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岡田将生、三山凌輝、平埜生成、田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一が「虎に翼」で主人公・寅子の運命を導く人物に2024/01/27

岡田将生、三山凌輝、平埜生成、田中真弓、沢村一樹、滝藤賢一が「虎に翼」で主人公・寅子の運命を導く人物に

 岡田将生三山凌輝BE:FIRST)、平埜生成田中真弓沢村一樹滝藤賢一が、NHK総合ほかで4月1日にスタートする連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8:00ほか)に出演することが明らかになった。

 伊藤沙莉がヒロインを務める「虎に翼」は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルにした物語。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ1人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が解決されていく爽快感を味わえる本作は、同局の「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本を手掛けるオリジナルストーリーとなっている。

 戦後、猪爪寅子(伊藤)は裁判官となり、東京から新潟へ。今回は発表された6人は、法曹として働く中で寅子の運命を導いていく人々に扮(ふん)する。

 岡田が演じるのは、裁判官・星航一。父も法曹界の重鎮で自らも裁判官の航一は、温和な性格だが笑顔の奥の本心は誰にも分からない。その信念に、寅子と通じ合う部分がある。

 岡田は「『虎に翼』というタイトルを目にした時から、ひかれてました。そして主演が伊藤沙莉さんとお聞きしひかれ、参加したいと思いました。“朝ドラ”は『なつぞら』以来ですが、撮影期間が長く、その分演じる役をより深く見せることができると思っています。僕は後半から参加させていただきますが、皆さんが紡いだものをしっかりと受け取り、さらに新しい風を吹き込めるように頑張りたいと思います。早くトラコさんに会いたいです」と期待を寄せる。

 三山は、寅子の弟・猪爪直明役。純粋な性格で家族思いであり、責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面もある役どころだ。

 三山は「まさか自分が連続テレビ小説に出演させていただくことになるとは思いもしませんでしたが、役者としての一つの大きな目標でしたので心から感激し、同時に身が引き締まる思いです。たくさんの方に愛される素晴らしい作品にワクワクしています。魂を注いで作品の一部になれるよう、魅力的な直明を演じられるように精進いたします。よろしくお願いいたします」と気合十分で撮影に臨む。 

 平埜は、上司である多岐川(滝藤)の右腕となり、家庭裁判所設立のために奔走する汐見圭役。優しい性格のため、気弱に見えるが、実は破天荒な多岐川をしっかりフォローする。

 「二度目の“朝ドラ”出演、うれしくてうれしくてたまりません!」と喜びを口にする平埜は、「この作品に出てくる人たちは、みんな『翼』を持っていると思います。愛という翼、夢という翼、法律という翼、性別という翼…。脚本を読みながら、そんな『翼』について考えていました! 僕の演じる汐見さんは、どんな『翼』を広げるのでしょうか! すてきなキャスト、スタッフの皆さまと一緒に探していきたいと思います! 大きな『翼』で羽ばたけるように、精いっぱい頑張ります!」と声を弾ませる。

 さらに、田中が扮するのは、寅子の女学校の同級生・米谷花江(森田望智)の実家・米谷家で働く女中・稲。花江と寅子を母のように見守る。故郷の新潟に帰った後も、寅子との縁が続いていく。

 朝ドラ初出演となる人気声優の田中は、「『おはなはん』を見終わってから学校に走っていた小学生時代、人生計画白書なるものに『18歳でNHKの連続テレビ小説に抜てき』と書いた中学生時代、『繭子ひとり』の山口果林さんに憧れて桐朋学園演劇科に行くと決めたけど、まず学力足りなくて受からなかった高校生時代、すべてのことが走馬灯のように思い出される69歳の今“朝ドラ”出演のお話が…ありがとうございます。ありがとうございます。もう一つありがとうございます」と、朝ドラの思い出を振り返りながら、出演決定の感激をぶりをにじませる。

 また、裁判官を目指す寅子の実力を買って、採用に力を貸してくれる久藤頼安役を沢村が担当。人当たりがよく常にフレンドリーで、海外の事情にも詳しく、振る舞いのすべてがスマートな人物だ。

 沢村は「『ひよっこ』以来7年ぶりの“朝ドラ”出演に胸が高鳴ります。主演の伊藤沙莉ちゃんとも“朝ドラ”以来で、今回は初めて彼女とのセリフのやりとりがあるので、楽しみで仕方ないです。少し近寄り難い感のある戦後の『司法』の世界を皆さまに身近に感じていただけるよう、現場のスタッフ・キャストの皆さんと共に、明るく楽しくお届けできたらと思います」と抱負を述べる。

 そして、滝藤は、寅子の上司となり、共に家庭裁判所の設立準備にまい進する多岐川幸四郎を演じる。かなりの変わり者で、寅子をあきれさせるが、家裁への情熱は誰にも負けない。

 滝藤は「なんて幸せな俳優人生なんだと感謝の気持ちでいっぱいです。“朝ドラ”ほど長い期間、役を共にすることはないですし、撮影期間も長い長い道のりになるので、気負わずのんびり大切に、スタッフの皆さま、共演者の方々に助けていただきながら楽しみたいと思っております! 途中からの参加になりますので、皆さまお手柔らかにお願いいたします」と、撮影に向けた思いを語っている。

 今回のキャスト発表に寄せて、制作統括の尾崎裕和氏は「女性として初めて法曹界へ飛び込んだ寅子にとって、法曹の世界は文字通りの男社会です。幾人もの男性法曹が寅子を時に翻弄(ほんろう)し、時に導いていきます。そんな運命のいたずらで寅子は東京から新潟へ。そこでの再会や新たな出会いが、まだ見ぬ世界を開いていきます。そんな寅子にとってかけがえのない存在となる登場人物たちを、素晴らしいキャストの皆さんに演じていただきます。彼ら彼女たちと寅子の運命の歯車がどうかみ合っていくかを見守ってください!」とコメントしている。


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