久(通称・Q)を髙橋が熱演する。
中川が扮(ふん)するのは、星城学院に通う高校生・鈴木翔太郎(通称・翔)。祖父は政治家、父親は大病院の経営者、母親はテレビコメンテーターという家庭で育ち、黙っていても人をひきつけるカリスマ性の持ち主だ。地下鉄サリン事件をきっかけにQに興味を持ち、自分のチームに誘い入れる。
作品の印象を「がむしゃらにもがいて、殴り合って、笑い合って、駆け抜ける主人公たちのエネルギーに、自分もゾクゾクしましたし、こういう青春を過ごせるのも、今しかできない! やってみたい!と思わされました」と語る中川は、「95年は、自分も生まれる前の時代ですが、ファッションや、音楽カルチャー、街のにぎやかさなど憧れるところがたくさんあります。当時の若者たちは、今とは少し感情の出し方が違うのかな、と。その温度感が少しでも伝わればいいなと思いました」と意欲を高める。
学生時代の後輩でもある髙橋との共演できることが、出演を決めた大きな理由だったそうで「彼の真っすぐで、一生懸命お芝居に向かう姿が僕は大好きです」と声を弾ませ、撮影現場の雰囲気にも触れ、「青春です。僕も久々に制服を着て、最初はかなり照れくさかったです(笑)。自分たちでアイデアを出し合って、いかに面白くできるか話し合うのも楽しい時間です」とコメント。
続けて、自身の役柄に関しては「主人公に大きな影響を与える、いわばカリスマ的存在です。彼の言葉には、どこか吸い込まれるような魔力があって、秋久をこれまでとは全く別の世界に連れて行きます。彼の中にあるブラックホールのようなものをしっかりと表現したいです」と表し、「僕自身も、この作品のファンであり、大好きなキャラクターたちがたくさんいます。皆さんにも楽しんでいただけるよう、日々の撮影に取り組んでいますので、期待して待っていてほしいです。それでは、渋谷で会いましょう!」と呼び掛けている。
松本が担うのは、翔らとは幼稚園からの幼なじみである岸セイラ役。Qは、翔のチームに入ったことをきっかけにセイラと知り合い、思いを寄せるようになる。
「もう高校生役をすることはないと思っていたので正直驚きましたが、10代の真っすぐさと、いい意味でがむしゃらな時期を、こうして再び演じられることが純粋にうれしかったです」と率直な思いを述べる松本は、「セイラは一見大人びていて自立しているように見えますが、実は人一倍不安や寂しさを感じている人だと思っています。そんなセイラの微妙な感情も表現していきたいです。この世代の方にはきっと懐かしんでもらえると思いますし、10代の方には彼らの生きる95年がどう映るのか、これから皆さんの感想が楽しみです」と期待を寄せている。
細田は、翔たちに面白がられて彼らのチームに入った丸山浩一役。通称はマルコ。渋谷の畳屋「丸山畳店」の一家に生まれ、庶民的な感覚を持ち合わせており、Qとは中学時代から交流がある。
「原作から、1995年は渋谷も時代も急速に流れ始めたタイミングだったと知り、そんな中で“カッコいい大人”になるために、必死に生きていく高校生を演じることができるのは、すごく楽しみで仕方がなかった」と言う細田。撮影現場はすごく明るく、楽しい毎日ということで「意外とチームみんなでふざけたり、高校生らしい会話をするシーンが少ないので、そういったシーンでは特に楽しみながらやれています」と報告。「マルコは明るく奔放な男の子なので、重い空気を和ませようとしたり、みんなの中ではおふざけ担当であるなという印象です。しかし、マルコの価値観は普通の男の子と一緒だと思います。なので、マルコは皆が思うQとは違った印象を、Qに対して感じていると思います」と役柄を紹介している。
犬飼は、翔やセイラと幼なじみの堺怜王役。父親は暴力団の有力幹部で、いつも学校で音楽を聴いているモテ男だ。
自身の役柄を「普段はノリがよく、クールで周りが見える男ですがキレたら手がつけられなくなる二面性があるキャラクター」と分析する犬飼も、「今まで1995年という時代の設定の作品に携わったことがなかったので、純粋にワクワクしました。台本を読むと、その当時はそんなことがあったのかと新たな発見があって楽しかったですし、すごく面白くなりそうだなと思いました」と新鮮な驚きがある様子だ。撮影現場は「とても楽しく、和やか」ということで、「同年代付近のキャストで固まってお芝居することがあまりなかったので、毎日新鮮に過ごさせていただいてます」と語っている。
そして、関口は、翔たらと幼なじみであるドヨンこと新川道永役を務める。小学校4年生の時に神戸に移住したが、阪神淡路大震災をきっかけに東京に戻って来るドヨンは、チームの中で最もけんかが強い。
出演にあたり、原作を初めて読んだという関口は、「それぞれ葛藤や悩みを持つ若者たちの青春群像劇に心を打たれたとともに“カッコいい大人”とは一体何なのか? そして自分は“カッコいい大人”になれているのだろうかと考えさせられる内容でした。時代背景もファッションや音楽含めて、僕が好きな時代なので、そこで役として生きられることは、とてもうれしいことです。何かに折り合いをつけて生きている人たちの方が、恐らく多い世の中ですが、そんな人たちに届いてほしい、触れてほしい作品です」と熱く表現。
原作を読んでみて、物静かでクールというイメージを抱いたそうだが「もう少し年相応の明るさが欲しいということで、城定(秀夫)監督とも相談しながらキャラクターの輪郭を理解していきました。スポーツをしていたり、読書家であったり、自分とも共通点が多く、共感できる部分は多かったように思います」と明かし、「同世代の共演者も多かったので、打ち解けるまでには、そう時間は掛かりませんでした。むしろめちゃくちゃ早かったと思います(笑)。なので休憩中なども会話は絶えませんでした。それでもシメるところはしっかりシメる。メリハリのある空気感がつくれていると思います」と充実感を漂わせている。
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