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「第13回ytv漫才新人賞決定戦」出場順が決定!出場者7組が意気込みを披露2024/02/17

「第13回ytv漫才新人賞決定戦」出場順が決定!出場者7組が意気込みを披露

 読売テレビでは、3月3日に「マウスコンピューター presents 第13回ytv漫才新人賞決定戦」(午後3:00、関西ローカル)を放送し、TVerで同時生配信する。生放送で開催される決定戦に先駆け、大阪・読売テレビ本社で出演順を決定する記者会見が行われた。

 今回で13回目の開催となる「ytv漫才新人賞決定戦」は、関西を拠点に活動する芸歴10年目以下の若手漫才師を対象に、3回にわたって決定戦進出者を決めるROUND1・2・3が繰り広げられてきた。昨年度からルールが変更され、早いROUNDで通過したコンビから順に好きな出番順を選べるというシステムになり、その結果、たくろう、ハイツ友の会、空前メテオ、バッテリィズ、ぐろう、ドーナツ・ピーナツ、ぎょうぶの順にネタが披露されることが決定した。

 最初に出演順を選択したのは、ROUND1を1位で通過した、ぐろう(4年目)。5番目の出番を選び、意気込みを聞かれた家村涼太は「謙虚にいきます」とコメント。一方、高松巧は「初めて事前ROUNDに出させてもらって、それで上がってこれたので、このまま初優勝目指します!」と意欲を見せた。また、優勝賞金100万円については、家村は「生活費にあてたい」、高松が「親に15万円くらい渡したい」と語った。 

 続いてはROUND1を2位通過したハイツ友の会(5年目)。コンビ名が書かれた札を持った西野があっさりと2番に貼ると、周囲からはどよめきが。2番という早い出番順を選んだ意図を聞かれ、清水香奈芽は「秘密です」と煙に巻いた。また、西野は「どの賞レースでも優勝できたらすごいので、すごいなと思います」と優勝への思いを語り、清水も「そうやと思います。頑張ります」と続いた。

 次は、ROUND2を1位通過したドーナツ・ピーナツ(10年目)。こそこそと相談した2人は、ドーナツの希望で6番目を選択。ドーナツは「昨年の決定戦は、同期のダブルヒガシとファーストラウンドが同点で、(1位と2位の)順位を決めるために負けて、最終決戦でも負けて、史上初の2日2回負けるという現象を起こしてしまったので、今回は1回も負けずに勝ちたいと思います!」、ピーナツも「賞レースの決勝にあまり行けなかった中、僕らはytvさんに見つけてもらったので、漫才をやってるからにはぜひとりたいなというのはあります。あとは蹴散らすだけです」と格闘家風の受け答えでボケつつも、気合を入れた。

 そして、ROUND2で2位通過の空前メテオ(4年目)は、茶屋が悩む様子もなく、即3番を選んだため、大門正尚は「相談もなしに…」とびっくり。茶屋は「4を選んで、バッテリィズさんが前に来たら嫌なので3を埋めました」と理由を明かした。また、大川は「ぐろうとは同期で、比べられることもあるので、ここでどちらが先に結果を出すのかが大事だと思います」、茶屋も「ホントに競い合っている仲間なので勝ちたいです」と、養成所時代から切磋琢磨(せっさたくま)するライバルに対し、静かに闘志を燃やした。

 ROUND3の1位通過、バッテリィズ(10年目)はラストイヤーで決定戦に初出場。そんなコンビのボケ・エースは「4番でエース!」と4番目をチョイス。寺家は「最後なので(カベポスター、ダブルヒガシに続いて)NSC36期3連覇できるよう頑張りたいと思います」と抱負を。エースも「『ytv漫才新人賞』には今年初めて出て、ラストイヤーなので、もうやるしかねえって感じです。頑張ります」と奮起し、負けたくないコンビとして、仲のいい後輩のぎょうぶを挙げた。

 そんな、ぎょうぶ(7年目)はROUND3を2位で通過し、6番目に順番を選ぶことに。1番と7番が残る中、為国が1番を選びかけると、澤畑健二は「今日、遅刻してるんで…」と告白。謝罪の意味も込めて1番を選ぶのかと思いきや、結局7番手に落ち着いた。澤畑は「7番なので、しっかりまくれるように頑張っていきたいと思います」と意気込み、「7年目7番で頑張ります」という為国は、「物心ついた時から意識していた大会だったので、強気で、強気で」と大会への熱意を語った。

 ラストは「敗者復活枠」からの出場となるたくろう(10年目)。残るのはトップバッターの枠だけだが、ちょっとでも遅めに出ようと、2番の位置に寄せてに名札を貼りつけた。決定戦4度目の進出は出場者の中でも最多。いよいよラストイヤーとなり、赤木裕は「最後の最後なんでとらないと」とラストチャンスに懸ける思いを口にし、きむらバンドは「賞レースの決勝自体は結構行かせてもらったこともあるんですけど、とり切れないのが事実。このまま負けっぱなしで終わりたくないので、せっかく出させていただいたからには“勝ち切る”が僕らの目標です」と宣言。敗者復活で勝ち上がったことに関しては「負けた全員の思いを背負って、全員をぶっ倒したい」と強調した。

 なお、決定戦の総合司会は、ブラックマヨネーズと佐藤佳奈アナウンサーが担当。審査員は後日発表される。

 地上波生放送のほか、生放送30分前の午後2:30から約30分間、番組公式TikTokチャンネルで第3回王者・藤崎マーケットと前回王者・ダブルヒガシによるスペシャル企画を生配信する。

 また、読売テレビ1階「10PLAZA」では、一般開放イベントとしてパブリックビューイングを実施(状況によっては人数制限あり)。放送中、会場では暫定1位・2位のBOX席が設置され、藤崎マーケットとダブルヒガシが共に激闘を見守る。暫定BOXの様子は、TikTokで裏生配信する。

 TVer、番組公式TikTok、YouTube「よしもと漫才劇場チャンネル」では、優勝後記者会見の様子と出場者反省会も生配信する。


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