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アンメット ある脳外科医の日記2024/06/25

番組情報

4月15日~6月24日 フジテレビ系 毎週月曜 午後10:00~午後10:54

キャラクター紹介

  • 川内ミヤビ(杉咲花
    将来を嘱望された脳外科医だったが、1年半前に不慮の事故に遭って脳を損傷し、過去2年間の記憶を失う。新しい記憶も1日以上留めておくことができないため、医療行為は一切できず看護師の補助的な仕事を行っている。その日の出来事や会話の内容などを日記に詳細に記録し、翌朝5時に起きて読み返すことで記憶を補っている。丘陵セントラル病院で働きつつも、「私はまだ医者なのだろうか」という葛藤には、ふたをしている。
  • 三瓶友治(若葉竜也
    ミヤビの前に現れる脳外科医。アメリカの大学病院から丘陵セントラル病院に赴任して来た。医師としては優秀だが、マイペースで変わり者。ミヤビが医師の仕事をやらないことを純粋に疑問に思い、「人手が足りないから」と手伝わせようとして周囲の反発を食らう。何を考えているか分からない謎だらけの男だが、その言動には説得力がある。
  • 綾野楓(岡山天音
    大迫が教授を務める関東医大病院の脳外科医。専門は脳血管内治療(カテーテル)で、その分野では国内で最も注目される若手医師の1人。一見物腰の柔らかい好青年だが、実は上昇志向が強く、権力者の孫娘である麻衣との政略結婚をもくろみ婚約中。言動に隙がなく、本音が見えない。
  • 西島麻衣(生田絵梨花
    関東医大病院の脳外科秘書。周辺地域で絶大な影響力を持つ「西島医療グループ」の会長の孫娘で、綾野と婚約中。自分の家柄や立場とその運命を受け入れており、良くも悪くも大人な考えの持ち主。将来有望な綾野は結婚相手として申し分ない存在だと思っている。
  • 星前宏太(千葉雄大
    丘陵セントラル病院の救急部長。救急のほかに脳外科も兼務し、全科で専門医レベルの医師を目指している。この高過ぎる理想を追い求めるのには、過去のある経験が影響している。いつも明るいムードメーカーで、ミヤビの脳外科医復帰も温かくサポートする。憎めない人物で、周囲から頼りにされている。
  • 津幡玲子(吉瀬美智子
    丘陵セントラル病院の看護師長。医療安全室長も務めており、病院内のいかなるリスクもミスも許さない“安全の鬼”。そのため、記憶障害を抱えるミヤビが医療行為に参加することなど、もってのほかで、三瓶がミヤビを強引に医者に復帰させようとしていることにも強硬に反対する。
  • 大迫紘一(井浦新
    関東医大病院の脳外科の教授。ミヤビが脳外科医を目指すきっかけとなった、目標であり恩人。脳外科の権威でありながら、それを感じさせない柔和な人柄で人望も厚い。今は、古くからの知り合いであるミヤビの主治医として力になり、ミヤビの脳外科医復帰にも背中を押す。趣味は観葉植物の収集。

出演者

杉咲花/若葉竜也/岡山天音/生田絵梨花/千葉雄大/吉瀬美智子/井浦新 ほか

スタッフ・音楽

原作:子鹿ゆずる・漫画:大槻閑人「アンメット-ある脳外科医の日記-」(講談社「モーニング」連載)/プロデューサー:米田孝/プロデューサー:本郷達也
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」/オープニングテーマ:上野大樹「縫い目」

概要

杉咲花が初の医師役で“記憶障害の脳外科医”を演じる医療ヒューマンドラマ

アンメット ある脳外科医の日記

“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。杉咲花が、ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビを演じる。過去2年間の記憶がなく、今日のことも明日にはすべて忘れてしまうために医師であることを諦めかけたミヤビだが、そんな彼女の前に、若葉竜也演じる変わり者の脳外科医・三瓶友治が現れる。空気を読まず、強引でマイペースな彼の言動によって、ミヤビは医師としても患者としても助けられ導かれいき、やがて“消えた2年間の記憶”の中に隠された謎も明らかになっていく。ミヤビの主治医・大迫紘一役で井浦新が共演。

記者会見情報

アンメット ある脳外科医の日記/会見

フジテレビ系の連続ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の制作発表会見が行われ、主演の杉咲花をはじめ、共演の若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、千葉雄大、吉瀬美智子、井浦新が登壇した。同作は、不慮の事故で脳を損傷し重い後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビ(杉咲)が再生していく姿を描く医療ヒューマンドラマ。杉咲と若葉は、何度も共演経験があって信頼関係ができている様子。若葉は杉咲のことを「本当に頼りになる座長だと思います。僕は4本目の共演になるんですけど、役者としても人間としても信頼しています」と話し、杉咲も「うれしいです。私自身も全く同じ気持ちなので!」と喜び、若葉の印象について「人が疑わないようなところを疑って、見過ごすようなところに感動とか幸福を見つける方。そんな若葉くんの感覚を信じているし、自分たちにない視点で作品に携わってくださっているので、本当に心強い存在です」と語った。


光に包み込まれるようなドラマになったらいいなと思っています(杉咲花/川内ミヤビ)

「アンメット ある脳外科医の日記」会見:杉咲花/川内ミヤビ

一昨年、プロデューサーの米田孝さんと初めてお会いして、原作に出合いました。それを映像化するにあたっての熱を帯びた思いを伝えてくださって。そこから本当に素晴らしい制作陣の方々が集って、今日まで過ごしてきました。撮影現場は、みんな仲良しで、現場に行くのが楽しみです。自分にとっては初めての現象なのですが、本番が始まるにつれてすごく緊張してきて、私の心臓の鼓動を録音部さんが拾ってしまってマイク(の音量)を下げられる、みたいなことがあるくらいです。それをコンプレックスに思う時もあったのですが、皆さんもナイーブに役と向き合っているからこそ、そこにたどり着けない領域があるんだなということを目の前で感じて、光を見つけられたような気持ちです。生きてきて、不安なことだらけだなと感じている方もいると思います。例えば、自分が恐怖に感じることや苦手なことを、そばにいる人が理解しようとしたり想像しようとしてくれるだけで、自分のことをもう少しだけ受け入れてみようと思えたり、明日のことを考えてみようと思えるんじゃないかなと考えていて。そんなふうに、光に包み込まれるようなドラマになったらいいなと思っています。


杉咲さんは頼りになる座長。役者としても人間としても、とても信頼しています(若葉竜也/三瓶友治)

「アンメット ある脳外科医の日記」会見:若葉竜也/三瓶友治

米田プロデューサーの熱い思いに応えたいと思い、出演を決めました。杉咲さんから電話がきて「やるよね?」とプレッシャーを掛けられたので、「じゃあ、やるか」と思いました。杉咲さんは数少ない頼りになる座長。僕は4本目の共演になるんですけど、役者としても人間としても、とても信頼しています。手術シーンで血管を縫ったりするので、現場では血管の吻合(ふんごう)や縫合(ほうごう)の練習がはやっていました。杉咲さんは何カ月も前からその練習をしていましたが、疑似血管を使った吻合のシーンを実際に撮る日が近づいたら、杉咲さんはスタジオにこもりっきりで、ずっと吻合の練習をされていました。杉咲さん自身が実際に映像の中でも吻合をやられて、医療指導のお医者さんたちが度肝を抜かれるということがありましたね。僕は今のところ吻合シーンがないので、何のプレッシャーもないんです。だけど撮影となると、手の震えや緊張との戦いになるので、そこを乗り越えていくのはやっぱり、そんじゃそこらの女優さんじゃできないなと思いました。


ここにいるキャストの方たちの中でやるということによる緊張感は大きい気がします(岡山天音/綾野楓)

「アンメット ある脳外科医の日記」会見:岡山天音/綾野楓

この現場は、僕も普段ない種類の緊張を味わっているなという印象はあります。取り扱っている内容の濃さというか、ディープな話というのもあるんですけど、ここにいるキャストの方たちの中でやるということによる緊張感は大きい気がします。僕が演じる綾野楓は、愛のない政略結婚をします。楓の相手役の生田さんとは、まだサラッとしているシーンが多いのですが、いろいろな場所でお仕事をされていて、さまざまなフィールドのことをご存じの方なので、現場でお話を聞いていると楽しいです。優しい方です! クランクインの時、現場の隅っこに杉咲さんがいて、一気に芝居が堅くなりました。緊張しましたね(笑)。杉咲さんは座長で一番ハードなポジションなのに、撮影がなくても僕たちのシーンに顔を出してくださって、まずそこで“座長パンチ”を食らったというか…。魅力的な方ですし、感心しました。出会ったことのないタイプの方です。僕のルーティンは、運動です。散歩したり走ったりしています。何かしら体を動かさないと、と思って部屋で短めの鉄の棒を振り回したりしています。


私の役は医療従事者ではないので、皆さんの吻合練習がうらやましいです(生田絵梨花/西島麻衣)

「アンメット ある脳外科医の日記」会見:生田絵梨花/西島麻衣

カメラが回っていないところで、プロデューサーさんを含め、役者の皆さんと話し合ったりコミュニケーションを取る時間を作っていただいています。天音さんとプロデューサーさんとも、ランチを食べながら、台本を開いて疑問点をぶつけ合ったりします。そこに井浦さんも参加してくださり、アドバイスしていただいけたので、すごく励まされて鼓舞されながら、毎日頑張れているなと感じます。私の役は、唯一医療従事者ではないので、皆さんの吻合練習がうらやましいなと思っています。手術などには関われないのですが、人間関係のところで視聴者の皆さんを惑わすというか、この人は何を考えているんだろうとか、どうしてミヤビちゃんに対してこんなに強い言い方をしているんだろうとか、そういう推察の部分で、皆さんに見守っていただけたらなと思っています。私もワンちゃんを飼っていて散歩がルーティンなんですけど、若葉さんとうちのワンちゃんの目が似ているなと思って。髪の毛だけじゃなくて目も(笑)。今度から、対峙するシーンの時に癒やされながらやりたいなと思います。


花ちゃんの屈託のない笑顔と、よくしゃべる若葉くんの掛け合いが場を温めてくれます(千葉雄大/星前宏太)

「アンメット ある脳外科医の日記」会見:千葉雄大/星前宏太

医療ドラマをがっつりやらせていただくのは初めてなので、実際にお医者さんにいろいろと教えていただきながらやっています。現場はすごく楽しいのですが、僕の役の紹介文で「熱い、熱血なムードメーカー」みたいなことを言われるのがプレッシャーだなと…(笑)。現場ではみんながしゃべっているのですが、花ちゃんの屈託のない笑顔と、よくしゃべる若葉くんとの2人の掛け合いが場を温めてくれているなと思います。花ちゃんが一生懸命に吻合練習しているのを間近で見ていて、自分にも何かできることがないかなと奮い立たせられます。この現場で、花ちゃんにおいしいお塩を紹介してもらって、それを自分で注文して食べたらすごくおいしかったです。それプラス、若葉さんに、おいしいおだしをいただいて、それでしゃぶしゃぶをしたら心が満たされました。僕はワンちゃんと暮らしているので、朝晩散歩行くのが毎日のルーティンです。若葉くんの後ろ姿がうちの子にもちょっと似てるなと思ったので、ちょっとメンタルが疲れてきたら癒やしてもらおうかな。


仕事が終わった後の「お疲れアルコール」は、頑張った自分へのご褒美です(吉瀬美智子/津幡玲子)

「アンメット ある脳外科医の日記」会見:吉瀬美智子/津幡玲子

早い段階で看護師長役のオファーを受けたので、「(髪を)伸ばせるかも?」と思いました。役に寄せて原作に近い状態にできるかもと、伸ばしてみました。メークさんに固めてもらって、(原作の)津幡玲子に見た目を寄せています。私も真面目で緊張しちゃうタイプで、皆さんに連鎖させてしまっているかもしれないと思うのですが、玲子も真面目が故に1人で抱え込んでしまい、一直線に向かって、周りをまとめられないところもあると思うんです。そういうところは、現場でもまだ探りながらの状態で、玲子と同じ状態にあります。私のイヌが、若葉くんの髪形にちょっと似ていて癒やされるんです。イヌはトイプードルなんですけど(笑)。先日、スタッフさんから“若葉ワン”が現場で寝ているところを撮った写真を見せてもらったんですよ。「イヌみたいでしょ」と言われて、その時は「うちの子みたい」と言えなかったんですけど、今言っちゃいました(笑)。実は、トイプーちゃんみたいな若葉さんの髪形に、現場で癒やされています。私のルーティンは、仕事が終わった後の「お疲れアルコール」です! ロケ場所が遠いので、頑張った自分へのご褒美です。


現場にはいい緊張感が漂っていて、僕自身もいい緊張をしながらやらせてもらっています(井浦新/大迫紘一)

「アンメット ある脳外科医の日記」会見:井浦新/大迫紘一

皆さん一人一人が、役や作品と真正面から向き合っているなと感じています。皆さん緊張するとおっしゃっていますけど、最年長とか年齢は関係なく、僕もすごく緊張しています。共演者の皆さんはドラマや映画、音楽でも第一線で活躍されている方たちですし、個人的にも初共演の方たちがたくさんいらっしゃるので、1シーン、1シーンが刺激的です。いい緊張感が現場には漂っていて、僕自身もいい緊張をしながらやらせてもらっています。僕は何でもできるんですけど(笑)、残念なことに自分の役が勤める関東医科大学では手術の道具が一切現場にないんです。だから吻合練習もめちゃくちゃしたいんですけど、全く道具を触れないまま手術シーンに数日後に突入するという、危険な状態です。僕が演じる脳外科教授の大迫紘一は、植物を集めるのが趣味なので部屋にたくさんあって、自分が何の教授なのか分からなくなるような空間で芝居をしています。彼は、ちょっと枯れかけたり、捨てられていたりする植物を集めて、それを直して育てるのが好きなんです。そこは、自分も植物が好きなので、そういうふうに植物を集める人、育てる人ってとってもすてきだなと役から教えてもらいました。

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