さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~2024/03/18
番組情報
キャラクター紹介
- 夏目俊平(西島秀俊)
世界的天才指揮者。20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い人々を魅了する一方、音楽以外の能力はゼロ。家事は何一つできないポンコツで、超マイペースかつ天然な性格。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに音楽界から離れ、家族も失ったが、日本のある地方の廃団寸前の楽団を指揮するために数十年ぶりに帰国する。 - 夏目響(芦田愛菜)
俊平の娘。市役所勤務。5年前の“ある事件”をきっかけに父親と決別し、音楽を嫌い、音楽のない人生を送っていたが、俊平の突然の帰国により気まずい同居生活が始まる。 - 森大輝(宮沢氷魚)
俊平が指揮を執る廃団寸前の市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーのトランペッター。響の同僚で、市役所の観光課職員。小学生の頃から吹奏楽部で活動し、練習も人一倍熱心だが、音程がすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまうため楽団の演奏を台無しにすることもある。性格はスーパーポジティブ。 - 倉科瑠李(新木優子)
晴見フィルハーモニーのフルート奏者。プロのオーケストラで活躍しているが、恋愛絡みの事件で数多の楽団をクビになってきた。オーケストラの和を乱す魔性の女性で、狙った獲物は決して逃がさない通称・カルメン。全く自分に振り向かない俊平の心を射止めようと燃える。 - 谷崎天音(當真あみ)
高校生。音楽に憧れて、音楽経験はゼロだが晴見フィルハーモニーに入ることになる。楽天的でわが道を行くタイプで、楽器演奏に関して甘く見ているところがある。ある秘密を抱えている。 - 夏目志帆(石田ゆり子)
響の母。画家。5年前の“ある出来事”をきっかけに、娘の響と息子を連れて俊平のもとを去った。現在は実家のある晴見市で親子3人で暮らしている。俊平とは一切連絡を取っていなかったが、ある目的で、晴見フィルハーモニーの指揮者として俊平を団長に推薦した。 - 近藤益夫(津田寛治)
晴見フィルハーモニーのコンサートマスターで、バイオリン奏者。前任の指揮者が引退し、夢だった格好いい指揮者になれると思っていたところに俊平が現れ、敵意を燃やす。普段は建設会社の社長を務め、楽団のボス的存在だが、家族からは愛想を尽かされている。 - 鏑木晃一(満島真之介)
謎の男。俊平にまつわる5年前の“ある事件”を知っているようで、ある目的から晴見フィルハーモニーに近づいていく。 - 古谷悟史(津田寛治)
晴見フィルハーモニーの団長で、ファゴット奏者。晴見市役所観光課の職員でもあり、誠実で人との調和を重んじる心優しい性格。廃団が決まった楽団を存続させるため、俊平を指揮者に迎えようと奮闘する。俊平には言えない秘密がある。 - 小村二朗(西田敏行)
「うたカフェ二朗」の店主で、大輝の祖父。晴見フィルハーモニーの最古参で、オーケストラで使用されるほとんどの楽器を演奏した経験があるほどの音楽好き。団員たちのたまり場になっている店で、いつも昭和歌謡を歌っている。俊平とも過去に深い縁がある様子で、帰国した俊平のよき相談相手になっていく。
出演者
西島秀俊/芦田愛菜/宮沢氷魚/新木優子/當真あみ/石田ゆり子/津田寛治/満島真之介/玉山鉄二/西田敏行 ほか
スタッフ・音楽
脚本:大島里美/演出:坪井敏雄/演出:富田和成/演出:石井康晴/企画プロデュース:東仲恵吾/プロデュース:益田千愛
主題歌:アイナ・ジ・エンド「宝者」
概要
西島秀俊×芦田愛菜、指揮者の父と音楽を嫌う娘が絆を再生させるヒューマンドラマ
天才指揮者だったが、“ある事件”で家族も音楽も失った父親と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が、市民オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていくヒューマンドラマ。西島秀俊が主演を務め、海外で活動する才能ある指揮者だが、音楽以外に関してはポンコツの夏目俊平を演じる。その娘で市役所勤務の響には芦田愛菜が扮する。決別していた2人は、俊平が廃団寸前の市民楽団を指揮するために帰国したことで、気まずい同居生活を始めることになる。響の同僚で、楽団のスーパーポジティブなトランペッター・森大輝役を宮沢氷魚、オーケストラの和を乱す、魔性のフルート奏者・倉科瑠李役を新木優子が務める。
記者会見情報
TBS系の連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の制作発表会見が行われ、主演の西島秀俊をはじめ、共演の芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、石田ゆり子、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二が登壇した。特別編成された東京音楽大学シンフォニーオーケストラによって番組テーマが演奏される中、キャストたちが客席を通ってステージに登場。西島が「素晴らしい最高のメンバーと毎日一生懸命、撮影しています。とても充実しています」、芦田は「(演じる)響ちゃんは怒ってばかりでしたが、誰かを思いやったりするところもある響ちゃんを演じていければ」とあいさつし、完璧なイメージのある芦田だが、実はポンコツな部分があると西島に指摘されると、苦笑しつつ「否めないです…」と認めていた。また、成人の日に行われた会見では、西島と石田が新成人へ向けメッセージを届けた。
芦田さんは意外とポンコツな人(笑)(西島秀俊/夏目俊平)
(演じる)俊平はオーケストラを導くというよりは、オーケストラと一緒に音楽を作っていく考えの人。そして、誰よりも音楽を楽しんでいるというキャラクター。プラス、ポンコツなところもある役柄。教わった先生たちが、どこかチャーミングで、先生方の個人のキャラクターを俊平に入れさせていただいています。台本上はポンコツな父親としっかり者の娘という話だったんですが、皆さんのイメージと違って、意外に芦田さんってポンコツな人なので(笑)。しょっちゅものにぶつかったり、こけたりしていて、ただの似た者親子がけんかしているようになっていて、それは現場で起こるケミストリーというか、人が演じるってこういうことなんだなと、とても面白いです。1人ではなかなか乗り越えられない傷を、人がつながることで一緒に乗り越えていくドラマです。見ると、きっと「明日から頑張ろう」という力を与えてくれるドラマになっていると思います。小さなお子さんから大人まで楽しく見られると思うので、たくさんの方に見ていただいて、人を信じることだったり、自分自身を信じることだったり、未来を信じることを感じ取っていただけたら、こんなに幸せなことはありません。
リハーサルで転んだら、それが本番で採用されています(芦田愛菜/夏目響)
(バイオリンに挑戦していることが解禁され)私も皆さんと同じ頃から練習をしていたんです。バイオリンは初めてで、本当に難しくて、何回も「もう無理」と投げ出したくなることもあるんですけど、響ちゃんの軸としてあると思うので、頑張ってやっています。(自身が)結構ポンコツで…。響ちゃんが怒って階段を上がるシーンがあったんですが、私がリハーサルの時に転んでしまって、「イテ(痛い)」とか言っていたら、監督さんが「さっきのいいね」って採用されてしまいました。(新成人に向けた「やりたいことを言葉に出すのが大切」という西島の発言に対して)言霊ってあるような気がしていて、口に出すとやる気も出たり、かなえなきゃという気持ちが強くなったりして、そういうことがあるなと思います。
芦田さんと身長差があるので、工夫して撮影しています(宮沢氷魚/森大輝)
僕と芦田さんが並ぶ時に身長差があるので、カメラの位置が今まで見たことがないぐらい高い位置から狙わないと、2人が映らなかったりして、いろんな工夫をしています。玉山さんや西島さんと芦田さんを囲むと、隠しちゃうんです。
フルートは当て振りでごまかせず、ファゴットがうらやましい(笑)(新木優子/倉科瑠李)
中学生の時に吹奏楽部に所属していました。憧れの楽器として友達のフルートを吹いていたり、ちょっと触った経験はありましたが、当時はやりたくても難しい楽器というイメージがあったんです。撮影の時に手が顔に近いので、いくら当て振りでもある程度押さえられていないとごまかせないという楽器でもあったので、すごくファゴットがうらやましいです(笑)。
バイオリン経験を生かせるのがうれしい(當真あみ/谷崎天音)
最初にバイオリンに触ったのが3、4歳ぐらいなんですけど、ここにいる皆さん(オーケストラ)ほどあまり上手じゃないというか…。でも、今回バイオリンの役をもらった時は、自分ができることが役に生かせるということがすごくうれしかったですし、より頑張ろうと思いました。
チェロも顔の横に手があって、ごまかせません(佐藤緋美/羽野蓮)
チェロも顔の横に手があって隠せないので、ごまかせないです。普段音楽をやっているんですが、全く関係のない楽器なので、一から教わって頑張っています。やってみると難しさが分かると思います。
1人で恥をかく時もあって、ティンパニーも頑張っています(久間田琳加/内村菜々)
ティンパニーは撮影でも面をたたかないといけないので、どうしてもごまかしが利かず、一番ばれやすくて…。撮影の時もリアルに演じている菜々ちゃんみたいな気持ちになるというか、1人で恥をかく時もあるんです。どの楽器も大変だと思うんですが、ティンパニーも頑張っています。
チェロの音が好きで憧れます(石田ゆり子/夏目志帆)
画家で、西島さんとはあまりうまくいっていない妻の役を演じます。西島さんをドイツから呼び戻すキーパーソンでもあります。子どもの頃からピアノしかやったことがないのですが、チェロの音が好きで憧れます。(新成人へのメッセージとして)大人になるということは、責任が生まれるということ。責任がないところに自由はないです。責任があるからこそ、大人が楽しい。すてきな大人になってください。
別の現場でもバイオリンを練習しています(津田寛治/近藤益夫)
どの楽器も大変なんですが、いかんせん僕、58歳で初めてバイオリンをやっていて、大変さは群を抜いている。9月にバイオリンをいただいて毎日練習を頑張っているんですが、全然上達しないんです。よその現場にも(バイオリンを)持って行ってますから。それぐらいやらないとものにならない。バイオリンは5歳から始めても遅いといわれる楽器なのに…。弓を弾くことすら難しいですよ。
言霊は大事。このドラマ大ヒットします! 間違いないです(満島真之介/鏑木晃一)
20歳になる頃、僕は裏方の仕事をしていたんですが、10代の残り2週間の時に旅に出てみようと、自転車だけを買って携帯電話も家も解約して、日本1周の旅に出たんです。誕生日の前には、伊勢神宮から海岸あたりを走っていて、最後の3日くらいはずっと雨で、人生はこんなに乗り越えなきゃいけないことがあるんだって思っていたら、20歳になった日は晴天だった。それで涙がボロボロとこぼれて、海沿いで「20代頑張るぞー!」と1人で叫んでいた。ずっと変わっていないんです。そこで表現したいと思って、“出る側”に回ったんです。みんなに元気を与えていきたいという思いが、今でもずっとあります。若い時の経験や、自分で決めたことをやり遂げるというのは大事なことだと思うので、僕も言霊を大事にしているので、一言だけ言わせてください! このドラマ大ヒットします! 間違いないです。
当て振りがしやすいファゴットでよかった(笑)(玉山鉄二/古谷悟史)
ファゴットはどこで鳴っているのか分からないような楽器ですが、影で支える役割をしています。大河ドラマの撮影期間から練習をしていました。(ファゴットは当て振りをしやすいという話題から)手がばれないように、楽譜で隠そうと考えている。ファゴットでよかったなと思っています(笑)。
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