プレミアムドラマ 舟を編む ~私、辞書つくります~2024/04/22
番組情報
キャラクター紹介
- 岸辺みどり(池田エライザ)
大手出版社「玄武書房」の若手編集社員。人気ファッション誌の編集部から、突然、辞書編集部に異動。未知との遭遇に翻弄されつつも、辞書作りに対しての誇りとやりがいを見いだしていく。 - 馬締光也(野田洋次郎)
「玄武書房」の辞書編集部主任。ぼさぼさ頭で服装に一切関心がなく、無類の本好き。超が付くほどの生真面目な性格で、変人扱いされている。営業部から辞書編集部へ引き抜かれて十数年、人生のすべてを辞書にささげている。 - 宮本慎一郎(矢本悠馬)
製紙会社「あけぼの製紙」の営業担当。中型辞書「大渡海」用の紙の開発に取り組んでいる。馬締の要望に苦労しながら、よりよい紙の開発を目指す。みどりと“究極の紙”を作るため切磋琢磨するうち、恋心が芽生える。 - 馬締香具矢(美村里江)
馬締の配偶者。旧姓は林。神楽坂で「月の裏」という小料理店を営む板前。馬締が下宿していた大家の孫娘。馬締が生まれて初めて“一目ぼれ”を経験し、長文の恋文を送った相手。みどりのよき理解者にもなっていく。 - 佐々木薫(渡辺真起子)
「玄武書房」辞書編集部の事務員として雇われている契約社員。長年、辞書編集部のありとあらゆる事務作業をそつなく取りまとめており、辞書作り以外、身の回りのことがおろそかになりがちな馬締の面倒も見ている。 - 天童充(前田旺志郎)
「玄武書房」辞書編集部のアルバイトリーダー。体育会系のノリでチームをけん引する。大学生で、日本語学を専攻。辞書を引くのが達人レベルで早い。無愛想で、異動してきた新参者のみどりとよく衝突する。 - 荒木公平(岩松了)
馬締を辞書編集部へ引き入れた元「玄武書房」の辞書編集部員。定年退職後は社外編集者として、松本と企画した「大渡海」を完成させるため、馬締たちと作業を続ける執念の男。根っからの辞書好き。 - 西岡正志(向井理)
「玄武書房」の宣伝部所属で、元・辞書編集部員。馬締の唯一の友達。チャラそうに見えるが、いざという時に機転の利く頼れる男。「大渡海」を作る一員としての誇りを隠し持ち、2020年の発売に向けてさまざまな宣伝企画を推し進める。 - 松本朋佑(柴田恭兵)
日本語学者。「玄武書房」初の中型辞書「大渡海」の発起人であり、監修者。常に用例採集カードを持ち歩き、耳慣れない言葉を聞くと、すぐに記録する。穏やかなたたずまいながら、“辞書の鬼”と呼ばれるほど言葉への探求心が強い。
出演者
池田エライザ/野田洋次郎/矢本悠馬/美村里江/渡辺真起子/前田旺志郎/岩松了/向井理/柴田恭兵 ほか
スタッフ・音楽
原作:三浦しをん「舟を編む」/脚本:蛭田直美/脚本:塩塚夢/演出:塚本連平/演出:麻生学/演出:安食大輔/制作統括:高明希/制作統括:訓覇圭/プロデューサー:岡宅真由美/プロデューサー:西紀州
概要
池田エライザ×野田洋次郎で大ベストセラーを連ドラ化。辞書を作る人々の情熱を描く
三浦しをんの大ベストセラー小説「舟を編む」を、出版社の新入社員・岸辺みどりの視点で連続ドラマ化。池田エライザがみどりを、野田洋次郎が原作の主人公である辞書編集部主任・馬締光也を演じ、辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘を描く。一見淡々と言葉が敷き詰められたように見える辞書の裏には、作り手の想像を絶する情熱と心血が注がれている。言葉にこだわる辞書作りの魅力を描く同作に、柴田恭兵、矢本悠馬、美村里江、岩松了、渡辺真起子、前田旺志郎ら実力派俳優が集結。さらに原作で絶大な人気を誇る西岡正志役で向井理が共演する。
記者会見情報
NHK BS・NHK BSプレミアム4Kで放送の「舟を編む ~私、辞書つくります~」の会見が行われ、主演を務める池田エライザと、共演の野田洋次郎が出席した。三浦しをんの小説「舟を編む」を基に連続ドラマ化した本作では、大手出版社のファッション誌から辞書編集部に異動になった岸辺みどりと、辞書編集部主任の馬締光也が、辞書「大渡海」の完成を目指して奮闘する姿を描く。制作統括の高明希は、初版を読んで映像化したいと連絡したが、既に映画化が決まっていてかなわなかったと明かし、「原作の後半はみどりの目線で、13年後、最後の残り3年間を丁寧に描いていて、みどりのストーリーがストンと入ってきました。どんどん言葉の魅力に感化されていく彼女の視点から描くことで、みどりから見えてくる13年間の行間も増やせるんじゃないかなと思った」と、みどり目線で連続ドラマ化するきっかけについて振り返った。
終わってほしくないと毎日願った大好きな現場でした(池田エライザ/岸辺みどり)
みどりは、すごく感情の幅が豊かな子ですが、自分のその感情にどんな名称がつくのかは知らないんです。私も、自分が感じた気持ちを把握したくて、みどりは今きっとこんな気持ちを抱いているのかな?と辞書で引いてみました。みどりと同様に、自分の気持ちをもっと正しく一番近い言葉で伝えたくて、こういった言葉が生まれてきたんだなということを、一緒に学ばせてもらいました。今回みどりを演じるにあたって、とことん転ぼうと思いました。自分の役だし、よく見えたいと思うエゴが出てきちゃうんですけど、みどりと一緒に転んで、この子と一緒に折れて学んで立ち上がって…というふうにしていきたいなと思いました。みどりは、何事にも興味を持って学ぶんです。「何ですかそれ?」って、知らないことはその場で調べる。そのピュアさは彼女のすてきなところだし、自分の美しくない気持ちも頑張ってどうかしようと考えている姿が、みどりの美しい瞬間だと思います。実は、クランクアップ後、家に帰ったら寂しくて泣いてしまいました。そのくらい、終わってほしくないと毎日願った大好きな現場でした!
馬締の姿勢は自分の分身のように思えて、これは絶対自分がやりたいと強く思いました(野田洋次郎/馬締光也)
小説は常に読んでいるので、この作品のことも知っていたんですけど、あらためて読み直して、脚本も読んで、私も普段言葉を書いて紡ぐものとして、全く他人事のようには思えませんでした。普段は、どうやったらもっと深く届けられるだろうかとか、どうやったら自分の気持ちにもっと近い言葉として届けられるだろうかと、常に考えながら歌詞を作っています。歌っている時はひたすら、言葉というものは何なんだろう、自分だけの言葉はどうやったら獲得できるんだろうと、考えながら歌を紡いでいた20年でした。馬締の言葉に対する姿勢は自分の分身のように思えて、これは絶対自分がやりたいと強く思わされましたが、踏み込んだら踏み込んだで、辞書としての言葉を作るというのは、全く違う作業だと気付きました。セリフにもあるんですけど、辞書は人々にとっての入り口でもあるので、自分だけのエゴで言葉を解釈して言葉を紡いだら駄目だし、いろいろな人にとっての入り口であるべきで、さまざまな人が言葉を使っていく手段のきっかけになるべきものであるなと。そういう意味では、言葉の存在の仕方みたいなことも考えましたし、馬締のセリフからいろいなことを気付かされました。
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