松下奈緒、牧瀬里穂、齊藤京子、ゆうちゃみがクラフトビールを片手に恋の戦略会議！“超”妄想型会話劇ドラマで共演2024/02/08
フジテレビ系では、3月13～16日の4夜連続で、松下奈緒主演のスペシャルドラマ「恋愛戦略会議」（午後11：00。16日は午後11：10）を放送。主人公となる4人の女性を、松下、牧瀬里穂、齊藤京子（日向坂46）、ゆうちゃみが演じることも決定し、バーのマスター役として藤木直人の出演も明らかになった。
「恋愛戦略会議」は、年齢も職業も価値観も違う4人の女性たちがクラフトビールバーに集まり、お互いの恋愛を成就させるため、夜な夜な“戦略会議”を開くラブコメディーでありながら、ちょっと変わった“超”妄想型会話劇ドラマだ。大好きなクラフトビールを飲みながら、恋愛迷子を脱するために戦略を練り、1話につき1人分の恋のストーリーを4夜連続で紡いでいく。
松下が演じるのは、証券会社で働く婚活中の倉持冬子。かつては「恋愛とか、無駄。疲れるし、時間取られるし、お金かかるし、いいこと何にもない！ 1人でいる方が自由で幸せ！」と、絶対に結婚はしないと考えていた冬子だったが、ある出来事を機に、結婚を考えるように。しかし、結婚相手に求める条件は厳しく、なかなか理想の相手を見つけられずにいる。
今回の役柄について、松下は「冬子の気持ち、分かる！ 分かる!!と共感する部分がたくさんありました。38歳の大人の女性ですから、自立し落ち着いていると思いますが、そんな冬子がどんな人と出会い、どうやって恋をスタートさせるのか楽しみながら演じたい。等身大の恋愛要素多めの役を演じるのは久しぶりなのでとても楽しみです」とコメント。さらに、「世代も環境も違う女性たちそれぞれがお互い励まし合い、おいしいお酒を飲みながら語り合える仲間っていいな、と感じていただけるとうれしいです。そして主人公のように恋愛って疲れるし、面倒くさいと思っている方にもぜひ見ていただきたいです！」と呼び掛けた。
牧瀬は、女手一つで大学生の息子を育て上げたシングルマザー・鶴見弥生に扮（ふん）する。ある日、公園で息子の悩みが原因で泣きながら缶ビールを飲んでいたところ、たまたま通りかかったクラフトビールバーのマスター・木暮豊（藤木）に相談に乗ってもらう。それがきっかけで、そのマスターが働くバーに通うように。そんな弥生だが、実はこれまでの恋愛遍歴にはいろいろあったらしい。
脚本を読んで「いろいろな世代の女性が集まっての恋愛トークは、ワイワイガヤガヤ話は尽きないと思いますし、きっと誰もが経験するであろう、あるあるが詰まっているので面白いなと思いました」と話す牧瀬。オファーを受けて「若い方々とご一緒できるので、パワーやピュアさ、大胆さを受け止めたいと思います（笑）。とても楽しみにしています」とうれしそう。
演じる鶴見弥生に関しては「一番年上で結婚・離婚・子育ても経験した弥生は経験豊富ですが、若い子たちと“キャアキャア”言いながら楽しむ時と、大人としてのアドバイスを言うそのポイントや加減が難しいので、大切にしたいと思います」と説明し、「恋愛をすること、恋愛の話をすることは、どの世代も楽しく興味があることだと思います。ご覧くださった方が共感してくださったり、恋愛したいと思っていただけたらうれしいです」と思いを伝えている。
齊藤が務めるのは、広告会社の営業部で働く麦田茜役。広告会社の営業部で働く茜は、同じ会社の企画開発部で働く種田先輩に片思い中だ。そんな茜が思いを寄せる種田は容姿端麗で仕事もできて、さらには後輩からも信頼が厚いという人気ぶり。そんな種田に「私は、名前すら覚えてもらえなくて…」と悩む茜だったが、そうこうしているうちに、「あまたいるライバル女性の誰かに奪われてしまうのでは？」と不安でたまらない。
本作がフジテレビ系ドラマ初出演となる齊藤は「自分の中でお芝居をすることへの楽しさをすごく感じていたところだったので、こうしてお芝居をさせていただけることは非常にうれしいですし、精いっぱい頑張りたいです！」と意気込む。台本を読んで「“超”妄想型会話劇ドラマという、今までにない形の部分がとても面白くて、どうなるのだろうと思いました。この4人の中で意外なつながりなどもあるので皆さんにも楽しんでいただける物語になるのではないかなと思います！」と見どころを述べる。
また、「茜はとても恋愛に奥手な女の子ですが、いちずで決して諦めず実らせたいという思いは人一倍強くて、思わず応援してしまうような女の子です。茜にとってバー仲間とは気を使わず楽しく話せて、唯一気を許せる場なので、大好きな人の前で見せる茜とバー仲間の前で見せる顔と、両方あって人間味を感じるかわいらしい子だなと思います！」と演じる役の魅力を話しながら、「この作品は今までのドラマでは見たことのないような形式で、私も今から撮影することも放送を見ることもどちらも想像がつかなくて楽しみです。4夜連続で4人のそれぞれの恋がどう進展していくのか、4人の人生を楽しみながら見ていただけたらなと思います。今回共演させていただく皆さまとご一緒させていただけることをかみ締めながら頑張りたいと思います」とアピールしている。
ゆうちゃみは、漫画コンクールに応募するなど、将来は漫画家になることを夢見ている大学生・早乙女乃愛役に抜てきされた。自分を応援してくれている、同じ大学に通う“ムーたん”こと睦月とラブラブなカップル生活を送っていたが、ふとしたことをきっかけに、その思いが急激に減少。いわゆる「蛙化現象」に陥ってしまう。
フジテレビ系ドラマに初出演するゆうちゃみは「ぶっちゃけ言うと、『本当に私へのオファーですか？ ドッキリちゃうの？』というのが正直な感想でした（笑）。でも、本当にオファーをいただいていると聞いてから、まじでうれしい気持ちがあふれました！」と驚きを隠せない様子。
台本を読んで、「普段本を読む習慣がないのに、面白すぎてあっという間にスラスラ読み終えてしまいました。それぞれのキャラクターの恋愛模様がリアルすぎて、誰でも共感できる恋愛ドラマだと思います！」と率直な感想を話し、「第一印象は全然ギャルじゃないけど『私で大丈夫なのかな？』と思いましたが、話が進んで行くに連れて乃愛はめっちゃマインドギャルなんだなという印象です。100％の早乙女乃愛を皆さんにお届けできるよう全力で頑張ります!!!」とやる気を見せる。最後に「視聴者の皆さんも本当に共感できる恋愛模様が描かれているので、絶対に見ていただきたいです！ 奇麗事だけじゃないリアルな恋愛をお楽しみいただけたらと思います。あと、初めてこんなにセリフがある役をいただいたので、普段のゆうちゃみとは違う一面を見ていただきたいです（笑）」とはにかんだ。
藤木が演じる、女性陣が集まるクラフトビールバーのマスター・木暮は、クラフトビールに関する知識は日本一という自負を持っており、いつもバーに集まってくる4人に、その日の雰囲気を見て、ぴったりなクラフトビールを提供する腕利きのマスターだ。たまにくさいセリフを言ったり、4人の話題に面白おかしく乗ってきたりするなど、少しおちゃめな一面もあるが、時にクラフトビールを例えに出しながら、恋のアドバイスをしてくれることも。実は、4人がこうして店に集まり、お互いの悩みを打ち明けるようになったきっかけをつくった人物でもある。
藤木は「小暮は4人の女性を優しく見守っている人で、お酒に関して豊かな知識とこだわりを持っている。僕自身お酒が大好きなので、クラフトビールバーのマスター役を演じられるのは楽しみです。こんなお店があったらいいなと思ってもらえるよう頑張ります。まずはクラフトビールを飲みまくって役づくりしたいと思います！」とユーモアを交えつつ、意欲を見せる。
台本を読んで「四者四様の“恋に不器用な女性”が描かれていて、きっと女性の視聴者の皆さんは誰かに感情移入できるんじゃないかと思いましたし、4人の恋に向かって奮闘するさまがとても面白いしかわいらしいと思いました」と目を細め、「肩の力を抜いて気軽に、気楽に見られるラブコメディーだと思います。きっと皆さんもビールが飲みたくなると思うので、できたらクラフトビールを手にして見ていただけたらうれしいです」と力を込めた。
ドラマのプロデュース・演出を担当する宮木正悟氏は「ドラマの中に、こんなナレーションがあります『恋愛などしなくても生きていけるこの時代に、それでも恋がしたい4人がこの店には集まっている』――。 最近“恋愛”なんて必要ない、と思っている方々が増えているのは実感としてあります。ただ、そんな方々にこそ“誰かと出会い、誰かのことを好きになる”“誰かのことを思って、悩み苦しむけど、思いがかなえばとても幸せな気持ちにもなる”という、恋愛のよさみたいなものを感じてほしい。“あ、恋愛って悪くないな”と思い直してほしい。そう思いこのドラマを企画しました」と企画意図を明かす。
続けて「23時台という少し遅めの時間です。食事も終わって、少しほろ酔いな視聴者の方もいるかもしれません。そんな方々が、肩肘張らずに、気楽に、笑って、楽しんでいただけるような“一風変わったドラマ”に仕上げました。ビール片手に楽しく見ていただけたら幸いです」と語っている。
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