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山下智久が「ブルーモーメント」で5年ぶりに民放ドラマ主演。気象学の天才が命懸けで人命を守る!2023/12/21

山下智久が「ブルーモーメント」で5年ぶりに民放ドラマ主演。気象学の天才が命懸けで人命を守る!

 山下智久が、フジテレビで2024年4月スタートの連続ドラマ「ブルーモーメント」(水曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが発表された。山下が民放ドラマで主演を担うのは、19年4月期の連ドラ「インハンド」(TBS系)以来、5年ぶりとなる。

 「ブルーモーメント」は、現在「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏による同名コミックが原作。“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のことだ。ブルーモーメントを見られることは、「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味している。舞台は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命懸けで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)。山下は、SDM本部のチーフで気象学の天才・晴原柑九朗を演じる。ささいな幸せを守るべく、命懸けで奔走する新しいヒーロードラマが誕生する。

 晴原は、気象庁気象研究所の研究官。端正な顔立ちと爽やかな笑顔がトレードマークで、報道番組のお天気コーナーにも出演している。だが、そんな姿からはまったく想像もつかない別の顔があった。それは、気象災害から人命を守るために活動するSDM本部の1人として、災害現場で奮闘しているのだ。

 SDM本部とは、近年多発する自然災害において、対応の遅れによる人的被害の拡大を防ぐために内閣府直属のチームとして設置された組織。その中でリーダー格であるチーフを務める晴原は、持ち前の頭脳と現場で感じた生の天気から膨大な気象情報を多角的に考察することができ、人命がかかる緊迫した状況でも一手先を読む力を持ち合わせている。一方で、口が悪く毒舌のため、周囲からたびたび反感を買っている。だが、晴原の人命救助に対する熱い志や真っすぐな姿勢は、やがて仲間の彼に対する見方を変え、共感を得た者たちと共に唯一無二の最強SDMチームを作り上げる。

 そんな晴原には、ずっと追い続けている謎がある。“気象学で命を救う”ことを志した理由、それは最愛の人の死と関係が。そんな、ストーリー最大の謎をドラマを通して描いていく。

 17年7月期の「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」以来、7年ぶりにフジ系連ドラで主演を務める山下は、「幼い頃から数々の作品に出させていただいたフジテレビさん、7年ぶりにまたこのような素晴らしい作品で主演をやらせていただけることを光栄に思っております」とコメント。

 「コード・ブルー」同様に、「ブルーモーメント」でも命を救うドラマということについては、「実際、自分自身が人の命を救えるわけではないのですが、『コード・ブルー』の時には、ドラマを見てくださった方が数年後にドクターになられて、その方とお会いしたことがあります。感極まる経験をさせていただきました。このように、見ていただいた方々に間接的にでもプラスの影響を与えられるようなドラマにするべく、1cm、1mm、1秒にこだわり、真摯(しんし)に向き合っていきたいです」と意欲をみなぎらせる。

 原作はのめり込んで読んだそうで、「身近に感じていた“天気”について知らなかったこと、また掘り下げていく細やかな描写などがとても興味深かった」とのこと。「生きていくヒントになるような原作からいただくパワーを、ドラマでもしっかり皆さまにお伝えできるよう全力を尽くしますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください」とアピールしている。

 ドラマを手掛ける高田雄貴プロデューサーは「気象災害に立ち向かう世界的にも珍しいドラマです。異常気象がもはや“異常”ではなくなり、地球上のすべての人にとって“自分ごと”になっている今だからこそ本作をやるべきだ、そう思い企画しました」と企画意図を明かし、「主人公が“卓越した数学脳で天気を解析する”画期的な原作のストーリーに、晴原のもとに仲間が集まっていくチームドラマという、もう一つの軸を加えることをご了承いただきました」と、オリジナル要素が原作に付加されることにも言及。

 主演の山下については、「実は原作を読んでいた時から“実写化するなら晴原は山下さん以外いないだろう”と思っていました。まず小沢先生が描く晴原と山下さんがとても似ているんです(笑)。そして内面も、晴原は非常に心(しん)が強いキャラクターなのですが、ストイックでそして何事にも真摯(しんし)に向き合われる山下さんにぴったりです」と確かな手応えを感じている様子。加えて「“命を救う”役が日本トップレベルにハマる俳優である山下さんが、天才的な数学脳を使ってバシバシと人々を救っていく姿に、ご注目いただければと思います」と見どころを伝えている。

 さらに「本作には、脚本・浜田秀哉さん、音楽・佐藤直紀さんという最高の制作陣に集まっていただけました。浜田さんが紡ぐ緻密で感動的な物語と、壮大で美しい佐藤さんの音楽に包まれ、山下さん演じる晴原が仲間たちを集めてチームを作り、人命を救っていく様子は、必ず視聴者の皆さまの心に“快晴”をお届けできると確信しております」と力を込めている。


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