婚活1000本ノック2024/03/22

記者会見情報

フジテレビ系の連続ドラマ「婚活1000本ノック」の制作発表が行われ、主演の3時のヒロイン・福田麻貴と、共演の八木勇征、関水渚、野村周平、白河れいが登壇した。同作は、最新の婚活事情を通して登場人物たちをコミカルに描く婚活エンターテインメント。出席者は、タイトルにちなんだ企画「願掛（がんかけ）10本ノック！」にトライし、ドラマのヒットを祈願した。まずは野村が専用ノックマシーンから発射するボールを、八木がヒットさせてドラマのヒットを目指す。残念ながら、打ち返すことがかなわなかった八木だが、幽霊スタッフが現れて球が転がりヒットのところへ移動するという不思議な現象のおかげで見事成功、会場から失笑が起きた。さらに、関水と白河が投げるボールを福田がキャッチすることで、視聴者の心をキャッチするコーナーへ。福田は1球も逃さずキャッチして座長の面目を保ち、「私は運動神経がいいんですよ！」とドヤ顔を決めた。

大変なことも笑い飛ばせるような仕上がりになっていますので男性も女性も楽しんで！（福田麻貴／南綾子）

きっと本作が最初で最後の主演になると思うのですが、自分の人生でドラマの主演になることがあるなんて、夢みたいだなと思って（笑）。最初はドッキリだと思いました。恐れ多いな、申し訳ないなといった不安な気持ちでずっといたんですけど、第1話の映像を見て「これは面白い！」と感じました。でも、周りが一番違和感を抱いていると思います。まだ“主演”と言われるのに慣れなくて、「主演ですね」と言われた時に、いじられているのかなって（笑）。綾子は売れない官能小説家で、自己肯定感が低い女性。楽観的だったり勘違いするところがあるけど、女性としてのスペックは平均かちょっと下くらい。最初はすべてにおいて諦めムードなんですけど、婚活をすると決意してからは、全力で立ち向かう、転んでも立ち上がって頑張る女の子です。婚活を生々しくもポップに描いていて、大変なことも笑い飛ばせるような仕上がりになっています。共感していただけるところもあって、恋愛においての“あるある”も盛り込まれています。女性にも男性にも発見や共感があると思うので、ぜひ楽しんでください！

幽霊って怖いイメージがありますが、一番ポップな幽霊を演じようと思っています（八木勇征／山田クソ男）

福田さんとお会いするのは初めてだったのですが、本読みをさせていただいた段階から楽しく話していただきました。すごく気さくに接してくださり本当に好印象でした。（山田は）女の子をとっかえひっかえして、女性に刺されて死んでしまい、綾子さんのもとに現れて「クソ男・オブ・ザ・イヤー」という称号を授与されるんですけど…、悪い人という感じではなくて、その時その時で、ちゃんと好きになっているんです。でも、幽霊として綾子さんの前に現れることによって、死んだ後だけど山田の内面も人間的に成長していく物語になるのではないかなと思います。幽霊って怖いイメージがあると思うんですけど、幽霊の中で一番ポップな幽霊を演じようと思っています。幽霊は白装束で生地が薄いイメージがあったので、冬の撮影だし頑張るしかないと思ったのですが、クランクインして見てみたら、ものすごい数の白い衣装があって、コートもダウンとかたくさん着させていただき、話し合いをしながらこの衣装に決定しました。とりあえず（生地が）薄くなくてよかったです。幽霊役なので1mm浮いています。だから、下敷きとかが足の下と床の間に通ります（笑）。

麻貴さんは変顔のレパートリーが多くて、毎回変な顔をして笑わせてくださいます（関水渚／九本）

綾子の同期でもありライバルでもある小説家・九本を演じます。第1話では、才色兼備な感じで、綾子が官能小説を持っている代わりに九本はタブレットを持ち歩いています。まだ詳細を言えないのですが…、最初は嫌なヤツに見えるかもしれませんが、そんなに完璧な人間という訳ではないので、見ていくうちに九本へのイメージも変わっていくと思います。もともと福田さんの大ファンだったので、共演できてうれしいです。麻貴さんは変顔のレパートリーが多くて、セッティングの時にふと麻貴さんの顔を見ると、毎回変な顔をして笑わせてくださるので、本当に面白いです。きっとメーキングに映っていると思うので、皆さんにも楽しんでいただけるかなと思います。

衣装合わせの際に、眼鏡は「これだ！」と思いました。この眼鏡には思い入れがあります（野村周平／大池貴司）

山田の学生時代の先輩で、大池貴司を演じますが、実は僕、まだクランクインしていないんです（笑）。去年の12月にはインすると言われたのに、まだですよ。うそつきか！　どこまで待たせるんだよって感じです（笑）。役づくりをしておいてくださいと言われたから真剣にやって、今回気合入ってるなーって感じだったのに、まだ出せる場所がないんです。ポスターを見るとたくさん出演しそうなのに、まだまだ出てこないですから。たぶん忘れてるんじゃないかな。まさかの幽霊かもしれない（笑）。この眼鏡は、衣装合わせの際に「これだ！」と思ったのですごく思い入れがあります！　僕は（仕事から）早く帰りたいので、嫌な顔をせずに何でもやります。なので、撮影現場はすごく巻くと思います。それは共演者の皆さんにとってもいいことかと。今日は、初対面の人もいるのにみんなとめっちゃ仲良い感じにさせられています（笑）。八木さんと今日会ったばかりなのに、スタッフから「勇征って呼んでください」とすごく言われました。でも、なんで勇征って呼ばなあかんねんと思って。本人に言われるなら分かるけど（笑）。この2人の関係にも注目してください。

撮影現場のすべてのことに対して「これがドラマの現場か！」という感じで興奮しちゃう（白河れい／相沢）

私が演じる、綾子の担当編集者・相沢は“オタク気質”な女性です。オタク気質の役になると聞いた時は、自分にはない要素かなと思ったのですが、家族に聞いてみたら、意外とこだわりが強くて一つハマったら飽きるまでやる性格と言われました。何かの熱狂的なファンになったことはないのですが、相沢は綾子さんのことが好きで愛があふれているため、先走って変なことを言ってしまうような明るくて楽しいオタクだと思います。連ドラは初出演なので、緊張よりもうれしさが勝っています。まず、皆さんと一緒に同じ作品を作れることがうれしいですし、撮影現場のすべてのことに対して「これがドラマの現場か！」と興奮しちゃう、本当に楽しい現場です。出版社での撮影は、綾子と九本と相沢の3人が同じ現場にいて、福田さんと関水さんは対立されているシーンが多いのですが、1回カットがかかると3人でお話したりするので、同じ空間にいるのにオンとオフの時では全然違う雰囲気で、「これがドラマか～」と感じてすごくうれしいです！