ブラックマヨネーズが「漫才Lovers」&「ytv漫才新人賞決定戦」の新総合MCに就任!「『関西の賞』は心の支え」2024/01/10
読売テレビでは、2月4日に「漫才Lovers」(午後4:30)、3月上旬に「第13回ytv漫才新人賞決定戦」(日時未定。ともに関西ローカル)を放送。その両番組の総合司会に就任したブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)が、「漫才Lovers」収録後に取材に応じた。そして、番組の感想や意気込み、そして賞レースへの熱い思いを語った。
若手から大ベテランまで、多彩なラインアップで至高の漫才を届ける「漫才Lovers」と、関西の若手漫才師No.1を決定する「ytv漫才新人賞決定戦」。
「漫才Lovers」の収録では、スタジオに目にも鮮やかな番組オリジナルの衣装を着たブラックマヨネーズが登場すると、観客から大きな歓声と拍手が起きた。これには小杉も「うれしいですねー!」、吉田も「めちゃくちゃスーツ作ってもらったかいがあるやん!」と感激した様子。実は、「漫才Lovers」の前身番組である「ZAIMAN」から関わりが深いという2人からは、当時の思い出話も次々飛び出した。小杉はそんな舞台にMCとして立てたことに感慨深げで、「総合司会をやらせてもらって光栄」とあらためて喜びを語り、番組がスタートした。今回、人気漫才師7組が珠玉のネタを披露。トークコーナーでは、ブラックマヨネーズを中心に、二つの新企画が行われ、会場の爆笑をさらった。
収録を終え、小杉は「客席の感じが、僕らが『ZAIMAN』に出てた時とほぼ同じ感じやったんで、その頃を思い出してノスタルジックな気持ちになりましたね。登場した際の観客の大歓声にもびっくりしました。本当に、世界1周のロケから帰ってきたんかっていう(笑)。やっと日本に帰ってきたみたいな感じの拍手をいただいて、うれしかったです」、吉田も「『ZAIMAN』の時から、なんでこんなやりやすいんやろうと思ってたんですけど、やっぱりこの配置っていうんですかね、前列に丸い椅子が置いてある観客席の計算され尽くしたような配置がすごくやりやすいなと思いました」と、気持ちよく収録に参加できたことを報告。
また、両番組での新MC就任について、小杉が「『漫才Lovers』の前身の『ZAIMAN』とか、最優秀新人賞をもらった『ytv漫才新人賞』の前身の『上方お笑い大賞』が、僕らの若手の時のターニングポイントになる番組と大会やったんで、そのMCをやらせてもらうと聞いた時はうれしかったです」と喜びを口にする一方、そこまで特別なことだとは思っていなかった様子の吉田。「僕は正直、いちお仕事と同じふうに思ってたので、面白そうだな、やらしてほしいなっていう程度やったんですけど、前日に読売テレビの方がようかんを持ってあいさつに来てくれるわ、『衣装がええのんできてます』とか、すごく張り切って言うてくるし…。『あれ? なんか普通とちゃうんかな』って、昨日ぐらいに思いました」と、周囲の対応から大役だと実感したことを打ち明けた。
「ytv漫才新人賞決定戦」の前身番組である「上方お笑い大賞」で2003年に最優秀新人賞を獲得しているブラックマヨネーズ。関西の「漫才の賞」を、「とって初めて戦場に立てるというか、権利をもらうみたいな感じでしたね。とれへんっていう選択肢がなかったというか…『関西の賞』は心の支えです」と、お笑い芸人として活躍する上でとても重要な位置づけだったという吉田。
小杉も「その時はとるために生きてましたね。そのへんの話し合いをちゃんとコンビでしなあかんなっていう話はしてましたし。劇場の出番からテレビとかのメディアに行くきっかけとして、その時は本当にこの賞とか、『ZAIMAN』に出るとか、そういうきっかけしかなかったんで。まだYouTubeもネットもない頃だったんで、それで外に出るとやっぱり街の反響も違ったし。芸人としてのステージがどんどんと上がるきっかけでした」と、強い気持ちをもって参加していたと回顧。
加えて、吉田が「もうみんなが『M-1(グランプリ)』とかで、後輩の麒麟とかがガンガン、(ボクシングで言うと)世界戦のような注目を浴びていってる中で、僕らは例えば、東洋太平洋チャンピオンのようなチャンピオンになって…『それでもボクシングの試合したら負けへんぞ』みたいな。関西の賞が心のよりどころでしたね。僕ら『M-1』の準決勝で負け続けて腐ってたんです。ああ、どうしようもないなっていう時に2003年に賞をいただいて、それがほんま救いで。そのトロフィーをみんなに見せたいんですけど、ブロンズで重いほんまに立派なトロフィーなんですけど、デザインが『ギンギンの裸の男が、逃げてる女性の手をつかんでる』というもので…。『これ何とかならんのか?』っていうのだけ、ずっと思いながら…」と笑いを交えつつ、関西の賞レースへの思いを語ると、小杉は「トロフィー握りしめてたもんな。ブロンズの。でもそれを握りしめて当時やってたラジオに持ってきて、『とったんやぞ!』って本気で言うてたもんな。今のクリスタルのトロフィーはいいと思います」と笑った。
最後に、「ytv漫才新人賞決定戦」に向け、小杉は「決勝に残ったメンバーも若くて、みんな本当に人生を懸けて挑む大会ですし、そこの主役はそのメンバーなので、邪魔にならないように盛り上げる、その手助けになればいいなと思うんで、頑張りたいです」と抱負を述べ、吉田が「『M-1』とか『キングオブコント』だけじゃないぞっていう大会になってほしいですね。この『ytv漫才新人賞』の優勝から人生変わったなっていう。それぐらいの大会になる衣装をMCが着てますから」と胸を張ると、小杉が「これ、オートクチュールです!」とアピール。「後のスターが絶対に眠ってるし、活躍をリアルタイムで見られるっていうのは、この放送を見られるエリアの人の特権やと思うので」と視聴を呼び掛けた。
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