イップス2024/06/24
番組情報
キャラクター紹介
- 黒羽ミコ(篠原涼子)
“書けなくなってしまった”ミステリー作家。デビュー作から3作連続でベストセラーを記録するも、現在はネタが思いつかず5年間新作が書けていない。その傍ら、持ち前の会話術と洞察力を武器にコメンテーター業やコラム執筆をこなすも、そのせいで本業がさらに片手間になってしまっている。新作の執筆に煮詰まり、逃げるために訪れたサウナで森野と出会う。 - 森野徹(バカリズム)
ある出来事をきっかけに“解けなくなってしまった”警視庁捜査一課の刑事。かつてはエリートとして、組織内でも一目置かれる存在だった。実はミコの作品の大ファンだったが、最新作の完成度が悪く、コメンテーター業ばかりで新作を出さないミコにいら立ち、ノモリというアカウントでSNS上にアンチコメントをつぶやいている。 - 黒羽慧(染谷将太)
ミコの弟で、“人権王子”の異名で呼ばれているすご腕の弁護士。小さい頃からミコとミステリー作品を読みあさり、一緒にトリックを予想したり、オリジナルのトリックを考えたりしていた。大人になった今でもたびたび連絡を取り、小説が書けなくなってしまった姉のよき相談相手となっている。実は森野とも因縁がある。
出演者
篠原涼子/バカリズム/染谷将太 ほか
スタッフ・音楽
脚本:オークラ/脚本:森ハヤシ/演出:筧昌也/プロデュース:宮﨑暖/プロデューサー:熊谷理恵
主題歌:AARON「フェイス」
概要
篠原涼子とバカリズムがW主演で初共演! ミステリー作家とエリート刑事のバディに
初共演の篠原涼子とバカリズムのダブル主演でおくるミステリーコメディー。イップスとは、心の葛藤により「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと。篠原が演じる“小説を書けなくなった”ミステリー作家と、バカリズムが扮する“事件を解けなくなった”エリート刑事という、イップスを抱えた2人がバディとなり、犯人を追い詰めていく。バカリズムも脚本に関わっていた「素敵な選TAXI」(フジテレビ系)の筧昌也がメガホンを取り、話題のドラマ作品を多く手掛けるオークラらが脚本を担当。「古畑任三郎」シリーズ(フジテレビ系)をほうふつとさせる倒叙式の構成で、犯人役には毎話豪華ゲストが登場する。
記者会見情報
フジテレビ系の連続ドラマ「イップス」の制作発表が、実際にドラマの撮影で使っているセット内で行われ、ダブル主演を務める篠原涼子とバカリズム、共演の染谷将太が登壇した。イップスとは、心の葛藤による影響などで、できていたことができなくなってしまう心理的症状のこと。同作は、そんなイップスを抱えた2人の主人公が事件を解決していく完全オリジナルストーリー。会見で撮影現場のオフショットが数枚紹介され、第1話のサウナ施設の屋上シーンに関するエピソードが篠原とバカリズムから語られた。「この日は地獄でした」と顔をしかめたバカリズムが「めちゃくちゃ風の冷たい日に、屋上サウナの水風呂につからなきゃいけないんですよ、裸で。しかも雨が降って過酷だったんです」と不満を漏らすと、篠原も「すごい強風で、髪の毛があっち行ったりこっち行ったり、もうすごいことになっているんですよ(笑)」と振り返った。
ミコみたいな人物はこれまで演じてこなかったので、すごくやりがいがあります(篠原涼子/黒羽ミコ)
初めてミステリー小説家の役を演じます。小説家ってクールでミステリアスなイメージですが、台本を読んでみたらミコはちょっと違うなと感じたので、監督さんやプロデューサーさん、スタッフの方を交えていろいろな意見をいただいて、相談しながらやらせていただいています。ミコみたいな人物はこれまで演じてこなかったので、すごくやりがいがあって、段々と愛くるしくなってきました。大切にして、愛してあげたいなという気持ちです。とはいえ、空気が読めない人物なので、こういう人が実際にいたらどうなっちゃうのかなと思いますが…(笑)。でも、ただはしゃいでいるだけではなくて、彼女の中にひそかに抱えていることがあるので、そういうところも徐々に出せたらいいな。脚本のオークラさんのメッセージの届け方がとても面白くて、クスッと笑ってしまう要素がたくさんあるので、「ミステリードラマだよね?」と現場でも分からなくなる瞬間があります。ミステリーなので一見シリアスだと思いがちですけど、撮影現場は本当に楽しくやらせてもらっています。バカリズムさんは、すごくやりやすいです。逆に、「大丈夫かな、私?」と不安に感じることもあります。
森野は僕のイメージで当て書きされたそうですが、ちょっと嫌なヤツです(バカリズム/森野徹)
脚本家のオークラさんが、森野役が僕に決まってから僕のキャラクターに合わせて描いてくださったみたい。オークラさんの中では、俺ってこんなに性格が悪いイメージなんだと思うくらい、森野はちょっと嫌なヤツです(笑)。もともとエリートだったということもあるから、それを鼻にかけていたり、自分の好きなことに対しては周りが見えなくなったり、空気を読まずに早口でしゃべっちゃうみたいな。仕事はもともとできたんですけど、ある理由からイップスになってしまって、今はちょっと調子が悪い…。そんな感じです。具体的に何を抱えているのかは、まだちょっとぼんやりしているので、僕も森野の過去を楽しみにしています。現場で、このシーンは楽しいから少しアドリブを足してみようかとか、このセリフは面白めに言ってみようと思うこともありますが、あんばいが難しい…。目の前に血を流した人がいたりするので、絶妙なところを狙っていかなきゃいけないんですよ。芸人魂が出ちゃって下手に付け足すと、何度も同じシーンを撮影するから、アドリブを何回もやらなきゃいけなくなります。ほどほどにしておかないと、「この人、またこれやるの?」と思われちゃうので(笑)。
僕がやることによって面白くないシーンになったら嫌だなというプレッシャーがあります(染谷将太/黒羽慧)
僕が演じるミコの弟・慧は、すご腕の弁護士でミコのよき相談相手です。この先、話が進んでいくにつれて、いろいろなものが見えてきて、謎にどう関わってくるのか、それとも関わらないのか…? 自分もどこまでしゃべっていいのか確認しないでここに来ちゃったので、言葉を選んで話しているんですけど、かなりキーマンとは聞いています。本作で“絶不調バディ”という言葉を初めて聞いたのですが、ミコと森野は本当に絶不調なんですよ。台本を読んでいても、こんなに絶不調な2人が難事件をゆるっと解決していく姿がすごく面白くて、何だか自分が勇気づけられました。僕は基本的にシリアスなパート担当ですが、面白いことは大好きです。面白テイストの撮影も少しあるのでドキドキしています。本当に台本が面白くて、絶妙な掛け合いなんです。なので、僕がやることによって面白くなくなったら嫌だなというプレッシャーがあります。でも現場も温かい空気で楽しく進んでいたので、その空気に乗っかってやりたいなと思っています。
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