大河ドラマ「光る君へ」2024/03/12
番組情報
※最新のあらすじは【春ドラマガイド2024】で更新しています。
キャラクター紹介
- 紫式部/まひろ(吉高由里子)
平安時代、10世紀後半に京に生まれる。幼い頃から文学の才能を発揮し、考え深く鋭い感性を持つ女性へと成長。藤原道長とひかれ合うも身分差に阻まれ、父親と同年配で友人同士の藤原宣孝と結婚する。娘を授かるも夫とは死別し、一人娘を育てながら「源氏物語」を書き始める。道長との縁が絶えることはなく、道長の長女・彰子に仕える宮中の女房となり、一方で道長のバックアップにより、「源氏物語」が大ベストセラーとなる。 - 藤原道長(柄本佑)
紫式部の生涯のソウルメート。名門・藤原北家に生まれ、兄たちの陰で一見目立たないが、どこか光るもののある青年貴族に成長する。思わぬ事態が重なり、若くして政権の中心に躍り出ることになり、その非凡さが表出。娘たちを次々と天皇のきさきとし、天皇の外戚となることで頂点に上りつめていく。紫式部とは幼い頃に出会い「源氏物語」の執筆をバックアップ。きさきとなった娘に学問を授けさせるため、紫式部を宮中に出仕させる。 - 源倫子(黒木華)
道長の嫡妻。左大臣家の姫で、宇多天皇のひ孫。おおらかさと強さを併せ持つ。道長の出世の道を支え共に歩む。紫式部とも交流があり、不思議な関係を築いていく。 - 藤原道隆(井浦新)
道長の長兄。兼家の嫡男。才色ともに優れており、上品さ、明るさをも兼ね備えた申し分のない跡継ぎ。権力を弟たちではなく、息子に継がせようと試みる。 - 藤原詮子(吉田羊)
道長の姉。円融天皇に入内し、皇子・懐仁親王(後の一条天皇)をもうけ、溺愛。成人しても常に寄り添い、次第に宮廷での勢力を増していく。 - 安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)
陰陽師。陰陽寮に属する天文博士。並外れた占いの才能を持ち、常人にはない力があると畏怖される存在。天皇や貴族の生活はもちろん、政局にも大きな影響を及ぼす。 - 藤原宣孝(佐々木蔵之介)
紫式部の夫。紫式部の父・為時とは職場の同僚で、同年配の友人。世知に長け、おうような性格。紫式部のことは幼い頃から知っており、よい話し相手となって温かく見守る。 - 藤原為時(岸谷五朗)
紫式部の父。藤原一門だが下級の貴族で、裕福な生活とは縁遠かった。和歌や漢籍に通じる文人であり、紫式部に文学の素養を授ける。 - 藤原兼家(段田安則)
道長の父。藤原氏の中でも名門中の名門。権力を得て政治のトップに躍り出ようと画策する。いずれは天皇の外祖父となり、栄華を息子らに継がせようと作戦を練る。
出演者
吉高由里子/柄本佑/黒木華/井浦新/吉田羊/ユースケ・サンタマリア/佐々木蔵之介/岸谷五朗/段田安則 ほか
スタッフ・音楽
作:大石静/演出:中島由貴/演出:佐々木善春/演出:中泉慧/演出:黛りんたろう/制作統括:内田ゆき/制作統括:松園武大/プロデューサー:大越大士/プロデューサー:高橋優香子
概要
吉高由里子主演、「源氏物語」を生み出した紫式部の愛の物語を大石静が紡ぐ
平安中期に、後に世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の愛の物語を、脚本家・大石静が紡ぐ。主演は吉高由里子が務め、秘めた情熱と想像力、そして1人の男性への思いを原動力に「源氏物語」を書き上げ、変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた紫式部/まひろを演じる。紫式部が光源氏のモデルにしたとされ、彼女が生涯心を寄せ、陰に陽に影響し合いながら人生をたどるソウルメート・藤原道長役を柄本佑が務める。まひろの夫を佐々木蔵之介、道長の嫡妻を黒木華が演じるほか、まひろの父に岸谷五朗、道長の長兄に井浦新、姉に吉田羊、父に段田安則が扮し、陰陽師・安倍晴明役でユースケ・サンタマリアが出演する。
記者会見情報
吉高由里子が主演を務める、NHK大河ドラマ「光る君へ」の初回試写会と記者会見が行われ、吉高、共演の柄本佑、脚本の大石静氏が登壇した。「光る君へ」は、貴族文化が花開いた平安時代を舞台に、世界最古の女性文学と言われる「源氏物語」を生み出した紫式部(まひろ/吉高)の人生を描くもの。「緊張もするし、楽しみでもあるし、いろんな感情が入り交じっています」と放送を前にした心境を明かす吉高は「まひろという、後の紫式部がどんなふうに人と関わって『源氏物語』を作っていくのか、最終的にどうなっていくのかというのが、まだ私も分かっていませんので、48話という長い物語ですが、最後まで走り切ろうというのが目標です」と抱負を述べた。柄本は「ラブストーリーもそうですが、僕ら3兄弟、父親も入れて、血生臭い政権争いが行われたり、熾烈(しれつ)な部分があったりもするので、そんなところも今後楽しんでいただけたら」とアピールした。
あらためて主役を実感した“うれし恥ずかしタイトルバック”(吉高由里子/紫式部・まひろ)
第1話でお父さんとの亀裂が生まれてしまって、やっぱり許せない気持ちと、どうしようもない自分もいて。今撮影している部分では、そこから少し成長して、自分のこともお父さんのことも許せて、前進している最中です。そして、自分のことも理解し始めたんじゃないかなというところで、「私の使命は何なんだろう?」と模索しているところです。自分が触れてこなかった書道や琵琶、乗馬や舞と、人生の中で今が一番習い事をしています。月謝なしで(笑)。すべてが新鮮ですし、着物の着方とかもそうですし、成長していくにつれ、どんどん変わっていくので、「作る」というよりも「作られている」ような感じで、そこの世界に飛び込んでいる日々です。(妖艶な雰囲気のタイトルバックについては)映像監督が独特で面白い方で、「エクスタシー! エクスタシー! ベリーグー!」みたいにずっと言われる中で撮影しました(苦笑)。色鮮やかな平安っぽさがあって。私の顔はカットしてほしい、恥ずかしい部分があるんですが…。でも映像を見て、自分が出ているんだって、これから主役としてやるんだっていうのをあらためて実感した“うれし恥ずかしタイトルバック”という感じです。
道長直筆のものを見たことで、彼の人間性を感じることができました(柄本佑/藤原道長)
道長はのんびり屋さんだったり、第2・3話で出てくる時も上のお兄ちゃん2人が政治の方に向かっているので、僕の出る幕はないのかなと思いながら、三男坊らしく一歩引いて見ている。頭のよさもあったり。そんな彼が、あれよあれよという間に政治に関わって、偉くなっていき、本当の自分と家を守らなければいけないところとの、せめぎ合いみたいなことがあるのかなと考えています。今撮影しているところでは、だいぶ成長しています。徐々に自分の位も上がってきて、決して順風満帆ではありませんが、切磋琢磨(せっさたくま)しています。道長は直筆のものが残っていて、それを見たのは、道長役を演じる上でとてもよかったと思います。指先から伝わる人間性みたいなものが、頭の片隅に常にありますね。(妖艶な雰囲気のタイトルバックについては)今回は、割と色っぽさがあったり、ちょっとした血生臭さもあったり。完成した作品を何話か見ても、なかなか客観的に出演している実感がなかったのですが、このオープニングを見た時に「なるほど。こういう世界観なんだ」と具体的に理解できました。今までの大河にはないようなオープニングかなと思いました。
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