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93歳のデザイナー・桂由美の半生をドラマ化。主演・高梨臨、初対面に「あまりのオーラに固まった」2024/01/26

93歳のデザイナー・桂由美の半生をドラマ化。主演・高梨臨、初対面に「あまりのオーラに固まった」

 高梨臨が、日本テレビ系で2月24日放送の「はれのひシンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦」(午後3:30=読売テレビ制作)で主演を務めることが分かった。

 「はれのひシンデレラ ウェディングドレスを日本へ!ある女性の挑戦」は、93歳のウエディングドレスデザイナー・桂由美氏の半生をドラマ化。戦後、婚礼=和装の時代にウエディングドレスをどう広めたのか? 「すべては花嫁の笑顔のために」という思いから日本の結婚式の常識を変えた激動と情熱の物語だ。今回のドラマ化にあたり、ドラマ内で使用するドレス・衣装の監修などを、桂氏本人が完全協力。高梨と桂氏本人の2人が写る番組メインビジュアルも公開された。

 新たな人生の門出を祝う一大イベント・結婚式。“はれの日”を彩るウエディングドレスが当たり前になったのは、ほんの数十年前のことだ。約60年前、結婚式でウエディングドレスを着る花嫁は3%だったという。戦後、婚礼=和装が中心の時代で、ウエディングドレスを着る人どころか、働く女性さえも珍しかった時代。実業家として、変革者として、“女性たちの選択肢を増やしたい”と考えた桂氏は、その普及に努めた。

 本作の出演オファーに、高梨は「桂由美さんについては、もちろん第一線で活躍されているウエディングドレスのデザイナーさんで、トレードマークのターバンをされている方だいうことは知っていたのですが、でも、それくらいしか知りませんでした。ですので、お話をいただいて、どういった人生を歩んでこられたのかとても興味をひかれました。そして、今もご活躍されている方でもあるので、『ご本人がご覧になる!』『私がやって、“こんなんじゃない!”と思われたら嫌だな」というドキドキと責任も感じました。どうしようかな?できるかな?と不安な気持ちもあったのですが、台本を読ませていただいたら、すごくすてきなお話で、この本だったら演じてみたい! 挑戦してみたい!と思いました。桂さんが、こんなに面白く、すてきな人生を歩んでいるんだ、というのがシンプルに楽しかったです」と、自身が演じることに不安を覚えたものの、台本に魅力を感じて、出演を決めたと明かす。

 桂との初対面については「台本を読んでいる中で、なんとなく想像はしていましたが、今日いらっしゃって、初めてお姿を見た時は、あまりのオーラに固まってしまいました(笑)」と圧倒されたそうだが、「ただ、お話をさせていただくと、とても優しくて、温かくいろんなお話をしていただきました。先生から『握手しましょ』と言ってくださったのも、私のこともすごく考えて、緊張しないようにしてくださっているんだなと。思いやりのある、人を喜ばせる仕事をずっとやってきた方だから出せる気遣いも伝わってきて、さすがだなと感じました」と、その人柄に触れる。

 そして、「おそらく私くらいの世代は、先生の今のお姿は知っていても、若い頃のことはほとんど知らないと思います。仕事に恋をして、情熱を燃やして、日本のブライダルを変えてこられた、その情熱について、自分もとても心を打たれました。皆さんにも、その先生の情熱を伝えられるように取り組んでいきたいです。楽しみにしていただけたらと思います」と、メッセージを寄せている。

 作品を手掛ける安部祐真プロデューサーは「93歳で今もなお現役で、お客様にドレスの提案を続ける桂由美さん。取材をさせていただくと、本当にお元気でパワフルな方だなと感じました。ファッションショーに出すドレスのデザインを巡り、デザイナーの方たちとけんかをしたり、ショーの演出については、納得がいくまで何度も何度も、変更を重ねたり…。彼女には今も夢があり、『1人でも多く、花嫁を笑顔にするため、すてきなドレスを生み出したい』と語ったのが印象的でした」と、パワフルな桂の姿を伝える。

 加えて、「60年前、結婚式でウエディングドレスを着る花嫁はたった3%しかいませんでしたが、現在は97%まで普及しました。彼女がここまで走り続けた原動力は、何なのか。そして、どうやって彼女は、女性が働くことすら珍しかった当時の日本で数々の逆境を跳ね除け、ブライダル革命を引き起こしたのか。約60年にわたり、ウエディングドレスの普及に努めてきた彼女の、まだ誰も知らない、その軌跡をドラマ化しました。桂由美を演じる高梨臨さんが魅せる、心(しん)の強さと優しさを兼ね備えた女性の奮闘にも注目です。ぜひ、お楽しみください!」と、作品を紹介している。


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