山下智久主演の「正直不動産2」がスタート！うそがつけない役はプライベートにも影響!?2024/01/09

　2022年に山下智久さん主演で話題となり、1月3日にスペシャル版が放送された「正直不動産」の続編「正直不動産2」（NHK総合ほか）が1月9日にスタート！　シーズン2で、たたりでうそがつけなくなった不動産営業マン・永瀬財地（山下）とカスタマーファーストをモットーにする後輩・月下咲良（福原遥）の前に立ちはだかるのは、永瀬を“ライアー”に導いたかつての上司で、最強の不動産営業マン・神木涼真（ディーン・フジオカ）。彼がライバルの「ミネルヴァ不動産」に入社し、永瀬たちが勤める「登坂不動産」をピンチに追い込んでいきます。

　今回は、永瀬を演じる山下さんに、シーズン1や演じる役への思い、ライバル・神木を演じるディーンさんとのエピソードなどを伺いました！

――シーズン1が非常に好評でしたが、視聴者や周囲の声は届いていましたか。

「勉強になるという感想をいただくことが多かったです。この作品を知ると知らないでは、すごく違いがあるんじゃないかと思います。人生のヒントがリアルに詰まっているし、笑って泣けるという一石三鳥くらいのドラマになっています。現場にも視聴者さまからのコメントのメモ書きがあって、そういう言葉に僕らは励まされています。長ゼリフがめちゃくちゃ大変で、死にそうになっている。…今、正直に言っちゃったんですけど（笑）。そういうつらさを乗り越えられるのも、見ていただいている方のメッセージや応援してくれている気持ちがあるので、頑張ることができています」

――永瀬というキャラクターへの反響はいかがでしょうか。

「永瀬は、風が吹くと本音を言ってしまうキャラクターなので、プライベートで友達から『風が吹いてるぞ！』とあおがれると、つい本音が出て…。本音が言いやすくなりました（笑）。ズバッと言えるのは気持ちいいですね。コンプライアンスが重視されて生きづらい時代ですが、本音を隠し続けるのもつらいものがあるので、早いうちに正直全開で生きていこうかなと思っております」

――正直に生きるためのコツはありますか？

「1人の時間を作ることで、今自分が何を感じているのか、何が楽しくて、何が心地良くないのかを自問自答することが大事だと思っています。それで、自分の心にしっかり耳を傾けると、おのずと自分の方向性やなりたい自分が見えてくるような気がします。そういう意味では、サウナも完全にデジタルから切り離されて1人になれる時間で、本当に大切だから欠かすことができないですね」

――サウナでは自分が本当にやりたいことに耳を傾けるんですね。

「そうなんです。30分ほどなんですけど、心の整理整頓ができる時間なので、すごく大切にしています」

――時間を空けて同じ役を演じるシーズン2ならではの楽しさは感じましたか？

「時間には定着させる力があって、無意識的に永瀬が染み付いているような気がしているので、シーズン1よりナチュラルにリラックスして演じることができています。また、直接セリフで表されているわけではないですが、カメラのレンズを通して、スタッフさんやキャストとの自然な空気感や雰囲気をお届けできていると思います」

――視聴者も不動産に関する知識を得られる作品ですが、ご自身が学んだことはありますか。

「不動産の世界は細かいルールや法律に関わることがたくさんあって、簡単に人をだませてしまうんです。自分が知らないことが悪いんじゃないかと思ってしまうくらい、知っているか知らないかですごい額の差が出てきてしまうこともあるし、家は人生で最も過ごす時間が長い場所かもしれないので、自分のためにも家族のためにも、知識をしっかり持っておくことが大事だと思いました。僕自身も、原作や台本、役を通して少しずつ新しいことを学ばせていただいています」

――山下さんは、家を選ぶうえで何を大事にしていますか？

「人生、日当たりだと思っています。日は当たれば当たるだけいいですね！」

――日当たりがいい家に住むことのメリットは感じていますか？

「目に見えないことですけど、やっぱり気持ちが上がりますよね。パッと日が差す部屋で朝を迎えることができると『よし、今日も頑張ろう』と背中を押してくれる感じがするので、楽しく日々を過ごせると思っています」

――寒くなり、インフルエンザなども流行していますが、体調維持はどうしていますか。

「制作チームが衛生面もしっかり整えてくださっているので、その辺は安心しています。先ほど話しましたが、水風呂に入ると免疫力が上がるといううわさもありますし、メンタルも整うのでサウナに行くようにしています。実際に風邪をひきにくくなった気がしています」

――サウナはどれくらい行かれているんでしょうか。

「行ける時は結構行っていて、今日の朝も行ってきて、今バッチリの状態で挑ませていただいています」