福田麻貴、八木勇征、関水渚、野村周平、白河れいが「婚活1000本ノック」制作発表でヒット祈願の10本ノック!2024/01/15
フジテレビ系で1月17日にスタートする連続ドラマ「婚活1000本ノック」(水曜午後10:00。初回は15分拡大)の制作発表に、主演の3時のヒロイン・福田麻貴、共演の八木勇征、関水渚、野村周平、白河れいが出席。制作秘話や作品の魅力についてトークするほか、シーン写真が掲げられたパネルを背にして、タイトルにちなんだ企画「願掛(がんかけ)10本ノック!」にトライするなど、大いに盛り上がりった。
「婚活1000本ノック」は、女子会や婚活といった女性目線の作品を多く手掛けている南綾子氏の同名小説が原作。著者である南氏が主人公となり、婚活戦国時代と呼ばれる現代に、最新の婚活事情を通して登場人物たちをコミカルに描く婚活エンターテインメントドラマだ。
生涯のパートナーを求めて日々奮闘中の売れない小説家・南綾子(福田)の前に、クズ男・山田クソ男(八木)が幽霊となって出現。山田は、自らが成仏するために綾子のバディとなって、彼女の婚活をサポートすることになる。一生懸命婚活に取り組むが、ダメダメな綾子の気持ちが空回りして遊び目的の男性に引っかかったり、相手を生理的にどうしても受け付けなかったり、いざ結婚が進みそうになるとおじけづいてしまったりと、婚活で出会う男性たちと展開する“恋愛あるある”が1000本ノックのごとく綾子へと浴びせられる。
連続ドラマ初主演を果たす福田は「最初はドッキリかなと思いました」と話し、「最初で最後の主演だと思うのですが、自分の人生でドラマの主演になることがあるなんて、夢みたいだなと思って…。制作発表までたどり着けて、本当なのだと実感しております。一番は恐れ多いな、申し訳ないなといった不安な気持ちでずっといたんですけど、第1話の映像を見て『これは面白い!』と感じました。でも周りが一番違和感を抱いていると思います。まだ“主演”というのは慣れなくて、『主演ですね』と言われた時にいじられているのかなって(笑)。皆さん素直に褒めてくださっていると思いますが…」と恐縮しきり。
演じる綾子については、「売れない官能小説家で、自己肯定感が低い女性。楽観的だったり勘違いするところがある。女性としてのスペックは平均かちょっと下くらい。最初はすべてにおいて諦めムードなんですけど、婚活をすると決意してからは、すべてにおいて全力で立ち向かう、転んでも立ち上がって頑張る女の子です」と紹介した。
次に、山田クソ男役を務める八木が、福田の印象を「お会いするのは初めましてだったのですが、本読みをさせていただいた段階から、すごく楽しく話していただきました。最初の印象はすごく気さくに接してくださり本当に好印象でした」と語り、綾子から「クソ男・オブ・ザ・イヤー」という称号を授与される山田について、「女の子をとっかえひっかえして、女性に刺されて死んでしまい、綾子さんの元に現れるんですけど、悪い人という感じではなくて、その時その時で、ちゃんと好きになっているからいっていたんです。でも、幽霊として綾子さんの前に現れることによって、死んだ後でも山田自身の内面的に心情としても人間的に成長していく物語になるのではないかなと思います。何より幽霊って怖いイメージがあると思うんですけど、幽霊の中で一番ポップな幽霊を演じようと思っています」とアピール。
幽霊をイメージした真っ白の衣装を着用しているらしく、「幽霊は白装束で生地が薄いイメージがあったので、冬の撮影だし頑張るしかないと思ったのですが、コートもダウンとかたくさん着させていただき、話し合いをしながら、この衣装に決定しました。薄くなくてよかったです」と笑顔を見せた。
綾子の同期でライバルでもある小説家・九本を演じる関水は、「第1話では才色兼備な感じなんですけど…。あのぉ、綾子さんが官能小説を持っている代わりに私はタブレットを持っています。まだ言えないのですが、そんなに完璧な人間じゃないです」と意味深に説明をして、話が進むにつれて九本のイメージが変わっていくことを明かした。
大ファンだったという福田との共演に関して、「麻貴さんは変顔のレパートリーが多くて、セッティングの時にふと麻貴さんの顔を見ると、毎回変な顔をして笑わせてくださるので、本当に面白いです。きっとメーキングに映っていると思うので、皆さんにも楽しんでいただけるかなと思います!」とコメントした。
野村は、山田の学生時代の先輩・大池貴司役を担う。大池は婚活中の綾子と知り合って“小池”と呼ばれるようになる、もじゃもじゃ頭で個性的な男性。「実は僕、まだクランクインしていないんです(笑)。去年の12月にはインすると言われたのに、まだですよ。うそつきか! どこまで待たせるんだよ(笑)」とスタッフにクレームを入れながら、「今日、初対面の人もいるのにめっちゃ仲良い感じにさせられています(笑)。ポスターを見ると、俺、たくさん出演しそうなのに、まだまだ出てこないですから! たぶん忘れてるんじゃないかな。まさかの幽霊かもしれない」と言い放ち、笑いを誘った。役でかけている眼鏡は、衣装合わせの際に即決したそうで「この眼鏡をつけた瞬間にこれだと思いました。この眼鏡にはすごく思い入れがあります!」とエピソードを披露。
そして、綾子の担当編集者・相沢役に抜てきされた白河にマイクが渡る。“オタク気質”な相沢という役どころについて「オタク気質の役になると聞いた時は、自分にはない要素かなと思ったのですが、家族に聞いてみたら、意外とこだわりが強くて一つハマったら飽きるまでやる性格と言われました。何かの熱狂的なファンになったことはないのですが、相沢は綾子さんのことが好きで愛があふれているため、先走って変なことを言ってしまうような明るくて楽しいオタクだと思います」と伝えた。
本作で連ドラ初出演ということで「緊張よりもうれしさが勝っています。まず、皆さんと一緒に同じ作品を作れることがうれしいですし、撮影現場のすべてのことに対して“これがドラマの現場か!”という感じで興奮しちゃう本当に楽しい現場です」と声を弾ませた。
出版社での撮影の雰囲気に関して、「綾子と九本、相沢の3人が同じ現場の時は、福田さんと関水さんは対立されているシーンが多いのですが、1回カットがかかると3人でお話したりするので、同じ空間にいるのにオンとオフの時では全然違う雰囲気で、『これがドラマか~』と感じてすごくうれしいです!」と、ドラマ初出演の喜びをかみ締めていた。
続いて、ドラマのヒットを祈願して「願掛10本ノック!」を実施。まずは野村が専用ノックマシーンから発射するボールを、八木がヒットさせてドラマのヒットを目指す。残念ながら、打ち返すことがかなわなかった八木が「僕も幽霊なのでゴーストフレンドが球を運んでくれました(笑)」と苦笑すると、幽霊スタッフが現れて球が転がりヒットのところへ移動するという不思議な現象が。見事成功し、会場から失笑が起こった。
そして、関水と白河が投げるボールを福田がキャッチすることで、視聴者の心をキャッチするコーナーへ。福田は1球も逃さずキャッチして、座長の面目を保ち、ドヤ顔を決めた。
最後に、山田の“クソ男・オブ・ザ・イヤー”にかけて、出演者の「●●・オブ・ザ・イヤー」を聞かれると、さまざまなエピソードが飛び出した。そして、福田が「婚活というものを生々しくもポップに描いていて、プラスしてコミカルなシーンもあります。大変なことも笑い飛ばせるような仕上がりになっていますし、笑っていただけるだろうと感じています。そして、共感していただけるところもあって、恋愛においてのあるあるも盛り込まれています。女性はもちろんのこと、男性の方にも発見や共感があると思うので、ぜひ楽しんでください!」と語り、会見が終了した。
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