アン・ヒョソプに沼落ちする人続出! ダンスに歌に魅力爆発のファンミーティング2023/12/27
10月24日に東京国際フォーラムホールAでアン・ヒョソプのファンミーティング「2023 AHN HYO SEOP ASIA TOUR <THE PRESENT SHOW in TOKYO> here and now」が開催された。
ステージが暗転すると「I’m your man」(ジョン・パク)を歌いながら登場したヒョソプ。188cmの長身に黒のシャツにジーンズという姿が映え、会場からは歓声が沸き起こる。「アニョハセヨ、こんばんはアン・ヒョソプです。とてもワクワクしています。緊張していますが、皆さんと楽しい時間を過ごしましょう」とあいさつすると、MCの古家正亨も登場して早速トークがスタート。
東京の印象を聞かれると「とても奇麗で食べ物が言葉にできないくらいすごい。ラーメン、トンカツ、ウナギ、スキヤキも食べました。今日はお肉、和牛を食べたいです」と日本食への愛を示した。
最初の企画「HAPPY HOUR」は、ファンからの質問に答えるコーナー。「ヒョソプさん自身の取り扱い説明を教えて」という質問には「僕はよく眠らないと駄目で、8時間くらい寝ます。ドラマ撮影の時は3、4時間くらい。そういう時は車の中で寝ています。だから、僕が敏感な時は放っておいてくれればいいです」と回答。初めて会う人と親しくなる方法を尋ねられ、「僕は早く仲良くなれる方じゃないので、時間がたって自然と仲良くなります。相手が積極的だとプレッシャーを感じるけど…皆さんとは早く仲良くなりたいですね」と話すと、会場からは拍手が。「どんなトークならすんなり入れる?」との問いには「映画について話すのは大好きで、お酒の話も好き。最近ウィスキーがおいしいですね。テイスティングを楽しんでいます」と教えてくれた。
「自分の一番のチャームポイントは?」には、「ポジティブなマインドが魅力だと思います。何かの問題が生じた時にポジティブに捉えるのか、ネガティブに捉えるのか選択できるのは自分だけ。そんな時にポジティブに考えて生きられるのは大きな祝福だと思います。あえてルックスで言うなら、人の顔のなかで唯一変えられないもの、“まなざし”ですね」と語った。また、愛猫のパウルの絵を描きつつ、オスだと思っていたパウルを去勢しに病院に行ったところ、メスだったことがそこで初めて分かったという、驚きのエピソードも明かした。
「作品ごとに性格が変わる?」との質問には、「僕は気付いていないけど、作品が終わってから、周りの友人たちから性格が変わったとよく言われます。例えば『浪漫ドクターキム・サブ』のソ・ウジンを演じた時は幸せな気持ちで終わりました。なのでその幸せな気持ちがずっと残っていました。『社内お見合い』のカン・テムを演じた後は、しばらくの間ずっと自信にあふれていました(笑)」と話すと、会場からも笑いがもれた。今後やってみたい役を聞かれると、会場から「世子(せじゃ=貴人の跡継ぎ)」という声が上がり、「努力してみます。僕は笑わせる役をやってみたいです」と語った。
主演ドラマの「いつかの君に」については、「もともとタイムスリップものが好きで、最初台本を読んだ時、時間が行ったり来たりするので、すごく難しいと思いました。だから撮影をしている時には、時間の計算をしっかりすることが大事でした。順番に撮れるわけではないので、しっかりと時間を計算してから臨まないとその時間の沼に入ってしまう。複雑で大変な作品でした。みんなで力を合わせて、このように美しい作品を作れたのが大きな幸せでしたね。当分、タイムスリップものはやらないと思います(笑)」と笑顔で話した。
続いては「SHOOTING TIME」というコーナー、出演作品を見ながらのトークで、ファンが好きなキャラクターの投票結果が発表に。
1位 カン・テム(「社内お見合い」)
2位 ソ・ウジン(「浪漫ドクターキム・サブ」2・3)
3位 チャミン(「アビス」)
1位と2位は僅差だったと聞いて「いろんな国を回ってこの投票結果を見たが、国によって少しずつ違うのも面白いなと思う。僕自身はすべての作品、すべてのキャラを愛しているので順位にかかわらず満足しています」とコメント。投票したファンの作品に対するコメントをヒョソプ自身が日本語で読むという趣向もあり、日本語の長い文章を話す姿が新鮮だった。
人気投票で1位だった「社内お見合い」のカン・テムについて、MCに「好きな相手ができたらテムのようにスピーディーにいくのか? ゆっくりいくのか?」と尋ねられると「僕は絶対ゆっくりいくタイプではないですね。好きならストレートにいくタイプです」と回答。話す言葉の端々に、率直で取りつくろったりしない素のヒョソプが垣間見えて、さらに好きになったファンも多いのではないだろうか。
ここでトークコーナーは終わり、画面にはヒョソプと一緒にドライブ気分が味わえる映像が流れた。さらに、今回のファンミーティングのためにダンスや歌を一生懸命練習する姿も映し出され、いかに真剣にこのイベントに取り組み、努力したのかが分かる。
映像が終わると、キャップを目深にかぶったヒョソプが登場し、ダンスパフォーマンスタイムに突入。「Let me」「VIBE」に乗せて、ダンサー2人をしがたえて軽快にダンスを披露。早くて複雑な振り付けも見事にこなし、観客を驚かせた。途中上着を脱いで、ランニングになって筋肉質の上腕二頭筋を見せながら踊る。余裕を感じさせるほどのカッコいいダンスパフォーマンスだった。
続いて、白のニットとダメージジーンズに着替えて、再び現れた後はゲームコーナーへ。さまざまなミッションに挑戦し、クリアするとファンがもらえるプレゼントが増えるというもの。即席コント、オタマトーンでオリジナルサウンドトラック演奏、日本語早口言葉、キャラクターものまねなど、さまざまなミッションにチャレンジ。普段見られないヒョソプの姿に観客も笑顔に。途中から、暑かったのか小道具の葉っぱで、ずっとあおいでいるのもキュートだった。
本編の最後には「楽しかったですか? こうして東京で皆さんと幸せな時間を過ごせるとは想像していたんですが、まさか現実になるとは思いませんでした。ずっと長く記憶に残ると思います。ありがとうございました」と感謝し、「夏の終わりのハーモニー」を歌い、ステージを去った。
アンコールはサプライズで2階の客席から登場。通路を歩きながら手を振るヒョソプに、ファンは大興奮。「皆さん家に帰るんじゃないかと心配していました。できれば一人一人と会いたかったですがこのような形になりました。近くで会えてうれしかったです」と伝え、さらに「このまま帰るのは寂しいので、もう少し遊んでみたいと思います」と、イベントはさらに続いていく。
「子どもの頃からピアノを弾きながら遊んでいたのですが、本当に気楽に家で練習しているような感じでやってみますね」と、ピアノを弾き始めるヒョソプ。「社内お見合い」の中でも弾いた曲「River Flows In You」(イルマ)を弾き、美しい音色を響かせると観客もうっとり。さらに『心配しないで、君』(イ・ジョク)などを弾き語りで披露。温かいその歌声に皆が酔いしれた。
続けて「この歌も知ってるでしょ?」と「Let it be」(The Beatles)を、「皆さん一緒に歌いましょう」とサビの部分を観客と共に歌った。そのハーモニーが会場に響き渡り、心に染みるとても美しい瞬間となった。「最後に、皆さんに何を言えばいいかと考えてみた時にこの歌詞がぴったりだと思って選びました」とキム・ドンリュルの「感謝」を歌唱し、歌の途中で、ファンへの手紙を韓国語で読み上げた。
最後は「またお会いできる日を待っています。愛してる」と日本語で言い、深々とお辞儀して手を振りながらステージを後にした。ファンのためにこれだけのものを準備し、見せてくれた濃密な約2時間半。ひょうひょうとしたたたずまいに誠実な人柄が感じられ、誰もがヒョソプの魅力にがっちりハートをつかまれたファンミーティングだった。
取材・文/haru*hana編集部
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